阪九フェリー「つくし」ドック入り＠神田造船

先月1月30日から呉市川尻町にある神田造船に阪九フェリー新門司～神戸航路に
就航させているカーフェリー「つくし」が入渠していました。
先日の2月1日の午前中、夜勤入りを利用して入渠中の姿を撮りに行ってきました。
生憎の曇り空が残念。

神田造船の沖合には3隻のフェリーなどが係留されていました。

オリエントフェリーの「UTOPIA」
この船は下関(山口県)～青島(中国)間で運航していましたが、
昨年12月26日の下関着をもって運航を休止しました。
売船されるのか？整備の為に神田造船に来てます。

2003年2月までマルエーフェリーの鹿児島～奄美～沖縄航路で活躍していた
初代フェリーあけぼのこと「OHAMANA（オハマナ）号」が停泊。
昨年10月23日に神田造船にやって来ましたが、現在も神田造船沖で係留中です。
ふくふく号さまからの情報で係留されている理由が判明。
新潟港とロシア極東を結ぶ日本海横断フェリーを計画していたようですが、
貨客船の購入をめぐり、売主の韓国企業と買い主の新潟県側で契約トラブルが発生。
計画が暗礁に乗り上げているようです。
詳しくは↓
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160203232714.html
当分、係留されたままは間違いなさそうです。

北方四島交流等事業使用船舶「えとぴりか」
「えとぴりか」も係留されて長いですね。

入渠中の阪九フェリー「つくし」

阪九フェリーのロゴ

ファンネル

撮影していると船体にオレンジ色の許可証らしきものが貼られてたので
良く見ると、北九州市と神戸市の産業廃棄物運搬船の許可証でした。
カーフェリーで産廃を運ぶこともあるんですね。

「つくし」の隣には新日本海フェリー「ゆうかり」もドック入りしていました。
「ゆうかり」は「つくし」と入れ替わるようにドック明けで
先日、神田造船を後にして運用に復帰しています。
阪九フェリー「つくし」も本日、ドック明けで新門司港に回航されたようです。

閑散期に入るこの時期にドック入りするフェリーが多いんですよね。
神田造船の他、広島県内の主要造船所にもフェリーがドック入りしているようです。

広島にやってきたハイブリッド機関車HD300

JR貨物では主に貨物駅での入換で使用されているDE10ディーゼル機関車の
老朽化の代替として、2010年（平成22年）からディーゼル発電機と
蓄電池（リチウムイオンバッテリー）の動力源とする2つの要素を
兼ね備えたハイブリット機関車が全国各地で配備されています。

1月14日に東芝府中事業所から出場し配属先の岡山機関区に配置され、
1月20日頃に広島機関区にやってきました。
今回やってきたのは20号機。


HD300-20
形はDE10に似た構造になってます。

ヘッドライトは前面の手すり部分に設置されてます。

車体側面にもHybridの文字

撮影時はまだ使用されていませんでしたが、
1月末に広島貨物ターミナル内で入れ替え作業に就いているのを確認しました。