関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 人見温泉 「神門コミュニティセンター」 〔 Pick Up温泉 〕
<人見温泉「神門コミュニティセンター」> (君津市人見1462番地の41、9:00~17:00月休、200円、0439-87-1958)
紹介HP
君津の新日鐵製鉄所のそばにあるコミュニティセンターが温泉浴場を一般開放するもの。独自源泉ながら極端に情報がすくなく、前から気になっていましたがようやく入湯。
場所は異常にわかりにくいです。
住所(地番)から追っていったものの、君津市人見は飛び地が多く地番がとんでいるので、全然ちがう飛び地に迷い込みついにギブアップ(泣)。
TELすると”日鉄エレックス”のそばということで、これは手持ちの地図に載っていたのであっけなく到達。
東京方面からだと、R16からつながる県道90木更津富津線で君津大橋を渡ったつぎの信号を左折、小橋を渡ったつぎの路地(県道から300mほど)を左折して、400mほど走り道なりに右折したすぐ先の右手。(ここ)
いかにも公共施設らしい無骨で色気のない建物。受付で住所氏名を記入します。埼玉からくる人間などほとんどいないらしく、受付の人がおどろいていました(笑)
ガラーンと広いロビーの奥に、湯上がり涼みスペースと男女別の浴場。
脱衣所、浴場ともに狭く、行ったときはごったがえしていたので、ロビーで待つことしばし。
浴場は石枠タイル貼5.6人の浴槽がど~んとスペースを占めています。浴槽向こうの窓が開けられているので、こもりはあまりありません。
手前にカラン3、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。土曜11時で最初4人いましたが、一時的に独占、その後3人きたので、早い時間からかなり利用されているようです。
浴槽左手の混合カランからぬるめ少量、横の塩ビパイプからやや熱めのお湯を大量投入。ぬるめの方は味臭からみて非希釈源泉かと思います。オーバーフローはなく、槽内のどこかに排湯口があるハズですがにごり湯につき確認できず。(右手の木板が渡してある側面があやしい(^^)。掲示には「加温、循環ろ過」とあり)。
かなり熱めのお湯は、みるからに濃そうな赤茶のにごり湯(透明度20~30cm)。強塩味に重曹系のまろ味が加わり、強アンモニア臭に何か独特な薬品めいた臭いがまざります。
かなり明瞭なヌルすべ湯で、相当に強い濃度感と温まりがあり長湯不可。浴後どし~んとくるかと思いきや、重曹分が効いているためか意外にさっぱり。あがったあとまたぞろ入りたくなる、あと曳き系のお湯です。
予想以上に個性的で力のあるお湯にびっくり、循環ながらさほどなまった感じもなく、カルキもほとんど感じないので、なかなかにいいコンディションです。
同浴した地元の方の話によると、このお湯は戦前から湧いていて、戦時中、ここは病院でお湯は軍人の療養に使われていた。温度は低いがいまでも湯量は豊富で、余った源泉は捨てている。お湯は熱交換で温めている。などなど・・・。
帰りしな、敷地からグレーチングのかかった側溝に温いお湯が排水され赤茶に変色していたので、これがその余剰源泉かも?
一般向けの施設ではないですが、行きにくさといい、個性的なお湯といい、温泉マニアには攻めがいのあるお湯かと思います。
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 26.5℃、pH不明(弱アルカリ性)、湧出量不明、成分総計不明(イオン計(TIM)=13622.01mg/kg)、Na^+=4912.0mg/kg、K^+=143.0、NH4^+=31.4、Mg^2+=65.7、Ca^2+=41.0、Fe^2+=0.2、Cl^-=7720.0、HCO_3^-=700.0、腐植質=0.4 <S57.9.10分析> (源泉名:人見温泉)
<温泉利用掲示> 加温:あり 循環ろ過:あり 塩素系薬剤使用:あり
<館内掲示>(引用)
「このお風呂は、ボイラーで水道の水を沸し、そのお湯でお風呂(鉱泉)を温めています。お湯を使いすぎますと、お風呂に出る鉱泉の温度が下がってしまいますので (以下略)」
〔 2006年12月6日レポ 〕
紹介HP
君津の新日鐵製鉄所のそばにあるコミュニティセンターが温泉浴場を一般開放するもの。独自源泉ながら極端に情報がすくなく、前から気になっていましたがようやく入湯。
場所は異常にわかりにくいです。
住所(地番)から追っていったものの、君津市人見は飛び地が多く地番がとんでいるので、全然ちがう飛び地に迷い込みついにギブアップ(泣)。
TELすると”日鉄エレックス”のそばということで、これは手持ちの地図に載っていたのであっけなく到達。
東京方面からだと、R16からつながる県道90木更津富津線で君津大橋を渡ったつぎの信号を左折、小橋を渡ったつぎの路地(県道から300mほど)を左折して、400mほど走り道なりに右折したすぐ先の右手。(ここ)
いかにも公共施設らしい無骨で色気のない建物。受付で住所氏名を記入します。埼玉からくる人間などほとんどいないらしく、受付の人がおどろいていました(笑)
ガラーンと広いロビーの奥に、湯上がり涼みスペースと男女別の浴場。
脱衣所、浴場ともに狭く、行ったときはごったがえしていたので、ロビーで待つことしばし。
浴場は石枠タイル貼5.6人の浴槽がど~んとスペースを占めています。浴槽向こうの窓が開けられているので、こもりはあまりありません。
手前にカラン3、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。土曜11時で最初4人いましたが、一時的に独占、その後3人きたので、早い時間からかなり利用されているようです。
浴槽左手の混合カランからぬるめ少量、横の塩ビパイプからやや熱めのお湯を大量投入。ぬるめの方は味臭からみて非希釈源泉かと思います。オーバーフローはなく、槽内のどこかに排湯口があるハズですがにごり湯につき確認できず。(右手の木板が渡してある側面があやしい(^^)。掲示には「加温、循環ろ過」とあり)。
かなり熱めのお湯は、みるからに濃そうな赤茶のにごり湯(透明度20~30cm)。強塩味に重曹系のまろ味が加わり、強アンモニア臭に何か独特な薬品めいた臭いがまざります。
かなり明瞭なヌルすべ湯で、相当に強い濃度感と温まりがあり長湯不可。浴後どし~んとくるかと思いきや、重曹分が効いているためか意外にさっぱり。あがったあとまたぞろ入りたくなる、あと曳き系のお湯です。
予想以上に個性的で力のあるお湯にびっくり、循環ながらさほどなまった感じもなく、カルキもほとんど感じないので、なかなかにいいコンディションです。
同浴した地元の方の話によると、このお湯は戦前から湧いていて、戦時中、ここは病院でお湯は軍人の療養に使われていた。温度は低いがいまでも湯量は豊富で、余った源泉は捨てている。お湯は熱交換で温めている。などなど・・・。
帰りしな、敷地からグレーチングのかかった側溝に温いお湯が排水され赤茶に変色していたので、これがその余剰源泉かも?
一般向けの施設ではないですが、行きにくさといい、個性的なお湯といい、温泉マニアには攻めがいのあるお湯かと思います。
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 26.5℃、pH不明(弱アルカリ性)、湧出量不明、成分総計不明(イオン計(TIM)=13622.01mg/kg)、Na^+=4912.0mg/kg、K^+=143.0、NH4^+=31.4、Mg^2+=65.7、Ca^2+=41.0、Fe^2+=0.2、Cl^-=7720.0、HCO_3^-=700.0、腐植質=0.4 <S57.9.10分析> (源泉名:人見温泉)
<温泉利用掲示> 加温:あり 循環ろ過:あり 塩素系薬剤使用:あり
<館内掲示>(引用)
「このお風呂は、ボイラーで水道の水を沸し、そのお湯でお風呂(鉱泉)を温めています。お湯を使いすぎますと、お風呂に出る鉱泉の温度が下がってしまいますので (以下略)」
〔 2006年12月6日レポ 〕
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