あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

早いもので3週間が経過しました

2018年07月29日 | バスネタ
西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」から7月27日で3週間を
迎えました。
本日の台風12号では二次被害が心配されましたが。被害も無く
通り過ぎてくれました。
猛暑の中、被災地では行方不明者の捜索が行われており、
復興へ向けた作業も行なわれています。
各地から呉市内に向かう道路網は仮復旧とはいえ通行できていますが、
鉄道網は未だに不通区間が多く、山陽本線、呉線、芸備線、福塩線の
一部区間では鉄道代行バスが運行されています。

呉線は全線で運転を見合わせており、海田市~坂間が8月上旬、
坂~広間が11月中、広~三原間が来年1月中に運転再開が
予定されています。
災害後から運行されていた、呉~広島間の呉線災害時緊急輸送バスは
呉線鉄道代行バスに変更されて運行されています。
運行路線は広~広島直行便、呉~広島直行便、
呉~広島普通便(呉~水尻間各駅停車)坂・矢野~広島が運行されて
いましたが、広~呉間各駅停車便も加わり、
現在は5路線で運行されています。

広島駅新幹線口バスのりば
広~広島直行便、呉~広島直行便、呉~広島普通便(呉~水尻間各駅停車)
坂・矢野~広島とわかれ、各路線のバスに乗車する形が取られています。

呉~広島直行便は災害で通行止めが続いている
広島呉道路(クレアライン)の呉IC~天応西ICを緊急車両などと同様に
特例で通行しています。
天応西ICでは呉方面からは広島方面には下りれず、
広島方面から呉方面に向かうには行けないので向きを変えて通行してます。
(車内よりスマホで撮影)

大規模な土砂崩れで呉線と国道31号線が塞がれている水尻駅前では、
海水浴場の駐車場を舗装して「仮設道路」にして迂回。

復旧工事が行われている水尻駅付近の土砂崩れ現場

新幹線口では高速バスやリムジンバスおりばで下車

呉線は利用客も多く、バスでの輸送となれば、
大量の輸送力が必要となります。
広島県内の事業者だけでなく県外からの事業者も鉄道代行バスに
駆り出されています。

呉駅前は元そごう呉店前の17番のりばが鉄道代行バスのりば

広駅前はロータリー内のバス停が鉄道代行バスのりば
広~広島直行便は国道185号線~東広島呉自動車道、山陽道を
経由して運行されてます。

新広駅は広市民センターが鉄道代行バスのりば
広~呉間の鉄道代行バスみ停車します。
阿賀駅前は撮影に行けていませんが、阿賀駅前バス停が
鉄道代行バスのりばになってます。
広~呉間は広電バスの路線バスにも定期券、乗車券など見せれば
乗る事ができます。

呉市内では市民広場が鉄道代行バスの待機場所になっています。

鉄道代行バスに入っている事業者からいくつか紹介。

県内の事業者

中国ジェイアールバス

呉交通

大隅タクシー広島営業所

おのみちバス

フォーブル(旧第一タクシー)

君田交通

県外からの事業者からもいくつか

オートマイカーランド

明徳観光

ヤサカ観光バス

奈良交通

帝産観光バス
オリンピック特別仕様ナンバープレート装着

神姫観光バス

呉線鉄道代行バスは、国道31号線、国道185号線、広島呉道路、
東広島呉自動車道の渋滞で大幅に遅れて運行される事もあり、
さらに便数が少ないなど不満な声も多いですが、
鉄道代行バスが無いよりマシだと思います。
色々な県内外の貸切バスに乗れるは良いですが、複雑ですね。
代行バス運行に関わっているJR西日本、県内外のバス事業者の
皆様有難う御座います。

2週間が経過しました

2018年07月20日 | 船ネタ
早いもので西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」から
本日7月20日で2週間を迎えました。
被災地では行方不明者の捜索や自衛隊、住民、ボランティアなどにより
復興へ向けた作業も始まっています。
鉄道網も復旧時期が発表され、一部では復旧へ向けた作業も
始まっています。
呉線は全線で運転を見合わせており、住んでいる地域から会社まで
バスを乗り継いで2時間半です。通勤で疲れます。
物流面では災害後に比べて品数が増えてきています。

呉市や江田島市のほとんど断水が解除されましたが、
今回の豪雨災害では海上自衛隊、陸上自衛隊の入浴支援の他にも
入浴支援されていた国の機関等もあります。
国土交通省中部・中国地方整備局の取り組みとして中部地方整備局所属の
大型浚渫兼油回収船「清龍丸」が
呉港阿賀マリノポリス岸壁で被災地の皆さんへの入浴・洗濯支援を
実施しました。
私も1度だけですが、入浴・洗濯を利用させて貰いました。

大型浚渫兼油回収船「清龍丸」
丁度、干潮時だったため、いい状態では撮影できず。(スマホ画像)
大型浚渫兼油回収船は国内に3隻しかいないそうで、
残りの2隻は新潟と北九州にいます。
北九州は毎年、ジャパン・マリン・ユナイテッド呉事業所にドック入りする
ドラグサクション浚渫兼油回収船「海翔丸」です。

現在、「海翔丸」は今年もドック入りしています。

受付で順番札を貰い船内へ

船尾側にはヘリ甲板があります。

待たされていた船内では珍しく「支鋼切断斧」が展示されてました。

下船時に頂いた非常用備蓄水(長期保存できるミネラルウォーター)

国土交通省では入浴・洗濯支援の他に給水支援や
広島湾から三原沖にかけて確認された、流木などの漂流物を
海洋環境整備船「おんど2000」(中国地方整備局所属)
「クリーンはりま」(近畿地方整備局所属)、
「がんりゅう」(九州地方整備局所属)で回収作業を行っています。

海洋環境整備船「がんりゅう」(九州地方整備局所属)
先日、たまたま呉港内で作業している風景が撮影出来ました。

https://www.facebook.com/PHB.MLIT.Japan/
港湾局のFacebookに支援の模様が掲載されています。


海技教育機構 練習船「青雲丸」も川原石南ふ頭で入浴支援を
実施しました。
広島港1万トンバースに入港していましたが、予定を変更して
呉市へ支援に向かったようです。

こうした支援により、被災者も助かりました。
感謝しております。有難う御座いました。
被災地では色々な課題に直面して先が見えない状況が続いており、
被災者の皆様の気持ちを考えると何を言って良いかわかりません。
まだ道半ばではありますが、前を向いて進んで行くしかありませんね。

1週間が経過しました

2018年07月15日 | 海上自衛隊ネタ
早いもので西日本を中心に襲った「平成30年7月豪雨」から
7月13日で1週間が経過。

鉄道網の復旧は先になりますが、寸断されていた道路網は
各地で仮復旧とはいえ通行再開が開始され
滞っていた物流も徐々に回復してきているようです。
スーパーやコンビニで不足していた商品も入荷する量が増えてきてます。
ライフラインでは私が住んでいる呉市の一部の他に江田島市などでは
以前と断水が続いています。
呉市内で断水していた地域の一部では水が出始めました。
私が住んでいる地域でも本日午後から水が出るようになりました。
今までトイレ、風呂、洗濯には苦労していました。

断水で水が無い、お風呂が入れない呉市・江田島市民のために海上自衛隊呉地方隊が入浴・給水支援を行っています。
住んでいる地域のスーパー銭湯も休業していた為、私も2回利用させていただきました。
※今回はあくまでも水が出ないため、海上自衛隊の災害派遣による支援活動を
利用させて貰いましたのでカメラは持って行っていないので
スマホの画像です。

※呉市内の温泉施設などでも無料で入浴支援を行っている所もあるようです。
詳しくは呉市HPをご覧ください。

海上自衛隊の入浴支援では、最小限ではありますが、洗濯もできました。
洗濯物は溜まる一方なので利用させて貰いました。
水道が使えた呉市内中心部のコインランドリーは数時間待ちでどうにも
なりませんでした。

通常の日曜日の一般公開と違い、指定された艦船までバスでの
移動となりました。
待合所では主に子供向けの曲が多かったかな?呉音楽隊のミニ演奏も
ありましたよ。

海上自衛隊呉基地では係船掘地区で呉在籍艦による入浴支援及び洗濯支援と
給水支援、からす小島艦艇乗員待機所では女性のみの入浴・洗濯支援が
行なわれています。
私がお世話になったのは護衛艦「いなづま」、補給艦「とわだ」でした。
江田島市民は輸送艦「しもきた」にて入浴支援が行われました。
江田島市内から輸送艦「しもきた」まではLCACで送迎が行われました。


護衛艦「かが」の格納庫では休憩所も開設されていました。


1回目に訪れた際は呉市内では道路網は寸断されている所が多く、
物流が滞っていたため、輸送艦「しもきた」を使い、
広島港から呉基地までガソリンを搭載した
タンクローリーの輸送が行われました。
SNSを拝見すると自衛隊がタンクローリーを輸送した事やヘリコプターを使い、物資をコンビニに
搬送したことに対し批判している方もおられる様です。
特に今回は水と食料、ガソリンが手に入らない状態が続いていたのです。
全員が被災している訳でもなく、呉市民のほとんどが断水に苦労している位で
通常の生活ができ、欲しいものがあれば、買って通常の生活を取戻したい方が多かった。
このような輸送方法を思いつくとは思いませんでした。
私は今回の輸送方法については問題は無いと思っています。

いつも海上自衛隊呉基地には日曜日一般公開、イベントで訪れていますが、
今回の災害派遣で艦船のお風呂や洗濯を利用するというのは複雑でありました。

暑い中、災害派遣で対応されている隊員の皆さんは、
対応も親切で笑顔で対応して頂き、呉市民と江田島市民の頼みの綱でした!
ホント、呉基地の皆様には感謝です。ありがとうございました!!

それなのに一部の入浴者による苦情などもあると聞いています。
また、私が最初に訪れた際は入浴支援体験のマニアぽっい方も
「かが」の休憩所で休憩されてるのを見掛ました。
昨日も別の入浴支援を利用した際に同じ地域に住んでいる方から聞いた話では、
呉市民や江田島市民でない被災されていない方がニュースを見て
自慢する為に入浴に来ていた方と話をしたと聞いております。
被災者のフリをして入浴体験なんてもってのほかだと思います!
まだ入浴支援は続きますが、そのような方々はお断りですね!

徐々にではあるけど・・・

2018年07月11日 | ノンジャンル
「平成30年7月豪雨」と命名された西日本を中心にを襲った豪雨災害は
各地で被害が出ていますが、
私が住んでいる呉市でも各地で被害が出ています。
呉市の北西部の天応、東部地区の安浦町辺りでは
安否のわからない方が居られ、早く見つかってほしいと願うばかりです。
救助活動を行っている地元消防局、警察、他県からの緊急援助隊の
消防・警察・陸上自衛隊の皆様暑い中、ご苦労様です。

まだ交通機関も広電バスやJRバスの一部路線で運転見合わせ、
全線で運転を見合わせている呉線も復旧まで1ヵ月以上と
JR西日本から正式発表がありました。
道路網は寸断されている所が多く、物流が滞っていたため、
コンビニやガソリンスタンドは閉店している所もありました。
近所のコンビニも一時閉店してましたね。
寸断されていた道路網も東広島呉道路が昨日から
通行止めが解除されて通行可能になり、徐々に道路網が復旧しつつあり、
物流が徐々に回復してきてます。
スーパーやコンビニの商品の在庫も徐々に入荷しているようです。

先日、我が家も食料が不足していた為、某スーパーに開店前から
並びましたが、呉市民の皆さん殺気だってますね。
開店と同時にダッシュされててパン、水、弁当、惣菜など争奪戦。
商品の取り合いでキレる人も居たり・・・
私もオバサンパワーに負けました。そんなにヤケにならなくてもいいのでは?

ライフラインは電気は問題なく、携帯電話と光通信が一時、繋がらない時が
ありましたが、早くに復旧。
一番困ってるのが断水ですね。
給水所では長時間も待たされているようです。
うちは幸いにも近所の飲食店が井戸水を使っており、
それも検査を受けてOKも貰っている名水があり、
飲用は給水所に行かずにそちらで貰っています。
飲用は確保できていますが、トイレ用は親類宅にある飲めない井戸水貰ってるので
何とかなりますが、風呂が不自由ですね。
帰宅難民後からは風呂に入れておらず、井戸水で体を拭く程度でした。
昨日は海上自衛隊の入浴支援を利用させて貰いました。

それにしても飲用で貰っている近所の飲食店の井戸水ですが、
SNSなどの口コミで広まり、時間によっては長蛇の列が出来てました。
昨日、水を貰いに行った時に見掛けた光景ですが、
駐車場有るのに通行量の多い道路上にクルマを止めて
通行の妨げになる迷惑行為をする輩、
更に家族数人で大量に容器持ってきて水を持って帰る行為も見掛けました。
水が出ないので確保したい気持ちは分かりますが、井戸水の提供は
お店の方のご厚意ですし、暑い中、並んで待たれている方々にも
迷惑が掛かると思います。



呉市内の給水所には、呉市上下水道局の他、
陸上自衛隊災害派遣部隊による給水も行われています。
呉市内では陸上自衛隊中部方面隊第3師団第37普通科連隊信太山駐屯地の車両や
関東地方の部隊の車両も見掛けました。
他県の水道局の給水車の支援も始まったようで、熊本市や宮崎市など見掛ました。
ホント、陸上自衛隊や他県支援隊の皆様に感謝です。
ありがとうございます。
断水も13日に復旧するよう頑張っているようです。もう少しの辛抱か?

災害の度にある話ですが、今回も盗難や詐欺の話もあるようなので注意ですね。
デマ情報に惑わされず冷静な行動をしましょう!

豪雨災害後に川の氾濫やため池にひびが入り避難指示が出ている所もあり、
これ以上、被害が広がらない事を祈るばかりです。

記録的豪雨災害

2018年07月08日 | ノンジャンル
今日まで西日本を中心にを襲った豪雨では、各地で被害が発生
しております。
私が住んでいる呉市でも各地で被害が出ており、道路が寸断されていたり、
呉線も寸断され、路線バスも一部路線では運行できず。
陸の孤島状態。
昨日からは呉市内一部で断水で水が出ない状態となっています。

我が家や住んでいる地域は、幸いにも被害が出る事はありませんでしたが、
住んでいる地域の橋が流されたり、一部で浸水したりしています。

濁流となった広大川(7月7日:家族撮影)
夜は自宅からゴロゴロと音を立てて流れていたのが聞こえ
恐怖だったそうです。溢れるまで1m位だったとか?

私はこの豪雨災害で、初めて帰宅難民を体験。
7月6日は通常通りに勤務先に出勤しましたが、午後にはJRも止まり帰れなく
なり、ホテルやネットカフェも満室。
勤務先で寝る事も考えたのですが、寝れる環境が無く
幸いにも広島市内に仕事で出ていた同級生に送ってもらっていたのですが、
幹線道路も大渋滞!帰れないと判断。
帰宅難民になりましたが、そこで広島市内に住んでいる兄に連絡を取り、
兄夫婦宅に泊めて貰う事ができました。
翌日も通常通り、仕事でしたが、仕事終えて広島市内から
呉市内へ帰る手段は海路しかない為、宇品港から高速船を
使って呉に帰りました。
本日は休みを頂いて断水の為に水を貰いに行ったりしております。
水を貰いに行った後、流された橋を見に行ってきました。



広大川に架かる「真光寺橋」
今回の豪雨で流されました。
19年前に呉市や広島市で起きた6.29豪雨災害や4年前の豪雨災害では
流されませんでしたが、今回の豪雨で真ん中から折れ流されたようです。
2年前に架け替えられたのですが、170年前からある地元でも有名な木製の真光寺橋です。
子供の頃、この橋の下でよく遊んでましたね。
流されたのはホントショックです。


2年前に架け替えられた時の姿(家族撮影)7月9日追記
[[youtube:HcCRXD-eplw]]
住民が撮影した映像が動画が報道機関に投稿され、
取り上げられていましたね。




真光寺橋のひとつ下の大広橋には流された真光寺橋の残骸が
残されてました。
流された真光寺橋が当たった為か?大広橋の橋桁が折れてました。

大広橋は通行止め

今回の豪雨は19年前に呉市や広島市で起きた6.29豪雨災害や
4年前の豪雨災害を思い出してしまいました。

最後になりましたが、被害を受けられた方々に
お見舞い申し上げると共にお亡くなりになられた方々のご冥福を
お祈り申し上げます。

これ以上、被害が広がらない事を祈るばかりです。