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■ 猿島阪東観音霊場御開帳 ~ 12年に一度の御朱印 ~

今年(令和7年)3月17日から4月17日までの1ヶ月間、12年に1度の猿島阪東観音霊場の御開帳が行われます。

猿島阪東観音霊場とは、千葉県野田市関宿の福寿院を初番発願所とし、茨城県境町、古河市(旧三和町エリア)、坂東市の2県4市町をまわって、茨城県坂東市の長谷寺で結願となる観世音菩薩霊場です。
開創は享保十年(1725年)、第17番札所萬蔵院第52世住職・雄弁上人(おうべんしょうにん、1658-1729年)によると伝わり、今回は開創300年の記念開帳となります。

観音霊場としてはめずらしい巳年の御開帳で中開帳はなく、12年に一度、直近の御開帳平成25年(2013年)年3~4月以来12年ぶりの御開帳となります。

今回は300年の記念開帳ということもあってか、立派な公式Webが開設され、2県4市町の観光協会が協力しています。

御開帳日時:令和7年3月17日(月)~4月17日(木)の1ヶ月間
納経対応時間:午前8時30分~午後5時
納経料(墨書と御朱印):500円/1札所(朱印のみ(重印)は300円)
専用納経帳:不明(汎用御朱印帳への書入か?)

全札所は42(第1番~第33番、第8番・第9番・第16番重複、掛所×3、番外×3)ですが、今回は掛所×3、番外×1の4札所が非開帳の模様で、御開帳札所は計38となります。

霊場札所リスト(「ニッポンの霊場」様)

札所分布図




通年御朱印授与されている札所もありますが、多くの札所は無住の堂宇のため御開帳時以外は御朱印の拝受は困難で、「12年に一度の御朱印」が多くあります。
これは、メジャー霊場との兼務札所が第26番自性院(関東八十八箇所霊場第40番)くらいしか見当たらないことからも裏付けられます。

 
【写真 上(左)】 2番大悲院の札所御朱印
【写真 下(右)】 26番自性院の札所御朱印

著名な観光地が少なく、比較的地味なエリアですが圏央道「境古河IC」「坂東IC」(PDF)に近く交通は便利です。
札所のうちには平将門公、坂上田村麻呂ゆかりの寺院もあり、歴史的にも意味ぶかいエリアです。


御開帳期間は1ヶ月と比較的長く、気合いを入れれば結願はさほど困難ではないと思います。
興味のある方は、この貴重な機会に巡拝されてみてはいかがでしょうか。


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ちょうど茨城県境町の地酒「徳正宗」を飲んでいました。
蔵元は「萩原酒造」、銘柄は「徳正宗 純米吟醸」。
茨城県オリジナルの酒米「ひたち錦」100%使用で、精米歩合は50%です。

安政二年(1855年)創業の老舗で、この銘柄はゴク味が効いて飲み飽きしないなかなかの飲み口です。
利根川下流域の地酒でこの仕上がりはある意味おどろきです。

飲酒運転は当然厳禁ですが、酒好きの方はお土産にどうぞ。

【関連記事】
日本酒-1

この江戸時代創業の老舗でも創業170年。
開創300年の猿島阪東観音霊場の歴史を実感します。



御開帳はちょうど桜の季節ですね。

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