あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

毒母ですが、なにか

2018年01月15日 | 

(Instagramと同じ内容です)

この本を何で知ったかは忘れちゃったのですが、図書館で予約してたら、忘れた頃に「貸出出来ますよ」メールが届きました。

のん太郎の中学受験のことを調べてた時に知ったんだろうか?

高校生で両親を亡くした容姿端麗、頭脳明晰なりつ子さんが自身のプライドを守るために悪戦苦闘する話。

悪戦苦闘と言うとなんだか美化してるけど、実際は人の心からたくさんの血が流れるホラー小説。(ブラックコメディらしいけど目を開けてられないシーンがたくさんあったよ)

りつ子さんが途中哀れにも思ったけれど、ブレないところは感心する。

でも、世の中って案外こんな風なのかもしれない。自分が正しいと思っていることを貫いている人はたくさんいるし(悪いわけじゃないよ)、「あの人話何にも分かってない!」と言ってる人ほど鈍感だったりする。(私も含め)

それにしてもりつ子さんも娘、星良さんもなんだかんだと頑張って自己実現している。その努力は事細かに描かれていないけど、私は「すごいよ君たち!」と素直に褒めてあげたい。(なかなか出来る事ではないよ)

あたしが何が言いたいかは、自分で書いててよく分からないけど(笑)。後々まで心のどこかに残るお話でした。