関西の老舗スラッシュメタルバンドRIVERGEの30周年企画イベント『CROSS BREED DEVICE BEAT Vol.17』にいってきた。
対バンは若手のWITCHING SLAUGHTERの他、今年2回目の共演DOOM。
正直DOOMは今年もう2回見てるし、この組み合わせ自体も2回目なので最初は全然見に行く気がなかったのだが、DOOMの新着デザインのTシャツが欲しくなって、それをゲットしたいという目的で堺筋通り沿いにあるというParadigmという読み方のよくわからないライブハウスに足を運んだ。
地図で見たとおり、会場付近に着いたのだが、雑居ビルが二三軒並んでてどれなのかわからない。
どっかから激しいドラム音がドタンドタン聞こえてくるので、この辺であることは間違いなかった。
しばらくすると、同じように場所に迷っている背中にでっかいタンカードのパッチを貼り付けた革ジャンのお兄さんを発見したので、間違いないと思い声をかけた。
彼はわざわざ東京から出向いてきたらしく、心斎橋に着いてからかれこれ1時間くらい迷ってたのだそうだ。そのお兄さんが店に電話してくれてやっと場所がわかり入場。
入場すると、オープニングアクトのWITCHING SLAUGHTERが丁度終わったところで、そのお兄さんはそのWITCHING SLAUGHTERを応援しに東京から出向いたらしく残念がってらっしゃった。
会場のカウンターブースには、先日メタルバーを閉めたばかりのママがいた。もちろんRIVERGEと昵懇の方なので30周年を祝いにかけつけたのだろう。
ただ、30周年イベントの割には、いつものRIVERGEの取り巻き連中も来ておらず、なんとなく客数も少ない。
けっこう若い子もいて、この中でDOOM目的の客は何人ぐらいいるのだろうかと思案に暮れた。
ステージブースに入ると3バンドの物販が並んでいた。
そしてDOOMの物販の壁にはあの幻の初期音源集『NO MORE PAIN』再発の広告ポスターがデーン!と貼られていた。
もちろんすでにユニオンで予約済み。なんつっても今回はソノシート音源まで収録されてるテンコ盛り盤だからな。
12/16発売。これ買い逃してしまうやつ、ほんまにもう、知らんよ!
DOOMが始まった。
PAZZ氏今回は1月チッタでの復活ライブの時に使用したテンコ盛りフルドラムセットを持ちこんではった。
セットリストは、4月の東名阪ツアーの時、なぜか大阪だけ演らなかった“I Can`t Go Back To Myself”で幕をあけた。
その他はほとんど変わりばえなしといったところだ。
新譜のレコーディングは終えているハズだが、お披露目はなかったな。1曲くらいやってもよかったのに。
しかし今回のDOOM、初見者のみならず、全曲熟知しているDOOMフリークの私ですら置いてけぼり感ハンパなかったな。
“HUMAN NOISE”などの展開のややこしくてクドい曲も、キマッてるのかキマってないのか、どうもノレない。
やっぱこの人たちマスカキしにきてはるんやろか?
ラスト『NO MORE PAIN』からの疾走感のある2曲でようやく会場が盛り上がる。私とて同様であった。
“WHY?!”の超絶フレットレスベースを弾き出すコダイラ氏。秀逸!
しかし、藤田氏は1st再発の告知をするでもなく、相変わらずMCヘタやなぁ・・・・
ギターと歌声はあんなにステキなのに・・・・
今回の主役RIVERGEのライブがスタート。
ウオオオオオーーーーーーっ!!!
セクシー。
この人ほんまええギター弾かはるなぁ。
Rivergeのライブは何回も見てるが、実はいつも本命ではない。
ただ、イベントなどで何回か見てるうちにこのバンドは一本筋が通っていて、展開のツボをキッチリおさえていてカッコいいってのがわかってきた。
演奏力もシッカリしていて、特に最近新しく入ったドラムの兄ちゃんがいかにもハードコアなキッチリとしたドラミングを叩き出しており、バンド全体に安定感をもたらしている。
そしてこの疾走するリフサウンドきいてたらモッシュの衝動にかられていてもたってもいられないのだ。
まさにモッシュするための音楽だ。
ただ、この日は周年ライブなのに客も少なく、小規模のモッシュサークル数回しか起こらずチト寂しかった。
この手の良質のスラッシュバンドで一ヶ所でただ拳を振り上げてるだけなんてもったいないって思いませんか?
モッシュ(サークル型)ってとっても楽しいものですよ。息上がってしんどいのも回ってるうちに時期慣れてきますって。
ぼちぼちダイバーも出はじめた。その中にさっきのタンカードのにーちゃんもいた。
ただ、客少ないからとっても危険。良い子は絶対マネしないように!
ボーカルの人がMCで言っていたが、結成30周年といってもRIVERGEは当時開始3年位で解散したそうで、つい5年くらい前に再スタートしたそうだ。
これはおそらくリーダーの人が、まず自分たちのバンドから立ち上げて関西のスラッシュシーンを盛り上げようと画策しはったんやと思う。
RIVERGEはイベンターとしても機能しており、あの関東のスラッシャーたちがヨダレを垂らして羨んでる大阪のみのスラッシュの祭典『TRUE THRASH FEST』を発起したバンドなのだ。
このイベントにより、今までRAZOR、ASSASSIN、AT WAR、HIRAX、SACRIFICE、EXCITERなど、考えられないようなマニアックなスラッシュメタルバンドが初来日を果たしている。
私個人としては、とくに昨年POSSESSEDを日本に召喚してくれたことは感謝に堪えない。
だから、RIVERGEが復活したことの意義深さ、功績はかなりのものであるということが言える。
来年は、WHIPLASH、VENOM Inc.の出演がすでにアナウンスされている。
http://heavy-metal.jp/mag/590.htm
今回初めてRIVERGEの音源を入手。Tシャツも買った。
30週年記念で配布されたRiverge特製マウスパッドをさっそく使わせてもらっている。
う~ん、今回は客置いてけぼり型のDOOM、客のせのせ型のRIVERGEという、真逆の2バンド対決を目の当たりにしたような気がする。
って、4月にも同じ組み合わせを見てるんやけど。
DOOMはもっと曲のレパートリーを増やしてほしい。
今日の1曲:『Fast Saw』/ RIVERGE
対バンは若手のWITCHING SLAUGHTERの他、今年2回目の共演DOOM。
正直DOOMは今年もう2回見てるし、この組み合わせ自体も2回目なので最初は全然見に行く気がなかったのだが、DOOMの新着デザインのTシャツが欲しくなって、それをゲットしたいという目的で堺筋通り沿いにあるというParadigmという読み方のよくわからないライブハウスに足を運んだ。
地図で見たとおり、会場付近に着いたのだが、雑居ビルが二三軒並んでてどれなのかわからない。
どっかから激しいドラム音がドタンドタン聞こえてくるので、この辺であることは間違いなかった。
しばらくすると、同じように場所に迷っている背中にでっかいタンカードのパッチを貼り付けた革ジャンのお兄さんを発見したので、間違いないと思い声をかけた。
彼はわざわざ東京から出向いてきたらしく、心斎橋に着いてからかれこれ1時間くらい迷ってたのだそうだ。そのお兄さんが店に電話してくれてやっと場所がわかり入場。
入場すると、オープニングアクトのWITCHING SLAUGHTERが丁度終わったところで、そのお兄さんはそのWITCHING SLAUGHTERを応援しに東京から出向いたらしく残念がってらっしゃった。
会場のカウンターブースには、先日メタルバーを閉めたばかりのママがいた。もちろんRIVERGEと昵懇の方なので30周年を祝いにかけつけたのだろう。
ただ、30周年イベントの割には、いつものRIVERGEの取り巻き連中も来ておらず、なんとなく客数も少ない。
けっこう若い子もいて、この中でDOOM目的の客は何人ぐらいいるのだろうかと思案に暮れた。
ステージブースに入ると3バンドの物販が並んでいた。
そしてDOOMの物販の壁にはあの幻の初期音源集『NO MORE PAIN』再発の広告ポスターがデーン!と貼られていた。
もちろんすでにユニオンで予約済み。なんつっても今回はソノシート音源まで収録されてるテンコ盛り盤だからな。
12/16発売。これ買い逃してしまうやつ、ほんまにもう、知らんよ!
DOOMが始まった。
PAZZ氏今回は1月チッタでの復活ライブの時に使用したテンコ盛りフルドラムセットを持ちこんではった。
セットリストは、4月の東名阪ツアーの時、なぜか大阪だけ演らなかった“I Can`t Go Back To Myself”で幕をあけた。
その他はほとんど変わりばえなしといったところだ。
新譜のレコーディングは終えているハズだが、お披露目はなかったな。1曲くらいやってもよかったのに。
しかし今回のDOOM、初見者のみならず、全曲熟知しているDOOMフリークの私ですら置いてけぼり感ハンパなかったな。
“HUMAN NOISE”などの展開のややこしくてクドい曲も、キマッてるのかキマってないのか、どうもノレない。
やっぱこの人たちマスカキしにきてはるんやろか?
ラスト『NO MORE PAIN』からの疾走感のある2曲でようやく会場が盛り上がる。私とて同様であった。
“WHY?!”の超絶フレットレスベースを弾き出すコダイラ氏。秀逸!
しかし、藤田氏は1st再発の告知をするでもなく、相変わらずMCヘタやなぁ・・・・
ギターと歌声はあんなにステキなのに・・・・
今回の主役RIVERGEのライブがスタート。
ウオオオオオーーーーーーっ!!!
セクシー。
この人ほんまええギター弾かはるなぁ。
Rivergeのライブは何回も見てるが、実はいつも本命ではない。
ただ、イベントなどで何回か見てるうちにこのバンドは一本筋が通っていて、展開のツボをキッチリおさえていてカッコいいってのがわかってきた。
演奏力もシッカリしていて、特に最近新しく入ったドラムの兄ちゃんがいかにもハードコアなキッチリとしたドラミングを叩き出しており、バンド全体に安定感をもたらしている。
そしてこの疾走するリフサウンドきいてたらモッシュの衝動にかられていてもたってもいられないのだ。
まさにモッシュするための音楽だ。
ただ、この日は周年ライブなのに客も少なく、小規模のモッシュサークル数回しか起こらずチト寂しかった。
この手の良質のスラッシュバンドで一ヶ所でただ拳を振り上げてるだけなんてもったいないって思いませんか?
モッシュ(サークル型)ってとっても楽しいものですよ。息上がってしんどいのも回ってるうちに時期慣れてきますって。
ぼちぼちダイバーも出はじめた。その中にさっきのタンカードのにーちゃんもいた。
ただ、客少ないからとっても危険。良い子は絶対マネしないように!
ボーカルの人がMCで言っていたが、結成30周年といってもRIVERGEは当時開始3年位で解散したそうで、つい5年くらい前に再スタートしたそうだ。
これはおそらくリーダーの人が、まず自分たちのバンドから立ち上げて関西のスラッシュシーンを盛り上げようと画策しはったんやと思う。
RIVERGEはイベンターとしても機能しており、あの関東のスラッシャーたちがヨダレを垂らして羨んでる大阪のみのスラッシュの祭典『TRUE THRASH FEST』を発起したバンドなのだ。
このイベントにより、今までRAZOR、ASSASSIN、AT WAR、HIRAX、SACRIFICE、EXCITERなど、考えられないようなマニアックなスラッシュメタルバンドが初来日を果たしている。
私個人としては、とくに昨年POSSESSEDを日本に召喚してくれたことは感謝に堪えない。
だから、RIVERGEが復活したことの意義深さ、功績はかなりのものであるということが言える。
来年は、WHIPLASH、VENOM Inc.の出演がすでにアナウンスされている。
http://heavy-metal.jp/mag/590.htm
今回初めてRIVERGEの音源を入手。Tシャツも買った。
30週年記念で配布されたRiverge特製マウスパッドをさっそく使わせてもらっている。
う~ん、今回は客置いてけぼり型のDOOM、客のせのせ型のRIVERGEという、真逆の2バンド対決を目の当たりにしたような気がする。
って、4月にも同じ組み合わせを見てるんやけど。
DOOMはもっと曲のレパートリーを増やしてほしい。
今日の1曲:『Fast Saw』/ RIVERGE