ブラックフェイス手帳

中央線201系 最後の軌跡

H22.1.10(日)吾妻線へ

2010-01-11 | 北関東、埼玉、千葉
 7~8年前だったか、吾妻線に乗りに行ったが、長野原草津口までたどりついたところで急に草津温泉に行ってみたくなり、途中下車した。
 草津温泉のあと、軽井沢に出たため大前までの区間が未乗のまま残っていた。
 
 その後、関東地方で唯一の未乗区間となり、しばらく温存していたが、今春あたりどこかに異動になりそうな気がしないでもないので、行ってみることにした。



 八王子6時32分発の八高線に乗車。
 車内には中学受験に行くと思われる子供と親が何組おり、いつもの八高線と雰囲気が違った。

 拝島からも何組か同様の親子が乗り込んできたが、隣に座った子は「みんな頭よさそうに見える」「なんだか緊張してきた」「パンが食べたい」「眠くなってきた」などと思ったことをそのまま言うので面白い。
 しかし、テキストを見ながら「被爆国って何?」「キューバってどこ?」などと言うものだから、こちらもドキリとする。
 政治経済までは手が回っていないのか。



 高崎からは長野原草津口行きに乗車。
 中之条で交換待ちの間に。
 編成はクモハ115-1035+モハ114-1046+クハ115-1036。

 さて、いよいよ渦中の現場へと進む。
 今回は吾妻線完乗が目的だが、八ツ場ダムの騒ぎがなければ、今回行ったかどうかは怪しい。



 吾妻線は、八ツ場ダム建設に伴い、岩島~長野原草津口間で付替えが行われるが、第一吾妻川橋梁が見えた。


 日本一短いトンネルは一瞬で通過し、川原湯温泉駅へ。


 そして、八ツ場ダム工事の象徴のようになってしまった橋が見えてきた。
 政権交代直後はT字型だったが、桁が伸び、中央閉合まで進んだようだ。


 上流側にもう一本大きな橋ができているが、この橋に至る取付け部はできていない。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


 こちらは長野原草津口から徒歩数分のところにある、第三吾妻川橋梁。
 この橋も吾妻線の付替えのために建設された鉄道橋だ。


 こちらは同じ場所から反対側を見たところ。
 もし、付替え路線が完成すれば、このあたりで在来区間に取り付けられるのだろう。



 適当に歩いて踏切があったので、そこで185系特急「草津」を撮る。


 普通電車を41km地点で。
 このキロポストは将来移動するのか、このままなのか・・・。


 第三吾妻川橋梁の下では工事用桟橋の片付けが行われていた。
 この橋のすぐそばには立派な道路橋があるので、吾妻線の付替えが行われなければ、特段用途はなさそうである。
 未成線となるのか・・・。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


 長野原草津口付近の散策を終え、いよいよ大前へ。
 ホームに行くと、回送の185系が休憩していた。


 大前行きの電車が長野原草津口駅にやってきた。
 編成はクモハ115-1566+モハ114-1030+クハ115-1094。


 終点大前に到着。
 これにて関東地方は、ケーブル・リフト除き、完乗。
 

 終端部を見届けて引き返す。


 長野原草津口駅の手前で長野原線の廃線跡らしきものが見えた。


 野次馬ながら、複雑すぎる問題に思えた。
 正直、人々の関心が薄らいで、放置されてしまいそうな予感がした。



 高崎からは八高線で。
 編成はキハ110-207+221+222。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。