土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

第5回アカメ釣り大会

2013-07-16 07:30:00 | アカメ釣り大会
2013/7/13 日程を決めてしまうともう後はお天気まかせ。
「三度目の正直」とか、「二度あることは三度ある」とか。

 これまで2回も台風にふっとばされるともう天候ばかりが気になっていました。当日の朝、やれやれと一安心でした。

 アカメ釣り大会には、毎回県外からたくさんのアングラーが駆けつけてくれます。地元組より多い年もあるほどです。そうした遠征される方は、かなりまえから日程を組まなくてはなりません。休みをとって移動に2日費やす方もいます。経費もかかります。

 主催者側は先ず開催できるかどうか、始まると事故無く、楽しんでもらえるかなどと気を遣います。

 今回は、夜、雷が激しく鳴り出しました。絵に描いたような稲妻が地面に向かってバッと光ったりします。浦戸湾東部は小雨がぱらついたり、一時激しく降ったりしましたが、西部は全く雨が降らないというようなへんな天気でした。

 それでも、すぐに落ち着いて無事アカメ釣り大会を終えることができました。


 本部のテントを設営したところ

 今回も大成功だったと言えると思います。これから大会の模様を振り返りながら改善点や今後の課題なども見ていきたいと思います。

第5回アカメフォーラム

2013-07-15 15:39:00 | アカメ釣り大会
 2013/7/13 第5回アカメフォーラムを開催しました。

 会場の高知市立自由民権記念館は駐車場もあり会場のホールも立派で使いやすい施設です。ここのランチはとても人気があり、予約しないとなかなか食べることができません。安くてボリュームがあり、ドリンクとケーキがサービスです。私はご飯は大人の小を頼んだのですが、総量が多いため食べきれませんでした。


 今回のプログラムの表紙です。


 トップバッターは桂浜水族館の大町寿史さん。

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 大町さんと講演要旨をご紹介します。

公益社団法人 桂浜水族館 飼育課 課長 
平成8年入社。アカメ担当、故堀内さんにアカメ飼育を伝授してもらい日々勉強中。高知県が誇れるアカメをもっと沢山の県外の方にも見てもらいたいと現在、奔走中!!


演題:「アカメ展」実施について

大町寿史 (桂浜水族館)

 桂浜水族館では日本固有種であり、高知県を代表するアカメを飼育展示してきました。飼育個体の全てが釣りによる採集個体でありその迫力や魅力を県下の皆さまをはじめ多くの県外の方々にも十分伝える事が出来ていると思います。
 
 そこで新しい試みとして昨年、夏の企画展として「アカメ展」を開催致しました。

 幼魚観察会や里親制度など、一般の方に参加していただくイベントも行い大変好評を得ました。また、その中で反省点や改善点も見つかりましたので今回報告させて頂きます。
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 昨年、夏の「アカメ展」にはアカメと自然を豊かにする会もスタッフとして参加しました。本館の展示は最新の情報や充実した展示でとてもよかったとおもいます。大町さんはこうした展示を紹介しながら話しを進められました。



 幼魚観察会では新堀川で行ったのですが、高知市内のど真ん中、小さな堀川にアカメの幼魚やシオマネキ・トビハゼ(この2種は県条例の保護種に指定されていて観察のみ)たくさんの生きものが棲息していることに参加者のみなさん、びっくりされていました。
 たくさんの親子連れや学生、近所の方々が参加しマスコミの取材も賑やかでした。
 新堀川、浦戸湾のすごさを見直していただけたと思います。

 大町さんは「里親制度」についても、その成果や問題点を分かりやすく説明され、今後の課題もあきらかにされました。 

 参加していたルアーアングラーやルアー制作者にとっては「ごっくん生唾もの」の美味しい話しもきけました。参加者の特権なのでここでは詳しくはかけませんが。

 桂浜水族館には、釣り人から寄贈された巨大なアカメが群泳していますが、その摂餌行動のお話でした。餌の体高やサイズでその摂餌行動に違いが見られるというのです。

 タックルハウスの二宮正樹さんは毎回フォーラムに参加し、講演もしていただいていますが、今回の話しは大きな刺激になったことでしょう。特にK-TENブルーオーシャンの形状には確信を持たれたと思います。

 頭の中で、対大型アカメ専用ルアーの設計図がぱらりと開いたかもしれません。
 
 ただ、こんなマニアックなルアーは商売にはならないかもしれませんね。

 桂浜水族館の大町寿史さん、お疲れ様でした。

 ありがとうございました。

 

大会へのご参加を

2013-07-10 16:04:00 | アカメ釣り大会
    釣り人のみなさん・会員のみなさん
   アカメ釣り大会にこぞってご参加ください

   
             アカメと自然を豊かにする会 代表長野博光

 アカメと自然を豊かにする会が主催する「アカメ釣り大会」は、2007年8月に第一回大会を開いてから毎年(2011-12年は台風で中止)続けてきました。今年で7年目になります。

 第一回大会の前年、アカメ釣りという文化が、正当な理由も無く、懲役刑までふくむ法律(高知県条例)により禁じられようかという、驚くべき事態がもちあがりました。

 「豊にする会」はこうした流れへのレジスタンスの意味も含めて「アカメ釣り大会」を開いてきました。標識放流を続けてきました。

 大会も標識放流調査も大きな役割を果たしてきました。

 『多くの釣り人や研究者、心ある人々の取組みにより、アカメが高知県の保護種に指定されることは保留となり、現在、その実態調査が行なわれています。私たち、アカメと自然を豊かにする会は、その調査に全面的に協力し、釣り人のグループや個人にも呼びかけ、釣獲量や生息データ等を提供し、大きな成果をあげています。
 4回目となる今回の大会も、第一回目から一貫している、標識放流調査を目的として開かれます。そして、アカメと人々との大きなつながりを知っていただき、自然を豊かにすることこそが、日本の釣り文化を守り発展させるということをアピールしていきます。・・第四回大会よびかけより』


 2012年1月25日、アカメは保護種候補から除外されたことが高知県から公表されました。県はレッドリストのカテゴリも見直すことも公表しました。

 様々な取り組みで活動されたみなさん、おめでとうございます。

 これからもカテゴリの見直しに必要なアカメの生態を明らかにしていきましょう。
 そして、アカメと自然を豊かにするという目標をかかげてともにとりくんでいきましょう。

   第五回アカメ釣り大会へご参加ください。


募金ありがとうございました

2013-07-10 15:01:00 | アカメ釣り大会
 いつも、決まったように募金をしてくださっている。

 ホリウチヨシアキさん、 ホリウチハルミさん 今年もご協力ありがとうございました。

 HP「アカメの国」の「豊にする会」のページに募金をして下さった方を掲載させていただいています。ところが昨年の募金を掲載するのをうっかり忘れていました。役員が流用したり、使い込んだわけではありません。事務局長に確認してもらったところ2012年9月7日、ホリウチヨシアキさん、10000円、ホリウチハルミさん、5000円口座振り込みをしていただいておりました。HPにも後で記載しておきます。

 ありがとうございました。