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■ 郡山三穂田温泉 「郡山三穂田温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



<郡山三穂田温泉 「三穂田温泉」>
(福島県郡山市三穂田町駒屋四十坦原16-19、6:00~22:00、500円、024-954-2626)
オフィシャルHP
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (福島お宿情報 (福島県旅館ホテル生活衛生同業組合))

郡山市内にたくさんある民間温泉施設のひとつで、お湯のよさで知られるもの。
てっきり日帰り施設だと思っていましたが宿泊もできます。


【写真 上(左)】 看板-1
【写真 下(右)】 看板-2

場所は郡山市の西郊、郡山南ICから数kmの県道55郡山矢吹線沿い。
土曜の昼で建物前のPはほぼ満車。相当な人気施設のようです。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所

入ってすぐの休憩所は年輩客メインの地元客で大賑わい。
手前が男湯、おくが女湯、さらにおくに大理石風呂(別途料金2,000円/h)があります。
浴室はさほど広くないものの、浴槽はみかげ石枠タイル敷10人ほどのゆったりとしたもの。
窓の広いあかるい浴室で、窓の外には露天がつくれそうな前庭があります。
(後註:2009年6月、露天風呂が増設されています。)
また、温泉宅配もやっています。


【写真 上(左)】 浴槽-1
【写真 下(右)】 外は庭園

浴室に入ったとたん好ましげな湯の香につつまれ、期待が高まります。
カラン6位(たぶん源泉)、シャワーあり。シャンプー・ドライヤーなし。
浴場もイモ洗いと思いきや、ちょうど昼どきだったからか2-4人と空いていました。


【写真 上(左)】 浴槽-2
【写真 下(右)】 湯口

湯の花キャッチャー付の石の湯口から気泡で白濁したお湯を大量投入、槽内注排湯はなく全量をざんざこオーバーフローの文句なしのかけ流し。
お湯の鮮度感は抜群です。

適温~ややぬるのお湯は緑色がかって気泡がたくさん。こんなよさげな湯色は郡山といえどもなかなかお目にかかれません。


【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 湯づかい掲示

重曹芒硝金気味に微苦味を加えた複雑な味。甘イオウ臭+ミシン油臭の郡山臭(笑)に金気臭がまじる湯の香がすこぶるつよく、ひょっとして郡山一かも・・・。
とろみと指先の青白発光があり、硫酸塩もしっかり存在を主張しています。
つよいツルすべとアワつきのヌルの裏で硫酸塩泉系のきしきしが効いています。
特有のあと曳き感があってなかなか脱出できません。

鮮度感、湯の香、湯ざわり、どれをとっても一級品で、名湯ぞろいの郡山でも1.2を争うすばらしいお湯だと思います。

分析書は見あたりませんでした。(下記はHP掲載データ)
Na-塩化物・硫酸塩温泉 53℃、pH・湧出量不明(800掘削) <分析日不明> (源泉名:郡山三穂田温泉 2号源泉)

※ 脱衣所掲示にはアルカリ性単純温泉とあったので、2号泉は1号泉より成分濃度が高いと思われます。

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:なし 循環ろ過:なし 消毒:なし

■ブランドグルメ
〔 高旗ぶどう 〕
三穂田町の高旗ぶどう生産組合が運営する高旗ぶどう園では8月下旬から10月にかけてぶどう狩りが楽しめます、品種はデラウェア、キャンベル、ナイアガラ、スチューベン、巨峰など。ジンギスカン料理などの施設もあるので、ファミリーで楽しめそうです。

〔 2010/04/04UP (2009/03入湯) 〕


E140.18.14.650N37.20.58.770
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■ いわき 「鹿の湯鉱泉」 〔 Pick Up温泉 〕



<いわき「鹿の湯鉱泉」>
(福島県いわき市川部町大久保64、時間要問合せ(17時くらいまで)、500円、0246-65-0331
紹介ページ (Yahoo! 地域情報)
紹介ページ (旅館まっぷ)

いわき南部の秘湯です。
以前、川部鉱泉のあたりを走っていて偶然、看板をみつけたお湯です。
そのときも偵察かたがた突入しましたが、「まだお湯が溜まっていない」とのことで撤収。時間が合えば日帰り入浴OKと確認できたので、先日、いわきを攻めた際にリベンジ。
今回は事前TEL確認のうえ訪れたので、無事入湯。


【写真 上(左)】 左手にでてくる看板
【写真 下(右)】 宿の前の看板

勿来から塙町方面へ向かうR289で四時大橋を渡ってすぐの立体交差側道を左におりて、北側にすこし走ると左手に看板がでてくるので、そこを左折し、あとは道なり。
ほんとうになにもない山道で、この奥に湯場があるとは思えませんが、1kmほど走るとやや開けたところに「鹿の湯鉱泉」の看板がみえてきます。


【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 入浴だけなら500円

車もほとんどこないかくれ里のようなところで、なんということも風景ながらどこか好ましげなたたずまい。
お宿も民家風ながらよく手入れされて居ごこちよさげです。


【写真 上(左)】 女湯-1
【写真 下(右)】 女湯-2

廊下の奥、左手手前に男湯、右手奥に女湯。
脱衣所は狭く、浴室もこぢんまり。他人が2人入ったらちと窮屈かも・・・。
2人くらいのステン浴槽ひとつのシンプルな浴室で、水カラン(たぶん源泉)がふたつ。
アメニティ類なし。土曜15時で男女湯とも独占。


【写真 上(左)】 男湯-1
【写真 下(右)】 男湯-2

側面からの強力ジェット注入と側面吸湯の循環仕様でオーバーフローはありませんが、水&湯の混合栓カランはどちらもたぶん源泉で随時投入できます。

ほぼ適温のお湯は、うすく翠がかって茶色の沈殿物。
まったく旨味の感じられない味のうらで微苦味が効いている風変わりな味がします。
ほぼ無臭ながら、なんとなくふつうの泉質ではないような・・・。


【写真 上(左)】 湯口カラン
【写真 下(右)】 洗い場カラン

浴感は際だったものです。
強烈なヌルすべ湯で、ステン浴槽のなかでからだがつるつる滑ります。
ヌル(ツル)すべ湯はしこたま入っていますが、これほど強烈なのは、新潟、魚沼の大沢山温泉「幽谷荘」くらいしか記憶にありません。
「幽谷荘」はオイリーなツルすべが強いのに対し、こちらはヌルすべ一本勝負でこのすごさなので、よけいに感動的(笑)

濃度感はさしてないもののなぜかやたらにあたたまり、洗い場の源泉水カランを浴びるのが快感。
妙にあとを曳くお湯で、お湯の個性はレベルの高いいわきの鉱泉でも上位に入るものだと思います。
お宿の人のはなしによるとやはりpH=9.8の高アルカリ性泉とのこと。

このあたりで「鹿の湯」というと、北茨城の、湯の網温泉「鹿の湯松屋」が有名ですが、(「いわき 鹿の湯」で検索してもこっちの方がたくさんでてくる(笑))いわきの「鹿の湯」もなかなかどうしてあなどれないお湯でした。

※ 脱衣所掲示
鹿の湯鉱泉は明治初期、初代、高木初蔵が庭を眺めし折、足に矢傷を負った鹿が現れ、この水に足を浸して何日か過ぎ完治したのを見て、井戸を掘りこの水の柔かさ、つるつるした無色透明なものに驚き、明治23年に鉱泉浴場の許可を取得す。又、大正3年に分析の結果純アルカリの泉質とされる。(以下略)

〔 2009/12/01UP (2009/11入湯) 〕


E140.43.46.710N36.54.49.940
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■ 東北原温泉 〔 Pick Up温泉 〕



<東北原温泉> (福島県郡山市片平町庚坦原754-1、9:00~21:00(10~12月:~20:30、1~3月:~20:00)、400円(一浴90分)、024-951-9060)
紹介HP(「観探ナビ福島」(うつくしま観光プロモーション推進機構))

福島県郡山市は人口40万人を擁する東北有数の大都市ですが、市内各所に温泉が湧く温泉都市であることは意外に知られていません。
これまでに何回か遠征し、全貌が把握できてきたので、ぼちぼちレポしていきます。

第1弾は東北原温泉。
ここは小規模な温泉施設が多い郡山のなかでも、とりわけ地味な施設です。
みしゅらん特集にやませみさんのレポあり。

郡山市西郊の田んぼのなかにある日帰り温泉。
場所はわかりにくく、市街西側を東北自動車道に平行して南北に走る県道55号(新さくら通り)が中ノ平で東北道をくぐり500mほど先の5叉路を西側(斜め前方左手、畑の中にのびる細い道、たしか看板あったと思う)に入り、道なりに進んで水路に突きあたった左手あたり。
昼間ならなんとなくわかりますが、夜間ではじめてだったらほとんどお手上げかも。(→ここ


【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 脱衣所

こぢんまりとした施設ながら、食堂兼休憩所もあって、地元の人でけっこう賑わっていました。
ただ、鄙び&地元モード全開なので、この手の施設になれていない人はいささか入りにくいかもしれません。

廊下奥の右手に男湯。暗めで狭い浴室に鉄平石貼4人の渋い浴槽ひとつとシンプル。
カラン4(たぶん源泉)、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。日曜10時で2~3人。

岩の湯口から42℃程度のお湯を大量投入で、全量をオーバーフローする豪快なかけ流し。
みな静かにお湯を楽しんでいて、静かな浴室にざあざあとお湯がかけ流されていく音だけが響いています。


【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 男湯の湯口

きもち翠がかったお湯にはこまかな気泡が舞っていて鮮度感抜群。よわいアワつきも・・・。
よわい重曹味に渋柿のようなしぶ味&エグ味が加わる独特な味。
臭いはよわく、わずかにやわらかな湯の香を感じる程度。

重曹系のツルとアルカリ泉系のヌルに明瞭なとろみが加わるすこぶる入りごこちのいいお湯で、カラダの力がすっと抜けていくような感じ。ぬるめなので長湯もOK。
ただ、アルカリ強めのためか浴後やや肌がパサつきます。

このお湯の個性ともいえるとろみは質のよい重曹泉によくあるたぐいのもの。
郡山のお湯は硫酸塩と食塩と重曹がバランスしているものが多いですが、このお湯はとくに重曹気が強くでているもの。
郡山湯巡りには外せない一湯かと思います。

なお、やませみさんのレポによると、女湯はさらに豪快なかけ流しらしいですが、鄙び湯苦手の連れは車で待っていたので詳細不明。

単純温泉 41.5℃、pH=8.61、湧出量不明、成分総計=0.9702g/kg、Na^+=277.3mg/kg、F^-=8.0、Cl^-=98.4、SO_4^2-=133.3、HCO_3^-=387.7、陽イオン計=287.6、陰イオン計=642.1、メタほう酸=22.0 <H7.2.8分析> (源泉名:東北原温泉)

※ 「郡山日帰り温泉」(ケイシイシイ(株))によると、「元々は農業を営むご主人が畑をボーリングしたところ温泉が湧き出て、昭和60年に営業を始めた。」とのこと。

〔 2009年3月30日レポ( 2006年12月入湯) 〕
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デザイン変更

gooブログのスペック変更でフォントが小さくなってしまったので、
デザインを変えてみました。
当面は春バージョンでいきます。
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● 全リスト (INDEX) リニューアル続報

全リスト (INDEX)をリニューアル中です。

温泉施設名をひとつにまとめ、コメントをつけました。
いまのところ完了したのは、

東京都
■ 千葉県
 1.千葉北部
 2.千葉南部
■ 埼玉県
 1.東部
 2.中部
 3.秩父
■ 群馬県
 1.吾妻 (草津・万座・六合・嬬恋)
 2.吾妻
   2.1.伊香保温泉 (→ 別リスト)
   2.2.四万温泉 (→ 別リスト)
 3.北毛・新治
 4.尾瀬・赤城
   4.1.老神温泉 (→ 別リスト)
   4.2.赤城温泉 (→ 別リスト)
 5.西毛
 6.平野部・東毛


サイトの県別INDEXは廃止し、今後は以下のリスト(INDEX)になります。

全リスト (INDEX)
新設温泉リスト-1 (東京、神奈川、千葉、埼玉)
新設温泉リスト-2 (群馬、栃木、茨城、山梨、その他)

残りのエリアは近々リニューアルし、その後、神奈川、静岡、長野、新潟、福島を随時新規UPの予定です。
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● 全リスト (INDEX) リニューアル

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温泉施設名をひとつにまとめ、コメントをつけました。
いまのところ完了したのは、

東京都
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 1.千葉北部
 2.千葉南部
■ 埼玉県
 1.東部
 2.中部
 3.秩父


サイトの県別INDEXは廃止し、今後は以下のリスト(INDEX)になります。

全リスト (INDEX)
新設温泉リスト-1 (東京、神奈川、千葉、埼玉)
新設温泉リスト-2 (群馬、栃木、茨城、山梨、その他)

残りのエリアは近々リニューアルし、その後、神奈川、静岡、長野、新潟、福島を随時新規UPの予定です。
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テスト

テストだよ~ん。



もう1発!

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全リスト(栃木-2)(栃木-3)の追加

さらに、全リスト、栃木-2(那須・塩原)、栃木-3(北東部・南部)を追加しました。↓

Coming Soon! ばっかりじゃな(笑)
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全リスト(栃木-1)の追加

全リスト、栃木-1(北西部)を追加します。↓
本編から成分スペックを入れます。

また、源泉かけ流し、ないしはそれに近い湯づかいの浴槽があると思われる施設は、末尾に◆マークをつけました。
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県別リスト (埼玉)

つづいて埼玉の県別全リストをつくってみました。

埼玉-1 (東部)編

埼玉-2 (中部)編

埼玉-3 (秩父)編
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県別全リストをつくってみました

とりあえずレポの県別全リストをつくってみました。
まったくの独断にもとづく、「おすすめ&かなりいいマーク」を付けました。

まずは、

群馬-1 (吾妻)編

群馬-2 (北毛・赤城)編

群馬-3 (西毛)編

群馬-4 (平野部・東毛)編

です。
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