7月25日(土)
今回はどうしても実父に会いたいので、夏の繁忙期だけれど、スケジュールを組んで沖縄に向かった。
さて。
夏の沖縄の最大の欠点が「台風」アイランドであるということ。
関東は快晴だし、iPhonのお天気予報も沖縄は「晴れ」。
だけれど、空港に向かう途中のモノレールで、沖縄の叔母から「台風で何便か欠航になってるけど~。akicocoたちが乗るのは大丈夫~?」とメールがあった。
え?
空はこんなに青いのに、風はこんなに暖かいのに~?(♪キテレツ大百科♪)
空港に到着すると、あたしたちが乗ろうとしている便、とその後の便が欠航決定となっていた。
長い人生で(笑)、ラッキーにもそんなことに遭遇したことがなかった。
が、今はいい時代だね、iPhonで「欠航」「どうする」みたいに検索したら、「落ち着け」「どうしても目的地に行きたいのなら空港へ行け」とあったのでとにかく従って、落ち着いて空港のカウンターに並んでみた。
「空港の長蛇のカウンターには並ぶな」「ツアー会社に電話しろ」という意見もあったけれど、結局、航空会社が座席を操れるので、列に並ばなくてはらちがあかないのである。
列に並びながら、ツアー会社にも電話してみた。
すぐに混雑状況を調べてくれたけれど、やはり最終的な判断は空港カウンターであるとのことだった。
40分くらい並んだかな?
とうとう順番が回ってきた。
「本日のお客様の便は欠航となりました。その後の便は飛行の予定はありますが、確実ではありません。また、本日夜20時までの便はすでに満席でして、今回の欠航で順番待ちをされている方が150人いらっしゃいます。」
とのインフォメーション。
先ほど、ツアー会社に電話した時は100人待ちだったから、その後50人も増えている。
午後3時以降の便が順調に飛んだとしても、あたしたちにバトンが回ってくるのは2日後のフライトらしい。
そうかー。
ちなみに、天候での航空便欠航の場合、誰の責任でもないので、ツアーキャンセルしても100%返金されるらしい。
だんなの人にツアー日変更できるか?と聞いたけれど、無理そうだな~と言うので「本日中にたどり着ける方法は?」と聞いてみた。
ちなみに、今回は台風の影響でフライトが欠航になったけれど、台風は一過性のものが多いので、その直撃の時間さえはずせば飛ぶ便は何度かあるようなのだ。(豪雪などで欠航の場合は、時間の見通しが立たないからツアーキャンセルしたほうがいいかもしれない…)
「羽田から(大阪)伊丹空港へ跳んでもらいまして、その後伊丹からバス移動、そして(大阪)関空から那覇空港へと言うルートでしたらご案内できます。」とのこと。
えっと…
「伊丹-関空のバス時間はどれくらいですか?」
「約1時間です。」
「バス代は今回のルート変更に含まれていますか?」
「申し訳ありませんが、航空路線のみの変更をこちらで負担となります。」
なるほどー。
でも、待っていても仕方がないので(2日後のフライトじゃ困る)レッツらゴー!
いざ!伊丹へ。
伊丹に到着して、荷物を一旦ピックアップして、関空行きのバスに乗る。
しかもラッキーなことに片道(大人)2,000円くらいするバス代が、キャンペーンで無料だったの。
そうだよなー。
そうじゃなきゃ、伊丹-関空ルート使う人なんていないよなー。
でも我が家で約5,000円くらいの負担がなくなったんだからとにかくラッキーだ。
順調に関空へ向かうリムジンバスに乗り込んだ。
所要時間は70分と言っていたかな?
バスに乗った時にはあまり気がつかなかったんだけれど、冷房の効きが悪い。
いや。悪いなんてもんじゃない、恐ろしく悪い。危機的状況(笑)。
でも、あたしは最近岩盤浴で鍛えているので、へっちゃらで、しかも「もしかしてあたしだけが暑い席なのかしら?」とヘラヘラしながら、寝ていた。
が。
途中で、運転手が「大変申し訳ありません。クーラーの効きが悪いのですが、ただいま本社に報告中でして・・・」ごにょごにょ。
ま。本社に報告したって、リモートコントロールでバスのクーラーが直るわけないし(笑)。
バスの運転手は、座席後方からの殺気を感じたのか(笑)、所要時間70分のところ50分足らずで到着。
着いたときには平謝り。
後方座席に座っていたおじさんは激怒していた。
あー。やっぱりバスの冷房壊れていたんですね~。
そんなハプニングもあり、この旅、なかなかおもしろいな、と思ってしまった。
関空に無事に到着し、荷物をもう一度預けて、少し時間があったので関空空港観光。
のんたんは空港が大好きなので楽しそうでした。
フードコートで「たこ昌」のたこ焼きを食したら、ジューシーでおいしかった!!!
大阪に来られてよかった(笑)。
そしてようやく、関空から飛び立ち20時に沖縄那覇空港に到着しました。
ツアー会社にも途中途中連絡を入れ、レンタカーやさんは20時クローズのところも待ってもらいました。(まぁ、同じように飛行機がたくさん遅れていたから、あたしたちみたいなツアー客でごった返していたんですけどね。)
21時には北谷のホテルに到着して、事前にチェックしていた居酒屋へゴー。
旅の始まりです。