ブラックフェイス手帳

中央線201系 最後の軌跡

ストラスブールのLRT ~第4回~

2010-02-13 | 路面電車・LRT
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 第4回 ユーロトラム(1000系)とシタディス(2000系)の車両運用
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4-1.はじめに
 ストラスブールのトラムといえば、ユーロトラム(1000系)の斬新なデザインが有名であるが、その後登場したシタディス(2000系)の勢力が拡大しており、どちらかの車両を狙って乗車したり、撮影をしようとする場合、路線ごとの車両運用に注意が必要である。


△Eurotram


△Citadis


4-2.車両タイプ分類
 現在、車両は、大きく次の3グループに大別できる。
 車両の詳細は、様々なWEBページで紹介されているので、ここでは割愛する。

 Eurotram(1000系)短編成タイプ・・・33.1m、7連接、36編成
 Eurotram(1000系)長編成タイプ・・・44.1m、9連接、17編成
 Citadis(2000系)(定員228人)・・・45m、7連接、41編成


△Eurotram車内
 

△Citadie車内は暖色系になった
 Eurotramに比べ車内の見通しがよくなったが、デザインはごくありふれたものになってしまった




4-3.車両運用観察
 今回、2009年12月31日から2010年1月3日までのわずかな期間であり、かつ年末年始という特殊な時期をはさんでいるため、参考程度ではあるが、運用観察結果は以下の通り。

 A線・・・シタディス限定
 B線・・・ユーロトラム長編成タイプおよびシタディス
 C線・・・全タイプ充当あり
 D線・・・原則としてユーロトラム短編成タイプ(一部シタディス充当あり)
 E線・・・原則としてユーロトラム短編成タイプ(一部長編成タイプの充当あり)


 2007年12月28~29日に観察した際は、ユーロトラム長編成タイプがA線やD線に充当されていたが、運用方針が変わったようである。



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 次回に続く




<過去記事と今後の連載予定>

第1回 2008年に開業したB線Elsau以西乗車記【2月11日up
第2回 F線工事現場を歩く【2月11日up
第3回 KrimmeriとDuc d’AlsaceのP+R駐車場【2月13日up
第4回 ユーロトラム(1000系)とシタディス(2000系)の車両運用
第5回 将来延伸計画のあるHautepierre付近の現在
第6回 トラムを選択して20年
第7回 中心部のゾーンシステム
第8回 まとめ(?)

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