AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

燃える朝焼け

2017年01月04日 | 名所ガイド、巡礼記
年末年始は特別なことはなにもせず家でボーっとするってのが、我が家の近年の過ごし方であったのが、昨年晦日は家族で伊勢の旅館に一泊して年を越すという異例の運びと相成ったわけでありまして。
まぁ伊勢は父親の生まれ故郷でもあり、本家もここらへんにあるらしく、我が家のルーツを辿るっつーことで。

行く前は出発予定時間の2時間前くらいに起きて、全く何も用意できてないという状態。
まぁ用意するもんゆーたら下着の着替えと車中で聴くCDくらいのもんだが。
伊勢自動車道を通って、約3時間ちょいで目的地に到着。


宿泊したのは、鳥羽の安楽島地区の旅館街の宿。
行く年来る年・お正月プランということで、そこそこの値段だった。




オーシャンビューの部屋で、伊勢湾に浮かぶ島々が一望できるっつーことで期待も高まったのだが・・・・

正面の島開発しまくり中やんけ!金返せ!



まぁこっちは若干いい感じかな。



着いて晩メシまで4時間ほどあったので、どっかその辺うろつこうと思ったのだが、鳥羽の見どころガイドのパンフを開いてみてもこれといって行きたいところがない。
しばらくボーっとしてから風呂に入って、ロビーで涼んでたらもうメシの時間になっていた。


今回は宿泊部屋でお食事プラン。
仲居さんが忙しなく料理を用意しだす。それまで我々家族は縁側でボケーっと待ってるしかない。


ウッハーーッ!
さすが伊勢だけに海産物づくしの豪華料理。こんな豪勢な料理今まで食ったことないかも。



アワビの炉端焼きが特に美味だった。
普段ビールなんか飲めへんのに、この日はグラス2杯いったもんな。



鳥羽サイダー。なんかいい水を使ってるらしい。



伊勢のサチをたらふく食ったあとは、まぁまた部屋でボーっとするしかないのだが、他の家族の者は晦日の晩はだいたい紅白を観るのが習慣で、一室で共に過ごすしかない状態なのでその紅白に付き合うしかない(しかも冒頭から)。
しかし、やっぱりこの日本の伝統的な大衆向け歌番組は、私にとって耐えがたいほど退屈なもので、ものの1時間も経たぬうちに縁側でiPodでスラッシュメタルでも聴いてクトゥルー本を読むしかなかった。


つか、他の家族の者もメシをたらふく食って酒もまわって、仲居さんが布団を敷きにきたとたんすぐに横になって赤白どっち勝ったか結果を見ぬうちに意識を失って眠り込んでしまっていた。
そしてトイレで長便しながら本を読んでるうちに2016年が終わってしまっていた。


で、朝新年を迎え、窓から海を見やると何隻かの船がダッシュで太平洋方面に向かって走っていくのが見えた。津波でも来たのか?
ああ、なるほど、水平線から初日の出を見ようっていう人らが早朝から気張ってはるんやなぁ。



あっしらは旅館の駐車場からのんびりと。
しかし、初日の出拝むのなんて何年ぶりやろか。



てなわけで、新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


今日の1曲:『燃える朝焼け』/ YES
コメント
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