2014/4/11 ミカン畑で剪定の仕事をしていました.
2年まえにどこからかやってきて,巣箱に入ったニホンミツバチが昨年分封し,それを箱に収めて2つの蜂群になっていました.
午後,弁当を食べて仕事にかかろうとしたときです.息子が「ミツバチがわかれゆう」というのです.見に行くと元の巣箱から飛び立った蜂群が大きな羽音を響かせて飛び交っています.

数分のうちに巣箱から30メートルほど離れた防風林の木の根元にまとまりはじめほとんど全てのハチが塊になりました.



私の軽トラには座席の下に,ネット付きの帽子など分封群の採集に必要などうぐは年中入っています.
そのうえ,昨年秋,死にそうになった,スズメバチのハチ毒によるアナフィラキシーを経験したので,対策として「エピペン」と呼ばれる緊急時に自分で注射する注射器も車につんでいます.それをポケットに入れて作業開始です.

防虫ネット帽子をかぶり,軍手をしてレジ袋で蜂球を掬い取り,昨年から置いてあった空の巣箱に運びました.
2回目に運んだ蜂群を巣箱に移していると,女王蜂をみつけました.
しめた.
女王蜂が入ってくれたら一安心です.

蜂群を掬って運ぶのは女王蜂が新しい巣箱にはいったのを確認して2回でやめました.まだたくさんの働きバチやオス蜂が残ってましたが,やがてこの新しい巣箱の女王蜂のもとに集まるはずです.
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