しばらくぶりでございます。あましんです。
ここ最近何をしていたかというと、また入院してました。
今度は手術のための入院です。人生初手術です。
もう去年の12月くらいに主治医から「このままやったら腸閉塞起こしかねんから、もう腸を切って拡げて繋げた方(狭窄形成術)がええんちゃうか」みたいなこと言われてたものの、そん時は内視鏡的バルーン拡張術という、腹は切らずに口から内視鏡つっこんで風船で膨らませて腸の幅ムリヤリ拡げるゆう術式で済んだんですが(これが結構きつかった)、もう今回は割腹待ったなしといった状況やったみたい。
まぁ小腸ってのは、口からいってもケツからいっても中途半端な位置にあるので、もう腹切って腸を引きずり出した方が早いという事なのだと思う。
内視鏡的バルーン拡張術
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まぁこのクローン病、なるべく手術せんように薬物療法や食事療法で病状を維持していく方法しかなくって、私がもう最近全然食事に気を使ってなくて不摂生ばっかしてた報いですわ。エレンタールもサボりがちで狭窄起こしてる部分に未消化の食いもんがかなり詰まってたみたい。
主治医から手術の決断を迫られた時は、「マジですか?」というかつてない不安の念と共に、「オペしましょ!」っていう、徳弘正也著の『ターヘルアナ富子』の全然はやらなかった決めゼリフが脳裏をよぎった。
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手術日の前日の午前に病院にチェックイン。
難病指定を受けているので、前回個室をあてがわれても上限額の範囲内で収まったので今回もいけるかなと最初個室を希望した私の考えはあますぎた。
前回はたまたま相部屋が空いてなく一泊だけだったので通ったみたいで、個室はやっぱ適応外とのこと。
またイヤホン生活を余儀なくされるのか・・・・
入院一日目は私の大嫌いなモビプレップ責めの禊。
このなんとも形容しがたい飲み心地の腸管洗浄剤飲料を時間をかけて2リットル飲まなければならない。
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今回は特にコンディションが悪く、エズきまくりで1リットル飲むのがせいいっぱいだった。
点滴を受けながら担当の看護婦さんに手術の説明を受ける。
その日になっていきなり“T字帯”なるものを用意せいとのこと。
T字帯とは、なんのことはない。ふんどしのことである。
それが病院と提携してる1階のローソンに売っているとのこと。
ほんでなんでか白いタイツも履かなあかんという。これも自費やろか?
そして若い看護婦さんにギャランドゥーを際どいところまで剃髪される。
その夜はわりと良く眠れた。
9月26日、手術日。
術式は12時30分からとのこと。
朝は心を落ち着かせるため、ベッドに横たわり音楽でも聴くことにした。
手術前に相応しい曲は何か?やはりカーカスの「手術器具」だろうか?
ただ、その日の朝はなぜか滅多に聴かないデフ・レパードの音源をランダムに聴いていた。
いよいよ手術の時間がやってきた。
看護婦さんに付き添われ1階上の手術室へと向かう。
エレベータのところで看護婦さんに「緊張されてますね」と言われたが、その時はそれほどでもなかった。
ただ、手術室に入った瞬間、金属質の冷たさとやけにだだっ広い部屋の殺風景さになんともいえない恐怖を覚えた。
「こ、これから腹を切り刻まれるんだ。眠ってる間にいろんなことされるんだ」
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ベッドに横たわり、腕に点滴針を注射されたとたんすぐに意識はなくなった。
おそらく、意識を失っている間の約2時間半、手術室では下のような苛烈なオペが繰り広げられていたに違いない。
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一瞬、姉の顔を見た記憶がある。
それから病室で目が覚めた時は、酸素マスクをあてがわれ、痛み止めの点滴を腕に打たれていた。
その日は寝たきりで体は動かせない。鼻水が詰まって息苦しかった。
まぁ術式は成功だったみたいだ。あーよかった。
難病指定を受けているので、手術費用も心配なかった。
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ただ、その夜に気づいたのだが、看護婦さんが来るたびにベッドの下でチョロチョロやってるのはなんなのかと思ったら・・・・
なんと、いつの間に私のロッドに管が通されているではないか!!
ふんどしを買わされたのはその為だったのだ!
なんという責め苦!なんという辱め!・・・・
もうお婿にいけない。
今日の1曲:『治療不可』/ Rainbow
ここ最近何をしていたかというと、また入院してました。
今度は手術のための入院です。人生初手術です。
もう去年の12月くらいに主治医から「このままやったら腸閉塞起こしかねんから、もう腸を切って拡げて繋げた方(狭窄形成術)がええんちゃうか」みたいなこと言われてたものの、そん時は内視鏡的バルーン拡張術という、腹は切らずに口から内視鏡つっこんで風船で膨らませて腸の幅ムリヤリ拡げるゆう術式で済んだんですが(これが結構きつかった)、もう今回は割腹待ったなしといった状況やったみたい。
まぁ小腸ってのは、口からいってもケツからいっても中途半端な位置にあるので、もう腹切って腸を引きずり出した方が早いという事なのだと思う。
内視鏡的バルーン拡張術
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まぁこのクローン病、なるべく手術せんように薬物療法や食事療法で病状を維持していく方法しかなくって、私がもう最近全然食事に気を使ってなくて不摂生ばっかしてた報いですわ。エレンタールもサボりがちで狭窄起こしてる部分に未消化の食いもんがかなり詰まってたみたい。
主治医から手術の決断を迫られた時は、「マジですか?」というかつてない不安の念と共に、「オペしましょ!」っていう、徳弘正也著の『ターヘルアナ富子』の全然はやらなかった決めゼリフが脳裏をよぎった。
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手術日の前日の午前に病院にチェックイン。
難病指定を受けているので、前回個室をあてがわれても上限額の範囲内で収まったので今回もいけるかなと最初個室を希望した私の考えはあますぎた。
前回はたまたま相部屋が空いてなく一泊だけだったので通ったみたいで、個室はやっぱ適応外とのこと。
またイヤホン生活を余儀なくされるのか・・・・
入院一日目は私の大嫌いなモビプレップ責めの禊。
このなんとも形容しがたい飲み心地の腸管洗浄剤飲料を時間をかけて2リットル飲まなければならない。
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今回は特にコンディションが悪く、エズきまくりで1リットル飲むのがせいいっぱいだった。
点滴を受けながら担当の看護婦さんに手術の説明を受ける。
その日になっていきなり“T字帯”なるものを用意せいとのこと。
T字帯とは、なんのことはない。ふんどしのことである。
それが病院と提携してる1階のローソンに売っているとのこと。
ほんでなんでか白いタイツも履かなあかんという。これも自費やろか?
そして若い看護婦さんにギャランドゥーを際どいところまで剃髪される。
その夜はわりと良く眠れた。
9月26日、手術日。
術式は12時30分からとのこと。
朝は心を落ち着かせるため、ベッドに横たわり音楽でも聴くことにした。
手術前に相応しい曲は何か?やはりカーカスの「手術器具」だろうか?
ただ、その日の朝はなぜか滅多に聴かないデフ・レパードの音源をランダムに聴いていた。
いよいよ手術の時間がやってきた。
看護婦さんに付き添われ1階上の手術室へと向かう。
エレベータのところで看護婦さんに「緊張されてますね」と言われたが、その時はそれほどでもなかった。
ただ、手術室に入った瞬間、金属質の冷たさとやけにだだっ広い部屋の殺風景さになんともいえない恐怖を覚えた。
「こ、これから腹を切り刻まれるんだ。眠ってる間にいろんなことされるんだ」
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ベッドに横たわり、腕に点滴針を注射されたとたんすぐに意識はなくなった。
おそらく、意識を失っている間の約2時間半、手術室では下のような苛烈なオペが繰り広げられていたに違いない。
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一瞬、姉の顔を見た記憶がある。
それから病室で目が覚めた時は、酸素マスクをあてがわれ、痛み止めの点滴を腕に打たれていた。
その日は寝たきりで体は動かせない。鼻水が詰まって息苦しかった。
まぁ術式は成功だったみたいだ。あーよかった。
難病指定を受けているので、手術費用も心配なかった。
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ただ、その夜に気づいたのだが、看護婦さんが来るたびにベッドの下でチョロチョロやってるのはなんなのかと思ったら・・・・
なんと、いつの間に私のロッドに管が通されているではないか!!
ふんどしを買わされたのはその為だったのだ!
なんという責め苦!なんという辱め!・・・・
もうお婿にいけない。
今日の1曲:『治療不可』/ Rainbow