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■ 湯の澤鉱泉 「湯の澤鉱泉」 〔 Pick Up温泉 〕



湯の澤鉱泉 「湯の澤鉱泉」
住 所 :茨城県常陸大宮市(旧 那珂郡山方町)山方4849
電 話 :0295-57-3794
時 間 :10:00~16:00(12:30~13:00清掃時間) / 月休?
料 金 :700円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)

「天保年間よりこんこんと湧き出し、昔から湯に入れば病はたちまち全快し、『医者いらず』の名湯として伝えられて」きたという奥久慈のいで湯、湯の澤鉱泉。
ここより南の城里町(旧 桂村)にも湯ノ沢鉱泉(桂村老人福祉センター)というのがあるので紛らわしいですが、日本秘湯を守る会会員宿のこちらの方が知られています。
ちなみに、ここは茨城県唯一の日本秘湯を守る会会員宿です。(茨城はさりげに本来の意味での”秘湯”が多いので、もっとあってもいいような気もしますが・・・。)


【写真 上(左)】 国道の看板
【写真 下(右)】 枝道左折の看板

常磐道那珂ICからR118を常陸大宮方面へ向かい、山方トンネルの手前交差点を左折してしばらく走った左側の看板を枝道に入ります。
「この先に温泉なんてあるのか?」といった雰囲気の山道ですが、しばらく走るとどんづまりに予想外に立派なお宿がでてきてびっくり。


【写真 上(左)】 入口の看板
【写真 下(右)】 玄関

まったくの山中の一軒宿で、↓の由来書きにあるようにたしかに温泉の湧出するところに宿を構えた感じです。


【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 こんなストーブも

玄関入ってすぐの帳場で受付。左手が休憩所兼食堂、右手が浴場です。
入館したときはちょうど12:30~13:00の清掃時間がはじまる前だったので、ここで昼食をとりました。
メニュー豊富でにぎわっていて、蕎麦はかなりのレベルだったと思います。
ちなみにこのあたりは、蕎麦の美味しいところとして有名です。


【写真 上(左)】 メニュー
【写真 下(右)】 キャラクター?

近年リニューアルされたらしく、全体に綺麗、宿の方の応対も親切で居ごこちがよさそう。


【写真 上(左)】 浴室入口
【写真 下(右)】 浴場裏手

浴室は手前の檜風呂とおくの岩風呂のふたつで、たぶん男女交替制かと思います。
この日の男湯は岩風呂でした。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 日本秘湯を守る会の宿です

二面採光の落ちついた浴室、がっしりとした木組みの高天井で湯気の抜けよく雰囲気もあります。
カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜13時で一瞬独占~8人とけっこうな盛況。


【写真 上(左)】 岩風呂-1
【写真 下(右)】 風格ある天井

石組み鉄平石敷10人ほどの浴槽ひとつとシンプル。
手前の石づくりのかけ湯槽から浴槽に投入し、切欠からの上面排湯。
槽内注排湯は不明ですが、かけ湯のお湯はおそらく加温源泉でお湯のコンディションは悪くなかったと思います。


【写真 上(左)】 かけ湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口

適温~ややぬるのお湯は、うすく青味がかって懸濁し、うす茶の浮遊物がただよい、湯中の指先が青白く発光しています。
わずかに鉱物っぽい味。饐えたような独特な臭いはクセがありますが悪くないです。
きしきしによわいとろみをまじえたやさしい湯ざわり。


【写真 上(左)】 岩風呂-2
【写真 下(右)】 岩風呂の湯色

濃度感はさほどなく、熱湯でもないのに、かなりつよい温まり感があり、これがこのお湯の個性かと・・・。
スペックだけみるとなんということもないお湯ですが、内湯だけでこれだけお客を引っ張れるのですから、やはりお湯そのものに力があるのでしょう。
イメージ的にもなんとなく効きそうなお湯で、固定ファンがつきそう。
じっさい、横川(折橋)の「巴屋旅館」同様、県内中心に固定客がついているようです。

ロビーにおいてある水差しの水はやたらに美味しく、これは井水とのこと。
いろいろなところに気配りされていて、一生懸命営業努力している感じに好感がもてました。
ゆったりのんびりヒーリングモードあふれるお湯で、なかなかのおすすめです。

規定泉(重炭酸そうだ)(Na-HCO3型) 14.5℃、pH=8.4、24.38L/min、成分総計=501.8mg/kg
Na^+=130.0mg/kg (97.45mval%)、Cl^-=3.120、SO_4^2-=18.11 (6.50)、HCO_3^-=314.9 (88.96)、CO_3^2-=4.650、陽イオン計=134.1 (5.800mval)、陰イオン計=341.7 (5.800mval)、メタけい酸=26.0 <H33.11.30分析> (源泉名:湯の沢鉱泉 夫婦石湯)

※ HPでは、「泉質 重炭酸ソーダ泉(重曹泉)」となっていますが、分析書データからすると正確には「温泉法第二条別表に規定する『炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)(重炭酸そうだ)』の項で温泉法上の温泉に該当する」 いわゆる”規定泉”で、”重曹泉”ではありません。

〔 リーフレット掲載の由来書 〕
此の一郷は湯の沢と呼稱す。蓋夏日炎天に水面白性の湯華を浮出し、冬日は水烟昇って氷結無く水底暗黒色を呈し硫気鼻を衝く、之に浴すればまた病治る故に右へより戸々以って湯業を営むなり。
天保十三年神を奉ずるの地に相撲あり、本村の人五十嵐春昌の次男東之進、太鼓を負い櫓上に登樓の途、誤って墜落し打身症を患い、百万医療中或る夜、夢に赤白二神温湯の湧くを指して曰く、汝此の湯に浴せば必ずや全快すべし。驚き夢覚め則ち湯に浴する数日忽ち全快し丐んぬ。此に於て意を決し、世上の患者を救済せんと欲す。
時に年嘉永七年六月十五日湯業を再興し夫婦石湯と稱す。遠近の患者親しく之に浴し百病は癒え名声遠國に伝達す。

■ブランドグルメ
〔 山方の舟納豆 〕
納豆といえば水戸ですが、山方にも名物「舟納豆」があります。
納豆を舟形の松の経木(木を紙のようにうすく削ったもの)で包んでいるのでこの名があります。
奥久慈産の小粒大豆をつかい、昔ながらの製法でつくられる「舟納豆」は味のよさに定評があります。
また、メーカーの丸真食品(株)では、”豆腐の味噌漬け”ともいえるめずらしい「豆華」も製造販売しています。
(「丸真食品(株)」HPなどを参考。)

〔 2010/09/10UP (2008/11入湯) 〕


E140.22.41.980N36.37.22.470
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■ 湯津上温泉 「やすらぎの湯」 〔 Pick Up温泉 〕



湯津上温泉 「やすらぎの湯」
住 所 :栃木県大田原市(旧 那須郡湯津上村)湯津上5-776
電 話 :0287-98-2141
時 間 :10:00~21:00 / 月休
料 金 :400円(18時~ 300円)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (ぐるなび)
紹介ページ (るるぶ.com)

日光男体山、高原山、那須連邦の山々の見晴らしがいい「湯けむりふれあいの丘」にある、旧湯津上村開設のセンター系施設。
「湯けむりふれあいの丘」はかつて村営牧場で、そのうち6万1千㎡を転用して昭和62年温泉掘削を開始、翌年3月に温泉が湧出し「やすらぎの湯」がオープンしました。
もともとは旧湯津上村の村営施設(正式名:湯津上村健康センター)でしたが、市町村合併にともない大田原市に移管、現在は大田原市管理公社の所轄になっています。

外観はこぢんまりしていますが館内は意外に広く、男女別のメイン浴場と混浴or男女時間交替制の大露天風呂があります。


【写真 上(左)】 湯けむりふれあいの丘
【写真 下(右)】 大露天風呂の入口

<大露天風呂> (18時まで?、冬期閉鎖?)
メイン浴場からはすこし離れたところにあって、ハダカ移動不可です。
行ったときは混浴でしたが、最新のHPによると「男女入替あり」とあるので交替制になったのかもしれません。
石枠石敷10人以上のゆったりとした浴槽は東屋付。
黄土色に変色した石造りの大きな天狗のお面の湯口から熱湯を10~20L/minほど投入でオーバーフロー。
カラン2、シャワーあり、土曜16時で3~5人。


【写真 上(左)】 大露天風呂
【写真 下(右)】 大露天風呂の湯口

うぐいす色で透明度70cmほどのにごり湯は、茶色の浮遊物を浮かべ、よわい湯の香に弱塩味+微金気だし味+α。
硫酸塩泉系のつよめのきしきしで肌に染み入るような入り応えのあるお湯です。
なんとなく正苦味泉的な硬質感と力感を感じ、おだやかで個性のつかみにくいお湯が多いこのエリアでは屈指の個性的な湯質だと思います。

<メイン浴場>
男女別のメイン浴場は、内湯(赤みかげ石枠鉄平石貼10人位、ジャグジー付)と露天(岩枠石敷7-8人、屋根付)。
内湯は石の湯口からの投入+ジャグジー注入でオーバーフロー。槽内排湯は不明。
露天は岩の湯口から滝状に熱湯投入で、これは感じからして源泉かも。ほかに大量の底面注入があって排湯溝への上面排湯。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり、土曜16時で2~5人。


【写真 上(左)】 メイン浴場の内湯
【写真 下(右)】 メイン浴場の露天

内湯と露天のお湯は大差なく、きもち緑がかった透明で中程度のカルキ臭。
大露天風呂をうすめたような感じのお湯で、若干ツルすべがつよめです。
悪くはないですが、大露天風呂に入ったあとではどうしても精彩を欠くのはいたしかたないところか。

予想外にインパクトのあるお湯にびっくりでしたが、かけ流し浴槽が入浴条件に制約のある大露天風呂だけなのは残念。
メイン浴場にもかけ流し浴槽があれば、お楽しみが増えると思います。

Na-硫酸塩・塩化物温泉 48.4℃、pH=7.6、46.7L/min掘削揚湯、成分総計=3.141g/kg
Na^+=883.9mg/kg (84.12mval%)、Mg^2+=8.3、Ca^2+=124.1 (13.55)、Fe^2+=0.3、F^-=4.9、Cl^-=563.6 (34.20)、HS^-=0.2、SO_4^2-=1358.3 (60.85)、HCO_3^-=124.3 (4.38)、陽イオン計=1030.9 (45.70mval)、陰イオン計=2051.4 (46.48mval)、メタけい酸=42.8、メタほう酸=10.3、硫化水素=0.1 <H10.12.4分析> (源泉名:村有湯津上1号)

<温泉利用掲示>
〔大露天風呂〕
加水:気温が高いときあり 加温:なし 循環ろ過装置使用:なし 塩素系薬剤使用:なし
〔メイン浴場〕
加水:気温が高いときあり 加温:なし 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

■ブランドグルメ
〔 (湯けむりふれあいの丘 レストラン牧場内)牧場アイス工房の手作りジェラート 〕
ブランド化されているかはわかりませんが、このとき食べてやたらに美味しかったのでご紹介。
「新鮮な地元産生乳を使用した手作りジェラート」だそうです。

〔 2010/09/10UP (2005/09入湯) 〕


E140.6.25.690N36.49.10.510
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