お客様から依頼されたブレークトグルを留めるマグネットボタンの修理をしようとしたら、たくさんあったと思っていたのにいつのまにか使い切ってしまって在庫ゼロ。とりあえず2セットだけあれば作業ができるので手芸用品店に買いに行くことにしましたが、近所にあった手芸用品店が店じまいしてしまったので、面倒だけど豊橋まで出かけなくてはいけません。
手芸用品店というのは、なんていうか、男が入っていくのにはとってもアウェイな雰囲気で抵抗があるところです。んー、店員さんもお客さんも、当たり前なのかもしれないけど女性ばっかりだな、恥ずかしいな、入りづらいなと、ドアの前で躊躇してしまいます。でも仕事に必要な物なんだし、速攻で買ってとっとと帰ろうと店内に入りましたが、やっぱり店員さんが不思議そうな顔で私をチラ見します。いえ、私はアウェイな場所に来て緊張のあまり挙動不審に見えるかもしれませんが、いちおう変態でもオカマでもありません、手芸が趣味でもありません、とにかくマグネットボタンが欲しいだけの一般小市民です。
しっかしまあ手芸用品店というのは、やたらに細かくてカラフルで、私には用途不明な物ばっかり陳列されていて、なんだか目がチカチカしてきちゃいます。店内を10分ほどウロウロしていても見つけられないので、恥ずかしながら店員さんにマグネットボタンのある場所を教えてもらいましたが、必要としていた直径18mmのシンプルな円形のマグネットが売り切れていてありません。なんかハート型のマグネットボタンがあるけど、機能上は問題なくてもさすがにこれを装着してはマズイですよね。
うう、せっかく豊橋まで来て勇気を振り絞って入ったのに入手できませんでした。少し時間がかかるけど、ネットで買うか機体の輸入元さんから買うことにします。