公開当時、大変不評だった作品です。不評すぎて、なんだか見るのが怖かったけど、でもまぁ、良かったです。思ってたよりもずっと。
不評の根源であるラストは原作があっけないらしいのでそれは仕方ない。
原作H.G.ウェルズ著『宇宙戦争』は読んでないのですが、ジョン・クリストファー著『トリポッド』は読んでいて、こちらも1巻はとってもあっけないです。それにすごく似ています。
『トリポッド』は1巻で宇宙人に地球が侵略されてそれをなんとかするのかと思ったら、2巻はあっけなく侵略された100年後に時間が飛ぶのです。えぇっ!もっといろいろな方法を試して打ち勝たないの!?って。
それが私が今までに読んだ小説の展開にはない新しい感覚でした。(たくさん本を読んでいる人にはそんなことはないと思うのですが)
だから、この宇宙戦争もそういう意味ですんなり受け入れることができたし、侵略ってそういうことなんだよなって思いました。
相手の意図なんてどうでもいいんです。
なにがなんだか分からないうちに、地球は人類は追い込まれる。たぶんきっとそういうこと。
起承転結がしっかりしている映画に慣れすぎているのか、「転」と「結」があいまいだとと不安になるのか、そういうのがきっと不評の意味なんだろうなぁ。
***
トム君単体で見るなら、「コラテラル」よりずっと良かった。カッコよかったよ。
不評の根源であるラストは原作があっけないらしいのでそれは仕方ない。
原作H.G.ウェルズ著『宇宙戦争』は読んでないのですが、ジョン・クリストファー著『トリポッド』は読んでいて、こちらも1巻はとってもあっけないです。それにすごく似ています。
『トリポッド』は1巻で宇宙人に地球が侵略されてそれをなんとかするのかと思ったら、2巻はあっけなく侵略された100年後に時間が飛ぶのです。えぇっ!もっといろいろな方法を試して打ち勝たないの!?って。
それが私が今までに読んだ小説の展開にはない新しい感覚でした。(たくさん本を読んでいる人にはそんなことはないと思うのですが)
だから、この宇宙戦争もそういう意味ですんなり受け入れることができたし、侵略ってそういうことなんだよなって思いました。
相手の意図なんてどうでもいいんです。
なにがなんだか分からないうちに、地球は人類は追い込まれる。たぶんきっとそういうこと。
起承転結がしっかりしている映画に慣れすぎているのか、「転」と「結」があいまいだとと不安になるのか、そういうのがきっと不評の意味なんだろうなぁ。
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トム君単体で見るなら、「コラテラル」よりずっと良かった。カッコよかったよ。