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■ 名曲のもとに名歌詞あり! ~ 心に刺さる名歌詞? ~

TBSの「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ」、またかよ? と思いつつチラ視してみました。

しょーもな(笑)
最後はネタ切れか、ドラマの名セリフ連打してた。

もっととりあげる曲、あるだろーに。
ということで、リニューアルUPしてみます。
(リンク切れも残してあります。)

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2023/06/24 UP

またまたTVで「歌詞が刺さる」的な特集やってた。
あまりにも玉石混淆すぎてさしたるコメントはありません(笑)

応援ソングやお日記ソングばっかし。
小学校の卒業文集みたく、思い入れたっぷりに語ってくれるのもわかりやすくていいのかもしらんけど・・・。

やっぱりユーミンの歌詞の凄さが際立っていた。
特集してたのは「DESTINY」。
安いサンダルを履いてた再会が、けっして結ばれないDESTINYを悟らせるという キレッキレのストーリー感。

■ ガールフレンズ -Girlfriends- - 松任谷由実(1983年) 
歌詞


こういう歌詞つくらせたら、この頃のユーミンは天下一品だった。
ふつうの女の子を、物語の主役に仕立て上げてしまうマジック&躍動感。
ベースのカウンターメロがキモのこの曲調の中途で、サックスソロ挟んでもまったく違和感がない。
いま聴き直してびっくり。

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2022/08/13 UP

昨日放送のTBS「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ」、さきほど録画したやつを視てみました。

正直いって、筆者は音楽を洋楽メインで聴き込んできたので、歌詞から曲に入ったことはほとんどありません。

でも、最近の若い世代はむしろ歌詞から入るらしい。
ex.曲が好きな理由1位 → 歌詞が心に刺さるから・・・

だから親しみやすい応援ソングやお日記ソングが流行っているのかもしれず。

以前J-POPの歌詞について書いた記事があるので、再構成してリニューアルUPしました。


あらためて1980年代のいわゆるシティ・ポップを聴くと、語感のふかいワードを散りばめていく歌詞が目立つ。
だから、聴き手が情景や情感をイメージするパターンが多く、いきなり「歌詞が刺さる」という感じではなかった。

■ 雨のウェンズデイ - 大滝詠一
歌詞 


■ FUTARI - 山下達郎
歌詞


■ Crescent Aventure - 角松敏生
歌詞


~ Baby 一人旅だと 薬指のリングをたどり ドラマの終わりを 知ってたことに Lady 気づいてた ~

■ Long Island Beach - 杏里 ANRI
歌詞


~ 急いで寒くなるの 夕暮れは 結んだT-shirtほどく ~

■ Never Ending Summer IV ~ Prolog - 杉山清貴
歌詞


~ でも君は1人きり 旅人のふりをする 重そうな荷物には 小さな背中 ~

これ、作詞、秋元 康氏なのよね~。林 哲司氏の流麗なメロディーに完璧にはまってる。

■ シャ・ラ・ラ - サザンオールスターズ
歌詞


~ 例えば言葉が 無くても心は 不思議な期待など もてるこのごろ ~

桑田さんの出だしの裏メロ入り込みが渋すぎ。わざとか・・・?
日本が幸せだった時代の空気感。

■ ハートビート - 佐野元春 (ライブ 1983年)
歌詞


~ 誰もいない街路に 朝の光こぼれて 「でも、まだ4時半だぜ」 と小さなカサノバ ~

時代を超えるぶっちぎりの名テイク。


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「歌詞は本来抽象なものだから・・・」(by マキタスポーツ氏)
抽象だからイメージが広がる。

1980年代前後にはこのように、抽象なことばなのに、目の前に情景が浮かんでくるような曲がたくさん生み出された。
だからCMにも使いやすかったのかもしれぬ。

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■ 微笑みがえし - キャンディーズ
歌詞 


キャンディーズの活動期間内ラスト・シングルで作詞は阿木燿子。
シングル曲のタイトルを随所に散りばめながらこの含蓄ある仕上がりとは、さすがにプロの技。
それにしても絶妙なハモりだわ。

■ 生まれ来る子供たちのために - オフコース
歌詞


1979年にこの歌詞とは・・・。

■ COPY #1 - Plastics


高校の頃、教室でかかりまくってた(笑)
1980年でこの内容は、さすがに早すぎでは・・・。

■ ずっとそばに - 松任谷由実
歌詞


~ ふりそそぐ8月の雨 私を はだしで笑わせてくれたかわりに ~

ユーミンのかくれた名曲(1983年『REINCARNATION』)。ことばの選び方がキレすぎ。音もだけど・・・。

■ 恋に落ちて -falling love-(covered)
歌詞


~ 両手で頬を 押さえても 途方に暮れる 夜が嫌い ~

バブル期のトレンディ・ドラマを象徴する名曲。

■ 空に近い週末 - 今井美樹
歌詞


~ どれくらい 疲れてたか いまわかる 日陽し 素肌につもる ~

作詞:戸沢暢美、作曲:柿原朱美という、初~中期の今井美樹を支えた名チームの名曲。

■ 最後のニュース - 井上陽水
歌詞


1989年10月、バブル崩壊直前に筑紫哲也さんのオファーでつくられたといわれる名曲。
筑紫さんには、この先日本が向かう時代が見えていたのかも・・・。

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■ あなたに会えてよかった - 小泉今日子(Covered)
歌詞


小泉今日子作詞の名曲。詞だけでなくコード進行も凄い。

■ 二人の夏 - ZARD(Covered by IZUMIRT)
歌詞


~ どうかずっと 変わらずにいて 大好きだった 笑顔だけは ~

ZARDのかくれた名曲。

■ 渡良瀬橋 - 森高千里
歌詞


~ 広い空と遠くの山々 二人で歩いた街 夕日がきれいな街 ~

作詞 : 森高千里。この味は森高千里しか出せなと思う。

■ RAINY DAY - 今井美樹
歌詞


もう一曲今井美樹。
名歌詞ぞろいの今井美樹のなかでも、とくに風景がひろがる1曲。
作詞:今井美樹。

■ The Days I Spent with You - 今井美樹
歌詞


~ 春の息吹も 夏の陽射しも 秋の木立も 冬の星座も
あなたのそばで生きていたから 気づいた ~


さらにもう一曲今井美樹。
歌詞と楽曲が粒揃った神曲。

今井美樹の名バラード25曲!

■ アジアの純真 - PUFFY
歌詞


1996年の奇跡。作詞・作曲:井上陽水、奥田民生。

■ 東京は夜の七時 - PIZZICATO FIVE
歌詞


渋谷系はあざとさが鼻について個人的にはいまいちだったけど、この曲は好きだった。
野宮真貴のフェミニンなボーカルがいいやね。

■ Over and Over - Every Little Thing
歌詞


~ 想い出も誇れるように しがない世の中でも ~

単なるラブソングじゃないと思う。
もっと売れてもよかった名曲

■ Way to Love ~最後の恋~ - SoulJa / feat.唐沢美帆
歌詞


セツナ系の代表曲のひとつ。Rapが後ざさえする名歌詞。

■ 孤独な生きもの - KOKIA
歌詞


~ 恐怖や孤独は私を支え続けた ずっと ずっと ずっと ~
~ 人はみんな 寂しい時 優しくなれる そんな生きもの ~

KOKIAならではの女神系歌詞と世界観。
KOKIAの名バラード12曲

■ ここにあること - 桜ほたる/桜菜(歌ってみた)
歌詞


ボカロの名曲で独特の世界観。
難符割&難音階、転調だらけでアウトロの超ハイトーンに向かう難曲。
曲の長さや歌いやすさに囚われることなく、ストーリー展開できるボカロならでは。

■ For our days - 川田まみ(I've)
歌詞


アニソン&ゲーム系から1曲。
歌詞:川田まみ。絶妙なビブラート&ヒーカップをもっていたのに引退は残念。

■ I Will Be There with You - 杏里
歌詞


~ 未来 開いてく 勇気を 笑顔でつないでゆく あなたへと ~

杏里のボーカルは歌詞がはっきりしていて説得力がある。
杏里の名バラード20曲!

■ 横顔~わたしの知らない桜~ - 藤田麻衣子
歌詞


~ 雲間から やさしく照らす 陽射しの中で二人
決して 指先は 離れることはなかった ~


■ 見えない月
歌詞


「泣き歌の藤田麻衣子」。抜群の作・編曲の才とドラマティックな作詞力。

■ Because - LGYankees Feat.中村舞子
歌詞


~ あなたに伝えたい想いは 声にならない言葉は 形を変えて 零れ落ちる涙 ~

病み曲だけど、歌詞と中村舞子のボーカルが綺麗すぎる。
中村舞子の名バラード20曲

■ This Love - Angela Aki(アンジェラ・アキ)
歌詞


~ 約束と言う 私達のコンパスだけでは この恋は方角を見失うの ~

3:38~
約束と言う 私達のコンパスだけでは
この恋は(Faug F#m7 D#m7-5) 方角を見失うの
↑ オーギュメント&ハーフディミニッシュの威力
名コードに乗った名フレーズ。

■ Mirai 未来 - Kalafina
歌詞


~ そんな寂しい心じゃ 大事なものも失くしてしまうよ
少し優しい未来を信じていいんだと かなしみを暖めてあげたい ~


至宝のハーモニー。
梶浦由記さんの名曲と名歌詞が支えた、いまとなっては伝説の名ユニット。
伝説のユニットkalafina

■ ヒカリヘ - miwa
歌詞


~ 悲しみの生まれた場所たどって その傷やさしく触れて癒せたなら ~

曲調も歌詞もスケール感抜群。
4つ打ちだけどあふれる情感。miwaって才能あると思う。

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まぁ、↓こういうのは、サウンドも含めて1980年代ではおそらくつくれなかったから、当然進化している部分もあると思う。

■【脳漿炸裂ガール】96猫Ver


↑Adoの先駆的存在かと・・・。

■ Palette 歌ってみた(花たん)


並はずれた歌唱力がないと歌いこなせないボカロならではの難曲。


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お日記ソング、応援ソング、はたまた衒いだらけの自己満ソングがあふれかった2015年以降のJ-POP。
でも、ここ数年、J-POPの歌詞が変わってきたのか? と感じる曲も増えてきた。
チャートにのるかはわからんが、どこかのタイミングで名曲がかため打ちされる予感。

■ 栞 - 天野月 feat.YURiCa / 花たん
歌詞


~ 上手に咲けなくて 塞ぎ込んでしまった わたしを運び出して ~

花たんのハイトーンと相性抜群の名曲。

■ Pretender - Official髭男dism
歌詞


楽曲構成もキレまくり。

■ One Reason - milet
歌詞


巻き戻して、取り戻すものっていったい何?

■ 未来永劫 - 神はサイコロを振らない
歌詞


衒いがなくキレのある正統派Rock。歌詞もうまく乗っている。

■ YOASOBI「群青」 from 初有観客ライブ『NICE TO MEET YOU』2021.12.04@日本武道館
歌詞


~ 好きなものを好きだと言う 怖くて仕方ないけど ~

↑ いまはこういう空気感??
just the two of us進行にどはまりの歌詞。文句なしの名曲。

■ 遥海 -『answer』 Live Ver. (HARUMI LIVE 2021”FOCUS”)
歌詞


~ 痛みは薄れても 決して消えやしない
それでも人はきっと 希望を捨てやしない
不器用なまま 歩いていくの ~


ひさびさに刺さった、名歌詞に乗る名唱。

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先日、NHKで梶浦由記さん特集やってましたね。

■ Parade - FictionJunction
歌詞


サウンドの質が高ければ、歌詞に意味がなくても名曲をものせる。
こういう矜持があればこそ、↑ こんな含蓄ある歌詞が生み出せるんだと思う。
こういう時代に「祝祭の歌声 空に届け」とは・・・。
深すぎる。

■ Everlasting song - FictionJunction


0:00~2:38、梶浦語。
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