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採択された請願

2010-02-23 06:49:00 | わが町安芸市・日々つれづれ・山日記
 安芸市議会で採択された 穴内保育所存続を求める請願書の全文をご紹介します。

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 請願第3号

                   平成21年11月26日
安芸市議会議長 小松 文人 様
 
                  穴内保育所の存続を求める会
                  代表者 氏名 有光忠昭

               紹介議員  竹内 忠吉
                       野川 勳
                       尾原 進一
                       川島 憲彦

       穴内保育所存続を求める請願書

 現在安芸市は、財政難を理由に公立保育所の民営化・小規模保育所の統廃合を進めています。その中で、平成19年度9月議会で穴内保育所統廃合議案が否決されたにもかかわらず、市長は保育所開所基準である20名の入所児童がいないとして平成22年度は穴内保育所を休所にするという方針を打ち出しました。
 穴内保育所保護者会では、22名の平成22年度入所申込書と平成23年度入所予定者名簿を提出し、穴内保育所の存続を求めています。しかし市長は、「継続して20名以上の入所児童がいれば休所しない」としながらも、平成21年度の入所児童が20名に満たなかったことを理由に、今後も20名以上の入所は見込めないとして、来年度の入所児童数の確認もせずに、一方的に休所を押し進めようとしています。
 穴内地区には安芸市の基幹産業であるハウス園芸を営む若者が大勢います。若者が穴内に定住し、安芸市の未来を担う子どもを育てながら安心して仕事をしていくために、穴内保育所は必要不可欠なものです。保育所がなくなり、子どもたちの笑い声が聞こえなくなれば、地域が衰退していくことは必至です。農業後継者の確保や少子化についての対策を講じることもなく、人口の減少した地域を切り捨てていく市の方針は納得できるものではありません。穴内保育所の存続問題は、穴内地区だけでなく、安芸市全体の問題なのです。
 つきましては、平成22年度以降も穴内保育所を存続していただけますよう、穴内地区住民595名を含む全5598名の署名を添えてお願い申し上げます。
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以上です。