AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

日間賀島へ行ってきました

2010年08月27日 | 家庭
 夏休みの子どもサービスのため一昨日の水曜日から三日間もの超・長期休暇(?)をいただき、本日はその最終日となりました。子ども達は何回かプールへは行きましたが、この夏も海水浴はゼロ。というか、この頃の子ども達はプールの方が好きで、あまり海水浴へは行きたがりません。ひょっとして海は汚いと思っているのかも・・・。まあ、確かにこの辺の海水浴場もあまりキレイとは言い難いかもしれません。んじゃ、キレイそうな海へ行こうではないか、近隣でも島ならキレイかもしれないということで、行き先は渥美半島と知多半島の間の日間賀島に決定。なぜ篠島ではなく日間賀島なのかというと、私は一回だけ篠島には行ったことがあり、日間賀島はいまだ未踏の地(?)だからというだけの理由です。どうせなら初めてのところへ行ってみたいですもんね。
 車に乗って30分で伊良湖港に到着。ここから高速船で篠島を経由して日間賀島へという航路です。船が出るまで1時間ほどあったので岬の先端を散歩。
            
(↑この灯台のむこうが恋路が浜で、私たちがハングでビューホテルの下から飛んでいたときはランディングしていました。表浜一帯と同じく、恋路が浜も砂が減って浜がやせてきています)
                
(↑上空から見たから小さく感じたのかなと思ったら、近くで見ても小さなカワイイ灯台でした)
            
(↑長男はなんだか神島に行ってみたそうです。次男と三男は全く興味なく、懸命にカニを追っかけています)

 ずいぶん前にハングでビューホテルの下からテイクオフ、ソアリングしながら岬の先端まで移動してこの灯台を上空から見たことはあるのですが、このように徒歩で直接見に行くのは初めて。今ではこんなキレイな遊歩道ができて歩きやすくなっていました。目前には三島由紀夫の小説『潮騒』で有名な神島が見えます。距離的にみて神島は愛知県の領土であるはずだ!と私は思うのですが、なぜかやっぱり三重県なのですね。神島へもこの港から高速船が出ているので、いつか行ってみたいと思います。ただ、神島は観光地化されていないそうなので、ひょっとして子ども達が行って面白いところではないのかもしれません。それもあって、今回は神島を見送って日間賀島へ。
            
(↑このフェリーに乗ってまた鳥羽水族館にも行きたい。どんだけ水族館好きなんだ私)
            
(↑高速船というだけに見た目も速そうなデザイン)
            
(↑先端にはこの5機だけかと思っていたら、少し離れた場所にもまた新たに2機建っていましたし、反対運動で頓挫したかと思っていた福江のほうにもいつのまにか建てられており、渥美半島の風力発電機はまだまだ鋭意増設中のようです)

 港へ戻ると待ちかねた船が到着・・・と思ったら、廃止になるとか存続するとか話題になっている、以前に乗ったことがある鳥羽行きの伊勢湾フェリーでした。待て待て三男、走るな乗るな、ちょっと落ち着け、その船は行き先が違う、今日は鳥羽水族館に行くのではないのだよ。その後まもなくデザインがなかなかカッコイイ高速船が到着、いよいよ日間賀島へ向かって出発です。
 さらば、楽しく暮らすことができ住みなれた、風力発電機ばっかり立ってる我が渥美半島よ、残念ながらもう二度と再びこの地へ戻ってくることはあるまい・・・いやいや、明日からはまた仕事だってば、晩御飯までにはさっさと帰ってこないと。
            
(↑ ♪波をちゃぷちゃぷチャプチャプ掻き分けて、雲をすいすいスイスイ追い抜いて♪)

            
(↑まず篠島へ寄港)
            
(↑そして日間賀島へ。篠島とか日間賀島とか佐久島とか知多の先端とか、いろいろ陸地が見えてくるので地理がよく解らなくなります)

 篠島の手前で昔懐かしい『ひょっこりひょうたん島』の形をした無人島を通過。この画像を見て『おお、そのとおりだ、ひょうたん島だ!』と感じたあなたは50歳↑ですね、そうですね?
 伊良湖を出港してから20分で経由港の篠島へ到着。その後10分の合計約30分で日間賀島へ到着。距離が近いのか、高速船というだけに船足が速いのか、あっという間に到着です。某国の漁船に擬装した船は超高速らしいので、あれならもっと速く10分ぐらいで到着できちゃうのでしょうか。海上の眺めは美しくて飽きなくて申し分ないし、船内は冷房が効いていて快適だったので、できれば1時間ぐらい乗っていたかったなー。
            
(↑ほどよい水温で透明度もOK、来てよかったです。でも深いところへ行かないでってば)
            
(↑バビルの塔には超能力少年が住んでいるそうですが、このバブルの塔には誰が住んでいるのでしょうか?)

 2箇所ある海水浴場のうち、港のすぐ横もその1箇所だったので、さっそく子ども達は水着になって海へGO。近所の海にあまり入りたがらない子ども達も、透明度が高いからなのか抵抗なく遊んでいました。あ~、ヨカッタ。ここまで来てゴネられたらどうしようかと思っていたので。プールと違って少し遠くへ行けば足が届かなくて深くなるので、長男1・次男2・三男7の配分で注意し、溺れないように私も水に入って近くで監視。だから三男、無意味に深いところへ行くなってば。
 しかし、渥美半島→篠島→日間賀島→知多半島の距離は近いですね。目の前に知多半島の先端である師崎の、バブル期に頭がオカシクなってた人達が建てた悪名高き失敗リゾートマンション、その名も『チッタナポリ』が佇んでいます。いや、だから、チッタナポリって押してこられても、こちらとしてはどう反応してよいのやら・・・。命名からしてもう浮かれていて、あの頃のリゾート計画は怪しくてオカシかったんですね。建てれば売れる、資産価値も上がる!と誰しも舞い上がっていた時代だったのですかね~。
            
(↑チョッカイ出したくてウズウズしている三男と、警戒して腰が引けている(?)イルカさん)
            
 ここまで来て海水浴だけで終わらせるのってど~よ・・・と思っていたので、昨夜はいちおう事前にネットで日間賀島をチェックしておきました。すると海水浴場に隣接された囲いの中のイルカに触らせてもらえるイベントを発見。もちろん有料なのでオトウサンのサイフの中身はどんどん減っていき、かなりきわどく危機的・壊滅的な状況です。
 三男が突然イルカを殴ったりするんじゃないかと心配でしたが、トレーナーのお姉さんの指示に従ってなんとか友好的にコンタクトするのを見て安心。三男よ、イルカや鯨は優雅で美しくて賢くて、しかも食べれば栄養たっぷりでオイシイというパーフェクトな素晴らしい生き物なのだぞ。私は子どもの頃、テレビ番組の『わんぱくフリッパー』のファンだったので、当然ながらイルカが好きです。ひょうたん島に加えてフリッパーが解る人も年齢がかなり・・・。
            
(↑一瞬、なんかの作り物のオブジェかと思いました)
            

            
 初めて来た場所なので、せっかくだからと帰りの船が来るまで島内を少し散策。タコ漁が盛んな島なのだそうで、このようにハンガーのような姿で干物にされたタコが店の軒先にぶら下がっています。
 美しい海上には高速連絡船や漁船が走っており、天気に恵まれたので三重県の方の陸地も見ることができました。15時30分初の帰りの船に乗って16時に伊良湖岬に帰着。
             
(↑独特の威圧感を受けるのは私だけ?)
            
(↑近くにある通信棟らしき平屋と、この塔の1階は近所の農家さんが物置として利用しているようです)
             
(↑もちろん試しに押してみましたがビクともしません。また登りたかったな)

 まっすぐ家に帰ろうとしたら長男が、「そういえば前に、この近くの戦争の遺跡に来たよね」と言い出したので寄ってみることに。この建物はほんとに、怖いというか侘しいというか不気味というか、なんか独特の威圧感があるなあ。
 去年は階段で屋上まで登ることができた、この海軍の大砲試射のための観測施設ですが、二階に上がれないように木材で封鎖されていました。崩れかけている部分があって危険だからとか、イタズラする人がいるからとかいう理由なのでしょうか、もう自由に(無断で勝手にか?)登れないかと思うとちょっと残念。でもきっと、木材程度での封鎖では、入ってみたいマニアが来たら壊してでも登っていきそうな予感。
 は~・・・、少し疲れたけど、おかげさまで子ども達と楽しい一日をすごすことができました。さー、明日からまた頑張って仕事です。週間予報によると、まだまだ猛暑が続きそうなので、ほんとに暑さに負けないようにしないと。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。