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■ 国母駅前温泉 「健康ハウス」 〔 Pick Up温泉 〕



<国母駅前温泉 「健康ハウス」>
(山梨県中巨摩郡昭和町西条251、10:00~24:00、原則無休、550円/3h、055-275-7132)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)

JR身延線国母駅のそば、甲府盆地のモール泉群のまっただ中にある日帰り温泉。
R20バイパス国母立体から国母工業団地方面に南下して約1㎞のファミリーマート手前。

以前は昼間料金1,700円と高価だったようですが、料金改定して入りやすくなっています。
ここは、大相撲巡業の折りに力士たちが入浴するそう。
年季入り気味の建物、屋根のうえの錆び入ったネオン看板がそこはかとなくB級感をただよわせていますが、B級温泉のメッカのこのあたりではまったく問題なし(^^;)


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 エントランス

名物はローマ風円形風呂。でも3度入っていずれもローマじゃない方だったので、男女固定制でローマは女湯FIXなのかも・・・。
さして明るくはないですが、天井が高いので熱湯を大量かけ流ししているわりにこもりもなくて快適。
さして広くはないものの浴槽の構成に変化があって、温泉の醍醐味が味わえるいい浴場です。(露天はないですが・・・)


【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 女湯入口

浴室は、時計回りにリラックスバス(5-6人/高温)、超音波バス(6-7人/適温)、バイブラバス(7-8人、ジェット&ジャグジー付/ぬるめ)に別室のラドン浴槽(3-4人/高温)、水風呂(やや冷たい)、サウナ(TV付、人気)と多彩で浴槽はすべてみかげ石枠タイル貼。
水風呂は無色透明無味無臭ながらあたりがやわらかく、たぶん井水かと・・・。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 浴室

カラン8はたぶん温泉。シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
かけ湯は源泉と水のダブルで水はほてったカラダを流すのに優。
あふれる冷水のなかに無造作にペットボトルが放り込まれているのも、”常連さんのお湯”って感じでいいですね。
サウナと水風呂と湯口そばが人気なのは常連さんが多い証。
ここはサウナと水風呂は人気ですが、源泉湯口は何ヶ所もあるので余裕でGetできます。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 ラドン浴槽

広~い休憩所など館内施設も充実。この陣容で550円は確かにハイコストパフォーマンス。
土曜17時で20人以上と盛況(2002/12)、日曜昼過ぎでやっぱり盛況(2005/07)と人気のようですが、2010/03の日曜13時に行ったときは4~8人とそこそこ空いていました。
銭湯的につかわれているらしく、お客はほとんど地元風。世間話がはずんでいます。


【写真 上(左)】 リラックスバスの怒濤の湯口
【写真 下(右)】 ラドン浴槽の湯口

すべての浴槽で金属パイプ状の蛇口から熱湯の投入は迫力もの。
あふれたお湯の排湯が追いつかず内床は川状態。
自家源泉653L/minの湯量はダテではありません。
浴槽により投入量が違うので、ほぼ投入量によって湯温の調整をしているようです。


【写真 上(左)】 水風呂もザコザコ
【写真 下(右)】 超音波バスの湯色

すべての浴槽でザンザコのオーバーフローがありますが、バイブラ < 超音波 < ラドン < リラックスの順で量が多くなり、鮮度感も上がっていきます。
いち推しのリラックスバスの投入量はハンパではなく(50 L/min以上あると思う)、浴槽内でお湯が流れている感じ。
この湯量はかけ流し王国、甲府盆地でも屈指でしょう。

お湯は、きもち赤味がかった黄金色の綺麗な湯色で湯中にこまかな気泡が舞っていて、甲府モール泉お約束のアワつきも当然のようにあります。
アワつきの量は↑の鮮度感に比例しますが、ラドン槽はややすくなめ。
以前は茶褐色の腐葉土状浮遊物がかなりただよっていましたが、2010年ではほとんどありませんでした。

金気味+弱重曹味であんずのような甘くフルーティなモール臭+金気臭+僅微イオウ臭?は典型的な甲府モール泉。
リラックスバスではかなりのアワつきがあり、アワつきのヌル+重曹系のツルすべのすべすべ湯。
すこぶる温まり感のつよいお湯は、黄金甲府昭和に似ていて、浴後に重曹泉ならではの爽快感もでます。


【写真 上(左)】 完璧な湯づかい表示
【写真 下(右)】 夜の外観

湯質だけでみると甲府エリアでは中の上くらいのお湯ですが、なんといっても圧倒的な源泉投入量と居ごこちのいい浴場がポイント。
ほんとにこのエリアの温泉群おそるべし!

分析書掲示は以前はありませんでしたが、H14.5に再分析され、いまは掲示されています。
ずいぶんと情報開示が進んでいて、湯づかい情報もばっちり。

アルカリ性単純温泉(Na-HCO3型) 43.5℃、pH=7.5、653L/min動力揚湯、成分総計=1.019g/kg、溶存物質=0.757g/kg Na^+=131.2mg/kg (71.82mval%)、Fe^2+=0.2、Cl^-=28.4 (10.40)、HCO_3^-=418.5 (89.21)、陽イオン計=173.1 (7.95mval)、陰イオン計=448.2 (7.69mval)、メタけい酸=133.9、遊離炭酸=262.3 <H14.5.16分析> (源泉名:国母駅前温泉 健康ハウス)

<分析書非掲示時の表示>
45.9℃、pH=7.51、アルカリ泉、地下900mより自噴

<温泉利用掲示>
リラックス 加水:なし 加温:なし 循環:なし 消毒:なし
超音波   加水:なし 加温:あり 循環:なし 消毒:なし
バイブラ  加水:なし 加温:あり 循環:なし 消毒:なし
ラドン   加水:なし 加温:なし 循環:なし 消毒:なし

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 昭和町のイチゴ 〕
果物王国、山梨では当然イチゴもつくられています。
とくに笛吹川沿いの甲府市小曲地区に農園が集中していますが、そこからほど近い昭和町もイチゴが特産とされ、「昭和のいちごさん」というキャラクターもいます。
昭和町の「いちご園みない」では、章姫、紅ほっぺ、とちおとめ、さちのか、アスカルビーなどの品種を栽培しています。

〔 2010/07/19UP (2010/03入湯)/2005/07入湯・UP/2003/01/12UP (2002/12入湯) 〕

E138.33.11.076N35.37.41.698
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■ 越後俵山(二ツ屋)温泉 「心の宿 やすらぎ」 〔 Pick Up温泉 〕



<越後俵山(二ツ屋)温泉 「心の宿 やすらぎ」>
(新潟県十日町市六箇二ツ屋(市戊332-1?)、9:00~21:00(時間確認要)、300円、025-757-1547)
オフィシャルHP
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (新潟の温泉宿(求人ジャーナル社))
紹介ページ (宿ぷらざ)

越後、魚沼丘陵にある湯宿のひとつ。
塩沢から栃窪峠を越えて十日町へ抜ける県道82十日町塩沢線からのアプローチ。確か県道からすぐだと思いましたが記憶が定かではありません。
この県道は八箇トンネルで魚沼丘陵を抜ける幹線道路R253とほぼ並行しているので、通行量がすくなく、わたしもこのときはじめて走りました。

緑色のアクセントが印象的ながっしりとした建物。
このあたりは雪国、越後でもとくに雪深いところで、平年でもかるく2-3mは積もるので、このくらいがっしりとした建物じゃないと持たないのだと思います。

「積雪量が一メートル以上、中には三~四メートル以上に達する豪雪地帯に多数の人口が居住していることは、大変驚異的な事実である。他の先進国だったら住む人がいない深雪地帯にまで、人びとが入りこみ、きびしい自然と闘いながら、生活を営んでいるのである。」(「雪国文化誌」市川健夫著)とあるように、このあたりは世界でも有数の豪雪地。
わたしはこのところ冬の華北(北京や山東省)に何度か行っていますが、寒さはきびしいものの雪はたいしてありません。
まして、華中、華南ともなると雪はとてもめずらしいものとなります。(ちなみに温泉もすくない。)

”観光立国”を標榜し、とくにアジアからの集客に力を入れるなら、温泉&雪&(グルメ)という切り口をもっと堀り下げてもいいかも・・・。> 観光庁さん(^^)

閑話休題。
ここは、越後俵山温泉とも二ツ屋温泉ともいわれていますが、二ツ屋温泉は、ここと「じょんのびの宿 鷹の湯」を指し、越後俵山温泉というとここだけを指すようなので、地元では「越後俵山温泉=やすらぎ」、「二ツ屋温泉= 鷹の湯」と区別されているのかも?
ちなみに「新潟県内日帰り温泉おすすめ情報」さんによると、このふたつのお宿は同じ源泉使用とのことです。

”越後俵山温泉”、”二ツ屋温泉”でググってもオフィシャルHPがでてきません。
で、てっきりオフィシャルHPはないと思ったのですが、”二千年蓮”でググったらトップにでてきました。
ここは、温泉よりも、すくそばにある弁天池に咲く”二千年蓮”で有名な宿なのでした。
これは千葉県の遺跡で発見され、移植された貴重なものだそうで、ハスの果実と幼芽を何年も眠らせて作ったハス酒が宿の名物です。


【写真 上(左)】 残雪の魚沼丘陵
【写真 下(右)】 浴槽

玄関左手のおくが浴場、手前が男湯、おくが女湯です。
やや暗めでこもり気味の浴室に、石枠石タイル貼4-5人の内湯ひとつとシンプル。
石の湯口からの投入でオーバーフローはなく、底面からのよわい吸湯か自然流下。
べつに冷たい源泉がでるカランがあり随時投入可。

カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤー?。
日曜15時でオフ会のわれわれだけで独占。


【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 源泉カラン

かなり熱めのお湯は、わずかに懸濁してこまかなうす茶の浮遊物がただよいます。
源泉カランは明瞭な重曹味とよわいたまご味。はっきりとした甘イオウ臭がありますが、湯面では感じられませんでした。
pH=9.0、CO_3^2-=31.5mg/kgのスペックほどではないですが、そこそこのヌル(ツル)すべがあって、浴後は肌すべすべになる美人の湯。
お湯のイメージは以前レポした塩ノ又温泉にちかいものがありますが、ややうすめかな。

お宿の人のはなしによると、泉源は魚沼スカイラインの方から4kmほど引湯している。
玄関には泉源の写真があつて、白い湯の花が大量に発生していました。

単純硫黄冷鉱泉(Na-HCO3・(CO3)型) 20.0℃、pH=9.0、382L/min掘削自噴、成分総計=307.2mg/kg、Na^+=71.9mg/kg (85.29mval%)、Ca^2+=6.0、Cl^-=21.7 (16.35)、チオ硫酸イオン=2.8、HS^-=1.0、SO_4^2-=13.0 (7.24)、HCO_3^-=104.3 (45.84)、CO_3^2-=31.5 (28.15)、陽イオン計=85.7 (3.67mval)、陰イオン計=174.6 (3.73mval)、メタけい酸=45.8、硫化水素=0.01 <H16.10.5分析> (源泉名:越後俵山温泉)
※ 総硫黄=3.8mg/kg

■ブランドグルメ
〔 魚沼のふのり蕎麦 〕
魚沼は米だけでなく蕎麦の美味しいところとしても知られています。
魚沼の蕎麦はいわゆる「へぎそば」のなかでも「ふのり(布海苔)蕎麦」といわれるもので、つなぎに布海苔(ふのり)という海草をつかいます。
魚沼の特産品「小千谷縮」を織り上げるときに糊付けにつかう布海苔を、そばのつなぎにもつかうようになったという謂われをもちます。
ちなみに「へぎそば」の「へぎ」とは蕎麦を盛りつける木箱のことで、「へぎそば」=「ふのり蕎麦」とは限りません。
魚沼エリアの蕎麦屋でふつうに食べられます。

〔 2010/07/11UP (2005/05入湯) 〕


E138.46.49.171N37.4.3.982
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■ 喜連川温泉 「さくら市第一温泉浴場 もとゆ」 〔 Pick Up温泉 〕



<喜連川温泉 「さくら市第一温泉浴場 もとゆ」>
(栃木県さくら市(旧 喜連川町)喜連川6620-1、7:00~21:00、第1月休、300円/1h、028-686-3284)
紹介ページ (喜連川温泉公式サイト)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (温泉みしゅらん)

以前の「喜連川町第一温泉浴場もとゆ」が市町村合併で「さくら市第一温泉浴場もとゆ」となっています。

それにしても「さくら市」とはなんちゅうネーミングじゃ。
さくら市は2005年3月28日、旧氏家町と旧喜連川町が合併して誕生。
氏家町は、下野の名族、宇都宮氏の流れを汲む氏家氏にゆかりがあって、奥州街道の宿場町として名を馳せ、明治期から東北本線「氏家」駅を擁し、R4(陸羽街道)とR293(旧陸羽街道)を分ける交通の要衝。
かたや喜連川町は、小弓公方系足利氏の後裔、足利国朝が秀吉からこの地を扶持され、喜連川氏を名乗ったその城下町。(喜連川氏は足利将軍家の名跡を嗣ぐため、小藩ながらじつに十万石格を許され、江戸城内での殿席が徳川御三家に次いだこともあったという。)
また、奥州街道の宿場町でもありました。

双方ともに引くに引けない由緒・来歴をもつため、のっぴきならない事態となり、結局、毒にも薬にもならない「さくら市」などという保育園だか、幼稚園だかわからないような名前に落ちついてしまったのでは?(Wikipediaによると名づけ親はほんとうに小学生らしい。たしかに桜の名所ではあるのだが・・・、桜の名所は全国どこにでもある。)
こういうのは、”瑞祥地名”というそうですが、関東では群馬の「みどり市」(笠懸町、大間々町、勢多郡東村が合併)とならぶ没個性な市名のような・・・。

前置きがながくなりました。
ここは1981年に湧出した喜連川温泉で最初に建てられた本家筋にあたる温泉施設。
当初は「喜連川町第1温泉浴場」と呼ばれていましたが、いまは建て替えて「もとゆ」と呼ばれています。

ここは4回ほど入っていますが、なぜかエアポケット的にわかりにくく、行くたびに迷います(^^;)
で、場所は↓を参照ください。


【写真 上(左)】 荒川のそばにあります
【写真 下(右)】 泉源施設?

三角屋根の立派な建物。そぐそばには泉源施設らしきもの。
館内はいかにもセンター系で、よくいえばあかるく清潔、わるくいうと無機質で風情なし。
地元のコミュニティー施設的につかわれているらしく、けっこうお客がいます。

広い窓のあかるい浴場に主浴槽(みかげ石枠タイル貼、ジャグジー付、12人以上)と円形浴槽(同5-6人)、扉の外に岩組み青鉄平石敷10人以上のゆったりとした露天。
カラン8(うちセパ式2)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜16時で10人以上とけっこうな盛況。

主浴槽は石の湯口から投入、槽内注湯不明で底面吸湯、オーバーフローなしの循環仕様。
円形浴槽は側面注入で底面吸湯。
露天は黒褐色に色づいた岩組みの湯口から投入で端のパイプからの上面排湯。
湯温は主浴槽、円形浴槽でぬるめ、露天はやや熱。

主浴槽は黄色がかった透明で味不明、頭が痛くなるほどの強烈な薬品臭があって濃度感はうすいもの。
もともと力のある源泉なのでそれなりの浴感はあるものの、とても感心できるお湯ではありません。
露天は黄褐色ほぼ透明で弱塩味に薬品臭まじりのタール系アブラ臭。
主浴槽よりだいぶんまともで濃度感もそこそこあるものの、喜連川のお湯のなかでは下から数えた方がはやいです。


【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 露天の湯色

さて、問題の円形浴槽です。
ここは以前3回ほど入っていて、円形浴槽のお湯が突出してよかった記憶があるので、今回もこれを目当てにいきました。
でも、お湯は主浴槽とほとんど変わらないもの・・・。
ありゃりゃ、どうしちゃったのかな??

ここは、喜連川1号・3号混合泉をつかっています。
たしかに第二浴場(露天)(2号泉)や、早乙女(自家)よりはきもちインパクトに欠けるものの、おなじ源泉をつかう「喜連川城」では、かなりのお湯が楽しめます。
ということは、やはり源泉の資質ではなく湯づかいの問題が大きいかと・・・。

それにしても、名湯、喜連川の「もとゆ」を名乗るにしてはあまりにふがいないお湯。
名湯だらけのこのエリアで利用者が納得しているのでしょうか?
それとも、このときだけたまたま調子が悪かったのか?

最近、源泉槽ができた(復活した?)という情報もあるので、折りをみて再攻撃してみたいと思います。

含硫黄-Na-塩化物温泉 48.6℃、365.0L/min掘削揚湯、pH=7.8、成分総計=6.960g/kg、Na^+=2417.4mg/kg (93.92mval%)、Ca^2+=112.2、Cl^-=3733.6 (93.53)、HS^-=2.2、SO_4^2-=115.4、HCO_3^-=286.4、メタけい酸=120.3、メタほう酸=70.5、硫化水素=0.4 <H7.9.18分析> (源泉名:喜連川温泉1号、3号混合泉)

<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:あり 循環ろ過:あり 塩素系薬剤使用:あり

■ブランドグルメ
〔 道の駅きつれがわ(鱒屋)のたい焼き 〕
「道の駅きつれがわ」内にある「ふるさと直売所 鱒屋」の名物たい焼き。
食べたことはないですが、「しっぽまであんがたっぷりつまったボリューム満点のたいやき! 休日には待ち時間も覚悟してください。」とのこと。
ちなみに氏家にも「石田屋」という有名なたい焼き屋さんがあります。
(さくら市HPなどを参考。)

〔 2010/07/11UP (2006/03入湯) 〕


E140.1.24.240N36.42.50.338
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