土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

久しぶりのアカメ幼魚生息調査

2023-09-09 05:20:42 | アカメ調査室
 2023年9月6日、朝起きると昨夜の夢を思い出しました。
 昨年、ふと気になって覗いた河川の上流部の情景が夢に出ていたのです。目当ての水草はなかったのですが、他の水草がかなり豊かにしげっていたのです。
 台所でカミさんに、今日一緒に調査に行ってください。昨年、法事の帰りにいっしょに覗いた川だとお願いすると、苦笑いしながら付き合ってくれることになりました。
 高貴高齢者になりつつある私の体はよく知っているし、断っても一人で行くことは明らかなので仕方なかったのでしょう。
 川の中での作業とはいえ、炎天下の重労働なのです。私はやり始めるとやめられない止まらない人なので心配だったのでしょう。





 さて、結果はさんざんでした。
 押し網を使ったのですが、いかんせん古いもので、最初の一網で網の竿が折れました。
 折れた竿の先を持って操業したのですが、アカメはおろか他の魚も少なく、コトヒキが2尾、カワアナゴが2尾、タイリクバラタナゴ?数尾、ウナギ1尾、アミ類多数というものでした。
 アカメと一緒によく採集する生き物ですが、アミ以外は数が少ない。
 おまけにデジカメを落として行方不明になったのでした。首から下げたケースに入れていたのですが、採集物を写そうと手で探って気づきました。
 写していた画像が惜しい!

 この場所は諦めて1時間ほど移動して、別の場所へ。
 今度の場所は20年ほど前に何度も調査をしたことがある小さな支流です。豊かな生物相を育む良い川でした。しかし、一度もアカメを採集できませんでした。
 あまりの変わりように愕然としました。
 豊かに繁茂していた水草がほとんど消滅していたのです。
 下流から上流へと車で移動しながら川の中に水草を求めて探したのですがダメでした。
 橋の上から覗いていると、大きなコイが上流に向かってゆっくり泳ぎながら水底をつついています。その両脇にピッタリ寄り添うって2匹のコイ?が。しかし、ただ寄り添って泳いでいるだけ。あれ?ちょっとおかしい?コイとは違う。


 何となんと、私の観察眼はするどい!マルスズキです。
 おやまあ、こんなところであなたに会えるとは。
 翌日は体のあちこちの筋肉が痛い。こういうのを「年寄りの冷や水」というのかしらん。