関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 猿ヶ京温泉 「高原ハウス」 〔 Pick Up温泉 〕
猿ヶ京温泉 「高原ハウス」
住 所 :群馬県利根郡みなかみ町相俣243-5 (旧 利根郡新治村)
電 話 :0278-66-0090
時 間 :要事前確認
料 金 :500円
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (みなかみ町観光協会のブログ)
猿ヶ京温泉街からすこし外れたところにある湯宿。
体育館があるので、おもにスポーツ合宿や林間学校につかわれているようです。
1度目は林間学校でお子さま占拠で断念。
2度目は団体客が入ってお湯を抜いてしまったとのことでロスト。
3度目のトライでようやく入湯。
ちなみに、ここは1日限定20食の自家製蕎麦が絶品らしく、蕎麦処には「真心庵」という名前がついています。(タイミングが合わず食べたことなし。相当人気があるらしい。)
【写真 上(左)】 看板
【写真 下(右)】 干し柿
場所はコープシャトウの先、国道から北東にすこし入った左手。看板がでているのですぐにわかります。
奥鬼怒川俣の「きぬ姫」、福島矢吹の「いやさか」、塩原の「河童」など、飲食処のお湯はたいてい空いていてお湯がいいですが、ここもそう。
【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 女湯入口
廊下のおくに男女別の浴場。手前が女湯、おくが男湯で脱衣所、浴室ともにこぢんまり。
総タイル貼りのなかなかに渋い浴室です。
【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 男湯
タイル貼4-5人の浴槽で石膏の析出のでた岩の湯口から投入し、槽内注排湯なしのザンザコオーバーフローはおそらくかけ流し。
【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 女湯の湯口
カラン2(温泉では?)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
土曜11時で男女湯とも独占でした。
きれいに澄み切ったお湯は絶妙の湯温で白い浮遊物がただよい、湯中の指先が青白く発光しています。
石膏味臭に芒硝気がまじり、きしきし+ヌルすべの湯ざわりが楽しめるしっかりとした硫酸塩泉です。
適度なとろみもあってやさしい入りごこちのお湯で、とにかく鮮度感が高いのできもちがいいです。
【写真 上(左)】 男湯の湯口
【写真 下(右)】 カランも温泉?
猿ヶ京は老舗の湯宿がつかう「共有泉湯島(共同)」源泉と(旧)村有1号泉、2号泉が主力源泉で、ここは1号泉と2号泉の混合泉をつかっています。
なお、猿ヶ京温泉の分析書によく「(有)赤谷湖遊船源泉」というのが載っていますが、これは旧新治村の第三セクターの源泉管理会社(合併後みなかみ町に移管)で町営源泉(2号泉?)を指すと思われます。
また、2号泉の所在は相俣1644-1なので、ここは猿ヶ京温泉街より泉源に近いのでは?
こぢんまりとした浴場も好ましげだしお湯もいいので、蕎麦と合わせて攻めてみるのも一興かと・・・。
〔 源泉名:猿ヶ京温泉1号井戸・猿ヶ京温泉2号井戸の混合泉 〕
Ca・Na-硫酸塩・塩化物温泉 53.8℃、pH=7.9、湧出量測定せず(掘削揚湯)、成分総計=1.474g/kg
Na^+=220.8mg/kg (47.13mval%)、Ca^2+=197.2 (48.31)、F^-=2.0、Cl^-=281.7 (38.70)、Br^-=1.6、SO_4^2-=522.5 (52.97)、HCO_3^-=95.8 (7.64)、陽イオン計=444.1 (20.37mval)、陰イオン計=903.9 (20.54mval)、メタけい酸=85.6、メタほう酸=36.5 <H19.9.27分析>
<温泉利用掲示>
加水:してません 加温:してません 循環:してません 殺菌処理方法:なし
〔 脱衣所掲示 〕
100%天然掛け流し温泉
掛け流しの温泉です。ゆっくりつかって下さい。
〔 2010/12/05UP (2008/11入湯) 〕
E138.54.0.100N36.42.50.980
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■ 山城温泉 「山城温泉旅館」 〔 Pick Up温泉 〕
山城温泉 「山城温泉旅館」
※ 現在合宿メインの宿泊施設となり、日帰り入浴受入れ休止のWeb情報あり。日帰り利用時要確認です。
住 所 :山梨県甲府市下鍛冶屋町51-11
電 話 :055-241-2141
時 間 :15:00~23:30 / 不定休
料 金 :500円
■ オフィシャルHP
前から気になっていたマンション内の旅館というナゾのお湯。
場所はわかりにくく、小瀬スポーツ公園正門前の道を西に進み、正門をすぎて少し行った右手に看板があるので水路に沿って左折。
あとは看板に従って行くと自然に着きます。
【写真 上(左)】 貯湯槽?
【写真 下(右)】 バイブラジェット
手前に山城温泉と書かれた貯湯槽?があり、裏手の川に余ったお湯?を捨てているよう。
本当にマンションの1階にあり、玄関正面が受付、奥が浴室で畳敷きの大広間あり。
ドB級施設を想像してましたが、館内は意外にきれいで清掃もきちんとされています。
【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 女湯の源泉槽
男女別の浴室は、加熱槽(赤みかげ石枠タイル貼10人位)と源泉槽(同3-4人)。
加熱槽は、石の湯口から加熱湯を50L/minほども大量投入ですがオーバーフローはなく、側面注入&側面吸湯があってたぶん循環。
ボタン始動のジェット&ジャグジーもあります。
【写真 上(左)】 加温槽
【写真 下(右)】 源泉槽
浴槽の脇には水槽があって、鯉がのんびりと泳いでいます。
時間がゆっくり流れていくような不思議な空間。
源泉槽は、石の湯口から冷たい源泉を20L/min程度投入で槽内排湯はなく、全量を浴槽端の排湯口から排湯の源泉かけ流し。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
平日15時で独占。
【写真 上(左)】 水槽
【写真 下(右)】 洗い場
お湯は、きれいな黄金色透明で茶色の腐葉土のような浮遊物。
いかにもモールがしそうなお湯ですが、ほぼ無味無臭でカルキ臭はありません。
源泉槽の湯口そばではかすかにアワつきもありました。
浴感は薄くあまり温まらないお湯ですが、浴後はかなりほてってペトペト感が出てきたのにはおどろき。面白いイメージのお湯です。
【写真 上(左)】 加温槽の湯口
【写真 下(右)】 源泉槽の湯口
今は宿泊はとっておらず、銭湯として利用されているとのこと。
さほど浴感の強いお湯ではないですが、自家源泉に浸かれる渋い日帰り湯として甲府の銭湯フリーク(^^; は押さえておいた方がいいかも・・・?
【写真 上(左)】 加温槽から源泉風呂
【写真 下(右)】 湯色
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上記は2003年夏時点のレポです。
現在、日帰り入浴休止の情報があります。
加温が必要な泉温なので加温コストがネックとなったのかもしれません。
不況のもと、甲府の温泉がわりに健在なのは泉温が高い(=加温不要)こともあると思います。
〔 源泉名:不明(甲府市下鍛冶屋町第51番地) 〕
単純温泉(Na-HCO3型) 31.9℃、pH=7.5、500L/min自噴?、総計=397.0mg/kg
Na^+=56.08mg/kg (66.29mval%)、Ca^2+=9.317 (12.63)、Mg^2+=6.401 (14.31)、Fe^2+=0.461、Cl^-=18.28 (13.73)、HCO_3^-=186.0 (81.20)、HS^-=0.064、陽イオン計=79.00 (3.679mval)、陰イオン計=213.6 (3.755mval)、メタけい酸=94.45、硫化水素=0.015、Rn=0.841マッヘ <S48.3.15分析>
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 桔梗信玄餅 〕
明治二十二年創業の老舗桔梗屋が製造・販売する甲府の名物和菓子。
数々のコンテストで受賞し成田や羽田空港でも販売されて、もはや日本を代表する和菓子として広く知られています。
昭和43年から販売されているこの餅は、きな粉にまぶした餅に黒蜜をかけて食べるもので、餅ときな粉と黒蜜が調和した独特の風味が楽しめます。
人気の高い8個入りのものは”信玄袋”と呼ばれる桔梗の花をあしらった綺麗な不織布の袋に入れて売られていて、このあたりが外人客に受けているのかと・・・。
そのなかに風呂敷風のビニールに包まれた容器にきな粉&餅。それに付属の黒蜜をかけて食べます。
ちょっとした風でもきな粉が飛び散るので、皿にうつすかビニールで受けてしずかに食べるのがポイント。
容器だけできれいに食べられる人は、ほとんど名人芸(笑)。
〔 2010/12/05UP (2003/08/19レポ (2003/07入湯)) 〕
E138.35.18.533N35.37.6.090
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