とうとう今日から既に始まってんですよね!
LOUD PARK 2006!
しぇ~~先日のフィオナのことで頭いっぱいでMEGADETHの記事が当日投稿になっちまった。
だからできるだけ簡略して語ることにしよう。
メガデスの黄金期メンバーといえば、マーティー・フリードマン(g)、ニック・メンザ(dr)がいた頃というのが世間一般的だが、私にとってはクリス・ポーランド(g)、故ガル・サミュエルソン(dr)の時、つまりオリジナルメンバーの時が正に黄金期時代なのであります。
1st『KILLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD!』は、楽曲群は素晴らしいのに音質が劣悪で誠に残念な作品であった。
そして、見違えるかのように音質が良くなった2nd『PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?』がメガデス史上最高傑作なのは誰が聴いても明らかでしょう。
メタリカのラーズに「デイヴを誇りに思った」と言わしめたこの作品は、私がコンパクト・ディスクとして買った最初のアルバムということでも非常に思い入れが深い作品でもあるわけで。
出だしから凄まじい勢いで展開する間奏部分が殆どの大胆かつインテレクチュアルな#1.“WAKE UP DEAD”からして凄い!
恨めしげなデイヴの唸るような歌いっぷりが超イカつくて、ギターソロがまたスリリングでカッコいい#2“殺しの呪文”。メガデスの代表曲にしてヘドバンソングの#3.“PEACE SELLS”。そしてガルの金属質なドラミングに最高級にソリッドなリフの#4.“悪魔島”と、この怒涛の4連発は痛烈な殺傷性を放っている!
当時このPV観た時は衝撃だったなぁ~、「参加して~~」って感じで。
とにかく、この頃のムステインの「殺しますよ。」と言わんばかりの極悪な殺気立った歌い方が好きだ。
この荒びきった餓えた野獣のような獰猛さが今のメガデスにはない魅力であった。
演奏技術はバリバリ長けているのに、テクニックを見せつけるというようないやらし感がない。まぁジェフ・ベックのカヴァー“迷信の恐怖”(確か昔CMソングに使われてましたよね?)ではジャズの要素なんかもチラリと垣間見せてはいるが。
ラストを飾るウットリするよな美しいクラシカルなギターとベースの三重奏で始まる流麗ながらにイケイケの“MY LAST WORDS”も秀逸すぎる。
ギターの講師であったジェフ・スコットと、ガルのローディーだったチャック・ビーラーが在籍してた唯一のアルバム3rd『so far,so good...so what!』も2ndの次ぐらいに好きなアルバム。
渋いアコースティックのカッティングフレーズから始まるインストナンバー“INTO THE LUNGS OF HELL”から間髪入れず“SET THE WORLD AFIRE”に繋がっていくこの流れからして、いよいよインテレクチュアル・スラッシュ・バンドとしての進化が顕れている。
SEX PISTOLSのアナーキーをカヴァーするなど、コマーシャリーな一面もみせてはいるが、デイヴの恨み節はまだまだヤワにはなっていない。
ムステインが終盤でこれでもかーつーぐらいボロクソに悪態を吐きまくる(よう息もつなぁ)“LIAR”。そして出だしのリズム隊のみで疾走する中、デイヴが皮肉たっぷりにPMRCを痛烈に糾弾した“HOOK IN MOUTH”は抜群にカッコいい最強の激走スラッシュナンバーだ!!
まぁ私が昔編集したメガデスベストテープ『MEGADETH IS MY BUSINESS...AND MEGADETH IS GOOD!』には、やはり上の2作品の曲ばかりがチョイスされてましたね。
『RUST IN PEACE』~『CRYPTIC WRITINGS』までの作品ももちろん好きですよ。
やっぱムステインの作る楽曲はクオリティーが高く美しく素晴らしい。
ただ昔のようなハングリーさ、尖がり感がなくなり、丸みを帯びたようになってしまった。デイヴの声もかわいくなっちまったしね。
この辺のアルバムからライブで演って欲しい曲は“ASHES IN YOUR MOUTH”ぐらいかな。
LOUD PARK 2006!
しぇ~~先日のフィオナのことで頭いっぱいでMEGADETHの記事が当日投稿になっちまった。
だからできるだけ簡略して語ることにしよう。
メガデスの黄金期メンバーといえば、マーティー・フリードマン(g)、ニック・メンザ(dr)がいた頃というのが世間一般的だが、私にとってはクリス・ポーランド(g)、故ガル・サミュエルソン(dr)の時、つまりオリジナルメンバーの時が正に黄金期時代なのであります。
1st『KILLING IS MY BUSINESS...AND BUSINESS IS GOOD!』は、楽曲群は素晴らしいのに音質が劣悪で誠に残念な作品であった。
そして、見違えるかのように音質が良くなった2nd『PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?』がメガデス史上最高傑作なのは誰が聴いても明らかでしょう。
メタリカのラーズに「デイヴを誇りに思った」と言わしめたこの作品は、私がコンパクト・ディスクとして買った最初のアルバムということでも非常に思い入れが深い作品でもあるわけで。
出だしから凄まじい勢いで展開する間奏部分が殆どの大胆かつインテレクチュアルな#1.“WAKE UP DEAD”からして凄い!
恨めしげなデイヴの唸るような歌いっぷりが超イカつくて、ギターソロがまたスリリングでカッコいい#2“殺しの呪文”。メガデスの代表曲にしてヘドバンソングの#3.“PEACE SELLS”。そしてガルの金属質なドラミングに最高級にソリッドなリフの#4.“悪魔島”と、この怒涛の4連発は痛烈な殺傷性を放っている!
当時このPV観た時は衝撃だったなぁ~、「参加して~~」って感じで。
とにかく、この頃のムステインの「殺しますよ。」と言わんばかりの極悪な殺気立った歌い方が好きだ。
この荒びきった餓えた野獣のような獰猛さが今のメガデスにはない魅力であった。
演奏技術はバリバリ長けているのに、テクニックを見せつけるというようないやらし感がない。まぁジェフ・ベックのカヴァー“迷信の恐怖”(確か昔CMソングに使われてましたよね?)ではジャズの要素なんかもチラリと垣間見せてはいるが。
ラストを飾るウットリするよな美しいクラシカルなギターとベースの三重奏で始まる流麗ながらにイケイケの“MY LAST WORDS”も秀逸すぎる。
ギターの講師であったジェフ・スコットと、ガルのローディーだったチャック・ビーラーが在籍してた唯一のアルバム3rd『so far,so good...so what!』も2ndの次ぐらいに好きなアルバム。
渋いアコースティックのカッティングフレーズから始まるインストナンバー“INTO THE LUNGS OF HELL”から間髪入れず“SET THE WORLD AFIRE”に繋がっていくこの流れからして、いよいよインテレクチュアル・スラッシュ・バンドとしての進化が顕れている。
SEX PISTOLSのアナーキーをカヴァーするなど、コマーシャリーな一面もみせてはいるが、デイヴの恨み節はまだまだヤワにはなっていない。
ムステインが終盤でこれでもかーつーぐらいボロクソに悪態を吐きまくる(よう息もつなぁ)“LIAR”。そして出だしのリズム隊のみで疾走する中、デイヴが皮肉たっぷりにPMRCを痛烈に糾弾した“HOOK IN MOUTH”は抜群にカッコいい最強の激走スラッシュナンバーだ!!
まぁ私が昔編集したメガデスベストテープ『MEGADETH IS MY BUSINESS...AND MEGADETH IS GOOD!』には、やはり上の2作品の曲ばかりがチョイスされてましたね。
『RUST IN PEACE』~『CRYPTIC WRITINGS』までの作品ももちろん好きですよ。
やっぱムステインの作る楽曲はクオリティーが高く美しく素晴らしい。
ただ昔のようなハングリーさ、尖がり感がなくなり、丸みを帯びたようになってしまった。デイヴの声もかわいくなっちまったしね。
この辺のアルバムからライブで演って欲しい曲は“ASHES IN YOUR MOUTH”ぐらいかな。