関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 湯の平温泉 「松泉閣」 〔 Pick Up温泉 〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/a0/829ff9e0c705c5077b830c7d06e99b67.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/72/a899b2021abefaaa70c00fa7705fe595.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/square_p.gif)
住 所 :群馬県吾妻郡六合村入山4043
電 話 :0279-95-3221
時 間 :10:00~13:00(要事前連絡)
料 金 :500円(露天のみ)
■ 紹介ページ (日本秘湯を守る会)
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (六合地区観光情報)
ず~と前から気になっていた、吾妻、六合村の湯の平(ゆのたいら)温泉。
ここには一軒宿「松泉閣」があって日帰り入浴も受け付けていますが、時間が短いので延び延びになっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/57/d8606f0be16e8834beb0ea27f08e15e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/50/1ab4169fef1a0e760169b90c54f2b091.jpg)
【写真 上(左)】 P周辺
【写真 下(右)】 インターホン
2006年7月の11時、TEL確認をしたうえで満を持して突入。
R292、「道の駅六合」のすぐ先から斜めに入る狭い道をすこしく走るとPがあります。
あまり広くないので混みあっているときは道の駅に停めて歩いていくのも手かと・・・。
Pのよこにインターホンがあって、お宿に通じています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/5d/4cb3f33c0e5450859e62476266582e81.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/00/11895094dfec52930f557e3920c14dfa.jpg)
【写真 上(左)】 索道
【写真 下(右)】 橋に向かって下っていきます
ここからお宿まではアップダウンのアプローチなので、宿泊客は荷物専用の索道で荷物を運んでもらえるようです。
積み込み場から伸びる索道の先は、白砂川対岸の深い緑のなかに消えていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f5/922d3365d05a776b05144c15a0f655f6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f1/6b30b201a4d6cefd7ace6778c6369480.jpg)
【写真 上(左)】 牧水の句
【写真 下(右)】 新竜宮橋
Pからいったん白砂川にかかる吊り橋(新龍宮橋というらしい)まで降り、お宿まで登り返します。(約400m)
途中、木板に
『九十九折けはしき坂を降り来れば ●橋ありてかかる峡の深みに 牧水』
とありました。
牧水は大正十一年秋、草津・四万・法師・老神などの温泉に立ち寄り「みなかみ紀行」をものしていますが、そのときに詠まれたものかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/bd/91c61fa6b54420df8da6e0cdec966756.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/17/61cd961a855c1cae81ce06a2370f5c8c.jpg)
【写真 上(左)】 白砂川
【写真 下(右)】 橋からの泉源
吊り橋から見下ろす白砂川はエメラルドグリーンの神秘的な色味で、朱色の吊り橋といいコントラストをなしています。
白砂川は、上流に草津や野湯派の聖地ガラン谷温泉など数多の泉源をもつ「温泉の川」なので、いろいろな成分が入り混じってこのような色になるのでしょう。
左手上流がわに湯けむりを上げているのが湯の平温泉の泉源で、そのおくが目指す露天風呂。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/00/46d219d5fcd95f9301307d21e243c510.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1e/fc29aa55d37983e44b50e4fbd787d7e3.jpg)
【写真 上(左)】 ロビー
【写真 下(右)】 連絡通路
ただ、橋からの直アクセスは不可で、いったん宿まで登っていかねばなりませぬ。
ようやくたどりついたフロントで受付。日帰り入浴は原則露天のみとなっています。
ここから廊下を渡り、こんどは露天に向かって長い階段をおりていきます。
階段を降りずに左手に行くと日帰り入浴不可の岩風呂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e3/2203f42213e23153328cd198fae76b72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/41/9d82413051b1c43248d4ceff1f774416.jpg)
【写真 上(左)】 岩風呂
【写真 下(右)】 見えてきました
下りきって小広く開けたところに露天、左が女湯、右が男湯でおのおの木造の脱衣所があります。
Pからここまで相当な時間がかかるので、時間に余裕をもって攻めるのがベターかと・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/de/004ac22c8c3ea988bb32da65e8d29111.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/91/81985ed04fdff7e59321645e6462ff12.jpg)
【写真 上(左)】 浴場
【写真 下(右)】 飲泉所?
女湯側に泉源があって、源泉標識(1号泉)もありました。
女湯手前の飲泉所?には、温泉臭香り立つゲキ熱源泉が注がれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fb/1b150a4e56623ddb80dc5906eeccafc4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1c/80347ce794f768bbc3b081b730b928ca.jpg)
【写真 上(左)】 泉源?
【写真 下(右)】 源泉標識
土曜11時で贅沢にも男女湯とも独占。
カラン、シャンプーなどアメニティ類はないので、純粋にロケとお湯を楽しむ浴場です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/65/cdcd0caae5d3a72a7849e0e84e4b8e8c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/31/5d97e001c9d4678b24027f1800b12eff.jpg)
【写真 上(左)】 女湯
【写真 下(右)】 別の角度から
浴槽構成は男湯と女湯で若干ちがいます。
女湯は、メイン浴槽(コンクリ&石造り12人位、適温)と小浴槽(同5-6人、ぬるめ)の2槽。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9a/1d718786e2434cab527f136658397174.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8a/8692f1175172dc3cb98622025a0f13c5.jpg)
【写真 上(左)】 女湯大浴槽と白砂川
【写真 下(右)】 女湯小浴槽
男湯はコンクリ&石造り25人以上の大ぶりな浴槽ひとつです。
目の前の白砂川は瀞をなしてエメラルドグリーン、まわりは一面の緑のすばらしいロケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/f3/c1c4278df50036f3bb8a554c3c0fa072.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f0/11fefd9b0d5240c8324265a6946f85ff.jpg)
【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 男湯からの白砂川
ここは「日本秘湯を守る会会員宿」ですが、その資格は充分です。
ただ、川沿いの泉源近くなので、湯面には虫の死骸などが浮いています。
虫ぎらいにはちと辛いものがあるかも・・・(^^)
また、夏場はアブとの対決は避けられないかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/3c/12f4dd540b2d5adf8119c2a55f53a843.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e7/6c04a974b2e10657d234722fd42563db.jpg)
【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 注入口
男湯は2ヶ所以上の底面注入で川側への排湯。べつに湯口2つがありますがつかわれていませんでした。
底面注入の湯量は変動し、ときおり気泡とともに熱湯が大量にでてきます。
ただ、浴槽が広いので、鮮度感はさほどでもなく場所により湯温がちがいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/26/4b0c8ef593cdc7d6adb809ef9cb7ea6c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/a6/c8fb59284f34f3f0d69c078db2908714.jpg)
【写真 上(左)】 白砂川への排湯
【写真 下(右)】 男湯の湯色
ほぼ無色でかすかに懸濁したお湯にはうす茶と白の湯の花。
芒硝味と微塩味とかすかなたまご味が混じって喉ごしよく美味。
しぶ焦げイオウ臭とミシン油臭が入り混じる湯の香は川原湯のそれに近いもので、さらにつよいかも・・・。
きしきし+ヌルすべの湯ざわりで温まり感がハンパじゃなく、よく発汗します。
浴後はややぺとつき、汗がなかなか引かないので、どちらかというと冬向きのお湯かもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/38/78a5b92cf0222a87fa77c6c5b50bffce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d7/316bb826758e813895b60cbf9ffb86d3.jpg)
【写真 上(左)】 析出
【写真 下(右)】 ここも泉源?
熱湯ということもありますが、浴感的にも総計=1.12g/kgとはとても思えない力感のあるお湯で、尻焼・花敷系のおだやかなお湯を想像していたので正直びっくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a5/9d31095bc035ae85182a7edee04ee135.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ca/dc41f06351bc26a846087304428697d9.jpg)
【写真 上(左)】 浴場あたりから白砂川と新竜宮橋
【写真 下(右)】 看板
六合のお湯では応徳温泉 「くつろぎの湯」とともにキャラの立った一湯で、温泉マニアは必浴かと・・・。
〔 源泉名:湯の平温泉第1号源泉 〕
Na・Ca-塩化物・硫酸塩温泉 71.2℃、pH=8.3、測定せず(動力)、成分総計=1.12g/kg
Na^+=202mg/kg (55.35mval%)、Ca^2+=139 (43.76)、Cl^-=229 (42.18)、HS^-=1.0、SO_4^2-=412 (56.01)、CO_3^2-=12.0、陽イオン計=346 (15.9mval)、陰イオン計=655 (15.3mval)、メタけい酸=102、メタほう酸=15.1、硫化水素=0.0 <H14.3.19分析>
■ブランドグルメ
〔 六合村製あけびドリンク 〕
山里の秋の定番あけび。
六合にはあけびをつかっためずらしいあけびドリンクがあるそうです。
わたしはまだ飲んだことがないのですが、「やさしい飲み口のフルーツのネクターみたい」で「180mlの小瓶ですが、これ1本にあけび5・6個が使われている」とのこと。(食べログ群馬の口コミ情報より)。
季節限定品なので見つけたら即買いかも・・・。
〔 2010/12/27UP (2006/07入湯) 〕
E138.38.41.204N36.36.25.935
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )