AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

ずる休み?

2012年05月28日 | 仕事
 
 虫取網を持っている末っ子の隣にいるのは、営業に来てくださったヘリグライドの目黒さんと、上を飛んでいるのは女性スタッフの小倉さん。



 末っ子が『気分が悪い、吐きそう』ということで学校を休んでしまいました。えーと、これは『自主休校』とでも申しましょうか…あるいは『サボタージュ』とでも表現しましょうか…つまり、解りやすくいうと『ずる休み』です。何となく学校に行きたくなかったんですかね。まあ、大人だって出社したくない日はあるし、子供ならなおさらそういう日もあるでしょうから、たまにはいいと思います、しょっちゅうじゃ困るけど。
 しかし、家にポツンと一人っきりにして置いていくのもナンダカだし、もう、しかたないから一緒にエリアに連れていくことにしました。連れて行くと、飛びに来た皆さんにご迷惑をかけるのが末っ子の性格では間違いないのですが、めったにないことなので許してもらおうという料簡です。末っ子は一緒に連れていってもらえると判ると急に元気になって、それなら私とタンデムで飛びたいとのこと。ウチの三人の子供のうち、長男と次男が初めてタンデムで飛んだのは小学生になってからですが、こやつだけは保育園の年中(5才?)で飛んでいるので、慣れているというか味をしめているというか。あんた、どこが『吐きそうだから学校やすむ』なんですか? 飛べるぐらい元気なら学校に行きなさいって… あー、もう、判ったから、時間があったらタンデムで飛んであげるから、とにかく仕事だエリアに行くぞ。

 高塚エリアに到着すると、昨日のように朝の10時から弱目ながら良さそうな南風が吹いており、本日も期待が持てそうな感じです。末っ子はすぐに飛びたいと言い出しましたが、お父さんにも都合があるのだ、ちょっと待て待てチョット待て。お客様が購入してくださった新しい機体が入荷したので、アンタとタンデムで飛ぶ前に、まずはその機体のチェックフライトをさせておくれ。
 チェックフライトを済ませ、弱めの風だったのでトップランディング。続けて目黒さんからお借りした試乗機で飛ぶつもりでしたが、末っ子が「まだか、まだか」とうるさいので、とりあえず静かにさせるためには飛ぶしかないと、試乗機で飛ぶのは後回しにしてタンデムでテイクオフ。飛んだら大人しくなってくれるかと思いきや、こんどは操縦をやらせろと言うのですが、ブレークコードに延長トグルをつけなかったので、物理的にどうにも8才児のリーチでは手がブレークまで届きません。手が届かなければどうしようもないので、さすがに納得してあきらめてくれました。そして、30分ぐらい飛んでいたらやっと満足したようなので海岸へランディング…やれやれ。

 本日は、ウチの子と同じ小学三年生の男の子を連れて来ていたかたがいて、ひょっとしてこの子もズル…いや、違いました、春の運動会が日曜日にあったので、その振替で休みになったんだそうです、失礼しました。その子のおかげで末っ子に遊び相手ができ、助かってしまいました。その二人の小学生と遊んでくれた、三ヶ日メンバーのお兄さんもありがとうございました。

 昨日、生徒に見せるビデオを撮影するために一緒に飛んだ小学校の先生から、私が高塚に到着した直後に、カメラが故障していたようで撮影に失敗していたという電話がありました。もうあまり時間がないので、できれば代わりに空撮してもらって、そのデータが欲しいというご要望です。あらま、それは大変、せっかく撮影を試みたのに。というわけで、先ほどのソロとタンデムの2回のフライトでもデジカメで動画を撮っておきましたが、少し尺が足らないように思えるし、それほど高度が獲れなかったのでイマイチの映像のような気がします。なので、豊川のAさんにも協力していただくことにして、私のカメラを使って撮影をお願い。
 最後に試乗機で飛んだ時は、他のカメラがないので、何も撮らないよりマシかと思って携帯電話の動画モードでも撮影。
 多分、店のパソコンにも過去に撮った、野外教育センターの動画や写真が保存してあるので、それも含めてたくさん先生にデータをお渡しすれば、編集作業をでナントカなると思います。先生は大変ですね。だってウチノ末っ子みたいな児童の面倒を見てくれるんですから、本当にありがたいことです。アホな子も見捨てないで、頑張って対応してやってください。


 動画 → やっぱり手振れしちゃう空撮