土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

キンラン

2010-05-11 07:01:00 | 生き物色々
 2010年4月29日



 昨年と同じ場所でキンランを見つけました。花は満開を過ぎていました。昨年は近くにもう1本あったのですが、今年は1本だけでした。また、昨年よりも草丈も少し低いように感じました。

 今年はもう一箇所、キンランが一株生えている場所を見つけました。この株のある所から1キロほど離れた所にありました。

タケノコ被害

2010-05-08 07:01:00 | 生き物色々
 2010年4月28日、山道を辿っていると孟宗竹のタケノコがたくさん被害にあっていました。被疑獣はイノシシです。

 孟宗竹はこの時期、ほとんどが地面から伸び上がって大きいものでは5メートルを越えています。これほど育つと下部はうんと硬くなるため、動物による食害はほとんどなくなります。しかし、いまだに土から顔をだしたばかりのものもあります。また、人の背丈ぐらいのものは、節の下部は柔らかくここや先端のやわらかい部分がイノシシに狙われます。







 よく、イノシシは地面の下に生え始めているタケノコしか食べないといわれますが、けっしてそんなことはありません。たしかにイノシシは同時期に各種の食べ物があると美味しいもの(だいたい人が食べても美味しいもの)から先に食べます。タケノコは地面の下にあるうちはエグ味も少なく柔らかいので伸び上がったものと地下にあるものが混在しているうちは、面倒でも土を掘って美味しいほうを食べます。

 秋、木の実、ドングリ類が落ちだすと、猪の一番に灰汁がほとんどないシイノミやクリを食べます。これらは生でヒトが食べても美味しいものです。

 猪は食べ物が少なく厳しい時期にはおよそ食べられるものなら何でも食べます。ヒトはとても食べることができないものでも利用します。

 こんなこともありました。サツマイモを栽培していて、ある年のこと、あまりにも雨が多くてほとんどの芋が畑のウネの地面の中で腐ってしまって収穫を放棄したことがあります。イノシシたちはその腐ったサツマイモを全て掘り返して食べてしまったのです。サツマイモの腐ったものを食べたことがあるヒトは少ないでしょう。私はあります。腐ったといっても半分くさっている芋がもったいないので、その部分を多めに取り除いて焼き芋にしたのです。しかし、きれいに見えた部位もたべてみると変な匂いと苦みが強くて食べることができませんでした。

 イノシシは美味しいものが簡単に手に入ることがなくなってくると、味は二の次、三の次で何でも栄養分として利用できるものは利用するようです。
 

アカメを釣ったぜよ

2010-05-06 08:50:00 | 続アカメ日記
 2010年5月5日、嬉しいメールをもらいました。

 アカメと自然を豊かにする会の会員、岡田さんからでした。今年最初のアカメ釣獲です。会員の森岡さんと釣行し、二人ともアカメを釣ったそうです。その2尾ともに標識をつけて放流しました。これで、私たちが標識放流した数の累計は115尾になります。

 
 画像:森岡さんが10.5.5釣ったアカメ

 すごいですね。

 標識放流というのはたいへん手間のかかるものです。サンプルのアカメを元気なまま標識をつけて放さないといけません。よほどの意識(覚悟)がないとできない仕事です。

 上杉事務局長が中心になって、岡田さんや森岡さんなど数名の方が標識をうつ道具を持って、いつでも標識がうてるように普段から準備しているのです。そして、自分が釣るだけではなく、会員や協力して下さる釣り人が釣ったアカメにも標識をうつ準備を普段からしてくれています。夜の夜中でも駆けつけて、こうした作業がやられてきました。

 こうした努力が、いまや100尾を越えるアカメへの標識放流となっています。

 
 
 画像:岡田さんが08.7.21に標識放流したアカメ