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■ KOKIAの名バラード

4年半ぶりのリニューアルです。

KOKIAの歌は、応援ソングぽく聴こえるけど本質はおそらく違う。
人間のよわさをとことん突き詰めて、そこから生まれ出るものを唱っている。
こころで聴く音楽。

社会の閉塞感がますます強まってきて、最近こういうコンセプトの曲がようやく増えてきた感じもする。
時代の先を行きすぎたか・・・。

KOKIAのデビューは日本が本格的に凋落をはじめる1998年(平成10年)。
センシティブなKOKIAの感性ははやくから日本の行く末を感じとっていて、いまになって社会の凋落や荒廃を現実として受け止めはじめた人々がこれに追いついてきた、という構図ではないか。

■ KOKIA / essence -25th Anniversary All Time Best- トレーラー

『essence』 -25th Anniversary All Time Best- [Limited Edition]
2024/11/20 On Sale。

■ KOKIA - 人間ってそんなものね

完璧な理想になりたかったの?
誰かを真似てただけでしょう?
どんな飛び方だってよかったのよ

↑ はっとするような冷徹で辛辣なワードが散りばられめていたりする。

■ KOKIA - 愛のメロディー (Music Video)


■ KOKIA - Moment(今を生きる)



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2020/08/30 UP

個人的にこのアーティストも欠かせないのでつくってみました。
コメントは追って入れます。
まだまだいい曲があるので追加するかもしれません。

これだけの曲をつくりだしているのに、どうして日本でのチャートアクションは地味なんだろう??

KOKIAの歌は、他人が歌うとまったく別のものになってしまう。
音楽で人を救うことができる希有のアーティスト。


01.本当の音 (LIVE 2014 / kokia's 2014 spring concert)
〔 From 『moment』(2011)〕

何もかもが飾り立てられ 本当の姿を失ってしまった
私の棲む世界は このままじゃ
あまりにも 悲しすぎる

↑ 2011年にKOKIAが描いたこの景色は、2025年のいま、さらにはっきりと浮き彫りになっている。

02.A GIFT (KOKIA CONCERT TOUR 2010)
〔 From 『trip trip』(2002)〕


03.0からの始まり
〔Single『Memorial days』c/w(2012)〕

もうこれ以上 頑張らなくていいと
誰かに言ってほしかったの
優しい言葉に
寄りかかりたかった

↑ 「自分らしく」「頑張る」などという安易安直な表現は、KOKIAの歌にはでてこない。

04.夢の途中 (KOKIA 15th anniversary concert)
〔 From 『Where to go my love?』(2013)〕


05.大事なものは目蓋の裏 (KOKIA 10周年Live)
〔 From 『Remember me』(2003)〕


06.Into the Light - 光の中
〔 From 『KOKIA outwork collection pieces』(2011)〕


07.祈りにも似た美しい世界 (Live in Paris 2007)
〔 From 『aigakikoeru』(2007)〕


08.大丈夫 だいじょうぶ (The 5th season concert)
〔 From 『moment』(2011)〕


09.I believe ~海の底から~ (KOKIA Live in Paris 2007)
〔 From 『Remember me』(2003)〕


10.infinity (The 5th season concert)
〔From 『AKIKO∞KOKIA 〜balance〜』(2009)〕


11.Current
〔 From 『trip trip』(中国盤のみ収録)(2002)〕


12.孤独な生きもの (KOKIA CONCERT TOUR 2010)
〔From 『REAL WORLD』(2010)〕

恐怖や孤独は 私を 支え続けたずっと ずっと ずっと


今井美樹Vers.杏里Vers.もあります。
よろしければどーぞ
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■ 『東都歳時記』の霊場札所 ~江戸の庶民が巡った霊場~

昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」、なかなかよかったですね。
脚本も出演者の演技力も映像や音楽のうつくしさもハイレベルだったと思います。
戦国時代が舞台でなくても、優れた作品がつくれるいい事例になったのでは。

今年のNHK大河ドラマは「べらぼう」。
主人公は東洲斎写楽、喜多川歌麿らを世に送り出した江戸の版元・蔦屋重三郎(寛延三年(1750年)- 寛政九年(1797年)/俗称:蔦重)です。

蔦重は新吉原で産まれたともいい、下町をメインに活動し、江戸中期の町人文化とふかくかかわっていました。

生年は寛延三年(1750年)ですから、江戸の風物をとりまとめた『江戸砂子』(享保十七年(1732年)刊)や『続江戸砂子』(享保二十年(1735年)刊)などはすでに世に出ています。

『江戸砂子』には江戸のいくつかの霊場が記され、江戸の弘法大師霊場・御府内八十八箇所は宝暦五年(1755年)頃の開創、江戸六地蔵は宝永年間(1704-1711年)の建立と伝わるので、すでにこの頃から江戸の庶民は御府内外の霊場を巡っていたとみられます。

これは、天保九年(1838年)刊の『東都歳事記 巻之4冬之部』の巻末附録(→こちら)に多くの霊場札所が収録されていることからも裏付けられます。

そこで、今年は『東都歳事記』に載っている霊場をメインに追ってみたいと思います。
(廃れてしまった霊場も少なくないですが、できる限り追ってみます。)

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まずは、「べらぼう」に関連する人物ゆかりの寺社の御朱印・御首題をざっとご紹介してみます。

たいとう文化マルシェの蔦重ゆかりの地紹介記事
台東区資料(PDF)

■ 吉原神社の御朱印
 

■ 正法寺(蔦重の菩提寺/台東区東浅草)の御首題


■ 専光寺(喜多川歌麿の墓所/世田谷区北烏山)の御朱印


■ 浅草寺(山東京伝机塚の碑/台東区浅草)の御朱印


■ 本念寺(大田南畝(蜀山人)の墓所/文京区白山)の御首題


■ 深光寺(滝沢(曲亭)馬琴の墓所/文京区小日向)の御朱印


■ 誓教寺(葛飾北斎の墓所/台東区元浅草)の御朱印


■ 榧寺(石川雅望の墓所/台東区蔵前)の御朱印
 

■ 霊巌寺(松平定信公の墓所/江東区白河)の御朱印
 


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■ 江戸六地蔵の御朱印

■ 谷中の御朱印・御首題


【 BGM 】
■ 【SorAZ】君の知らない物語 / AZKi ときのそら【歌ってみた】


■ ClariS『White Love』リリック Music Video (Illustration: たん旦)


■ さよならメモリーズ / supercell 【Covered by Hanon×Kotoha】
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