この三連休初日は幸先よく、上原ひろみ THE TRIO PROJECT『ALIVE』ジャパンツアー2014の初日公演に参戦するという幸運に恵まれた。
上原ひろみライブは、3年前の『VOICE』ツアー大阪公演以来だったが、あの時は堺市の寒々とした市民ホールで音響も悪く、しかも2階席だったもんでひろみちゃんの演奏の熱気もあまり伝わってこず、不完全燃焼に終わってしまった。
しかし今回はなんと!1階(しかない)3列目のひろみちゃん側!
奈良県は葛城市新庄文化会館マルベリーホールという700人キャパのいかにもローカル臭漂う、周りには古墳くらいしかないド田舎の会場でトリオプロジェクトの初日公演は行われた。
ツレの車のカーナビがなかったら時間通り辿り着けていたかどうか・・・・
なぜか国分太一。あぁ、鍵盤つながりか・・・・
まず会場入りして席を確かめると、そのステージの低さに大興奮!!
メチャメチャ至近距離やんけ!!もうはっきりいってVIP席ですわ!
開演前のBGMはCREAM。おそらく『クリームの素晴らしき世界』の音源であろう。
先月亡くなったジャック・ブルースへの哀悼の意を表してのセレクトだな。
ライブ1曲目は予想外にも厳かな旋律で始まる“Warrior”でスタート。
懸念していた音のバランスも全く問題なしで、前回バリケード設置してるにも関わらず突き抜けすぎてたサイモンの豪快なパワードラム音もいい塩梅。
そして2曲目の目まぐるしい展開のアヴァンギャルドな“Player”といい、初っ端から3人の演奏がかなりヒートアップしていて、隣のじょにい氏も大興奮のご様子。
終演後、親切にもセットリストが貼り出されてあった。当然ながら新作曲中心。
私自身、この日の3人のテンションの高さが最も感じれたのは、1st『VOICE』からの“Flashback”が演奏された時。
まぁトリオプロジェクト作品の中で一番といっていいくらいお気に入りのナンバーってのもあるが、もうイントロの流麗なピアノのフレーズ聴いただけで鳥肌!
サイモンのリズムはレコーディングのそれより疾走感があって激しかった。久々にアドレナリンが体内で沸き立つのを感じましたよ。
しかしこの曲のベートーベンばりの荘厳なる重低音のドラマティックなピアノのフレーズ好きだなぁ~
次なる私の鳥肌ポイントは、小休憩15分置いてからの一発目。前回見逃した“MOVE”をこの至近距離から体感できたのはよかった。
中盤のあの徐々にヒートアップしていく、メンバー同士がお互いを煽りまくる怒濤の展開!!これはかなりの見ものでしたぜ。
最初田舎ホールと侮っていた会場も、音響もバッチシで全然悪くなかった。
今回は照明ががんばってたね。おそらくこのツアー用に組まれた持ち込みシステムであろう。
まぁ即興で目まぐるしい展開の曲ばかりなもんだから、照明係さんちょっと3人の演奏についていけてない場面もしばしば見受けられたが、このトリオプロジェクトの凄まじい演奏バトルにさらなるドラマティックさを演出してくれていたのは間違いない。いや、やっぱこういうのは大事ですよ。
しかし、改めて今回の席は最高!!というほかない!
とにかく至近距離でのひろみちゃんの狂熱のピアノワーク!エルボー奏法はもちろん、グーで鍵盤を叩きまくるサディスティックなパフォーマンスはもう圧巻であった!
内から溢れ出る演奏することの喜びの感情が抑えきれないときの右足の上げ具合、そして時折みせる感情的な「アーウ」「ウ~ン」といった唸り声も生でバッチリ拝聴できて、もう極上のひとときであった。
ひろみちゃんのこの気迫の演奏を目の当たりにすると、ギターかきならしてただ大声で歌い叫んでるバンドのどこがエモなんだ?どこがロックなんだと首をかしげる他ない。
あとどっかのプログレメタルバンドのギタリストが、小難しいギターソロワークをなんのアクションもせず、ただキッチリ黙々と弾いてる姿を見てると、「メタルやめろ!ひろみちゃんを見習え!」と言いたくなる。
にしても、最前列の客層の様子がどうもおかしいと思った。2組ほど遅れて入場してくるし(1組なんか低学年くらいの子供連れ)、ラストに演奏された“Spirit”では、演奏がピタっと止まったところでフライング拍手して(ブルースの典型的なエンディングを知らんのか)ひろみちゃんに「まだだよ~」ってフォロースマイル送られてるし(この辺がひろみちゃんの懐の深さなのだ!)。
どうも曲を知らないっぽい。
終演後ツレらとアンケート書いてたら、最前中央で観戦していたと思しき隣りのおばちゃんが「お兄さんたち、今日の曲全部知ってはんの?」とか、「前回来はった○○さんのライブもよかったわぁ~、ところでマルベリーホールは(上原やないんかい!)何回目?」とか、ちんぷんかんぷんな質問を投げかけてくる。
そこでハッと気付いたのが、おそらく最前列のほとんどの人がこの“マルベリー友の会”の有料会員で優先的にええ席をあてがわれていたんだなと。
いや、わてら葛城市民とちゃいますから。
いや、さかなクンのトークショーも行かないですよ。
今日の1曲:『Warrior』/ Hiromi The Trio Project feat.Anthony Jackson & Simon Phillips
上原ひろみライブは、3年前の『VOICE』ツアー大阪公演以来だったが、あの時は堺市の寒々とした市民ホールで音響も悪く、しかも2階席だったもんでひろみちゃんの演奏の熱気もあまり伝わってこず、不完全燃焼に終わってしまった。
しかし今回はなんと!1階(しかない)3列目のひろみちゃん側!
奈良県は葛城市新庄文化会館マルベリーホールという700人キャパのいかにもローカル臭漂う、周りには古墳くらいしかないド田舎の会場でトリオプロジェクトの初日公演は行われた。
ツレの車のカーナビがなかったら時間通り辿り着けていたかどうか・・・・
なぜか国分太一。あぁ、鍵盤つながりか・・・・
まず会場入りして席を確かめると、そのステージの低さに大興奮!!
メチャメチャ至近距離やんけ!!もうはっきりいってVIP席ですわ!
開演前のBGMはCREAM。おそらく『クリームの素晴らしき世界』の音源であろう。
先月亡くなったジャック・ブルースへの哀悼の意を表してのセレクトだな。
ライブ1曲目は予想外にも厳かな旋律で始まる“Warrior”でスタート。
懸念していた音のバランスも全く問題なしで、前回バリケード設置してるにも関わらず突き抜けすぎてたサイモンの豪快なパワードラム音もいい塩梅。
そして2曲目の目まぐるしい展開のアヴァンギャルドな“Player”といい、初っ端から3人の演奏がかなりヒートアップしていて、隣のじょにい氏も大興奮のご様子。
終演後、親切にもセットリストが貼り出されてあった。当然ながら新作曲中心。
私自身、この日の3人のテンションの高さが最も感じれたのは、1st『VOICE』からの“Flashback”が演奏された時。
まぁトリオプロジェクト作品の中で一番といっていいくらいお気に入りのナンバーってのもあるが、もうイントロの流麗なピアノのフレーズ聴いただけで鳥肌!
サイモンのリズムはレコーディングのそれより疾走感があって激しかった。久々にアドレナリンが体内で沸き立つのを感じましたよ。
しかしこの曲のベートーベンばりの荘厳なる重低音のドラマティックなピアノのフレーズ好きだなぁ~
次なる私の鳥肌ポイントは、小休憩15分置いてからの一発目。前回見逃した“MOVE”をこの至近距離から体感できたのはよかった。
中盤のあの徐々にヒートアップしていく、メンバー同士がお互いを煽りまくる怒濤の展開!!これはかなりの見ものでしたぜ。
最初田舎ホールと侮っていた会場も、音響もバッチシで全然悪くなかった。
今回は照明ががんばってたね。おそらくこのツアー用に組まれた持ち込みシステムであろう。
まぁ即興で目まぐるしい展開の曲ばかりなもんだから、照明係さんちょっと3人の演奏についていけてない場面もしばしば見受けられたが、このトリオプロジェクトの凄まじい演奏バトルにさらなるドラマティックさを演出してくれていたのは間違いない。いや、やっぱこういうのは大事ですよ。
しかし、改めて今回の席は最高!!というほかない!
とにかく至近距離でのひろみちゃんの狂熱のピアノワーク!エルボー奏法はもちろん、グーで鍵盤を叩きまくるサディスティックなパフォーマンスはもう圧巻であった!
内から溢れ出る演奏することの喜びの感情が抑えきれないときの右足の上げ具合、そして時折みせる感情的な「アーウ」「ウ~ン」といった唸り声も生でバッチリ拝聴できて、もう極上のひとときであった。
ひろみちゃんのこの気迫の演奏を目の当たりにすると、ギターかきならしてただ大声で歌い叫んでるバンドのどこがエモなんだ?どこがロックなんだと首をかしげる他ない。
あとどっかのプログレメタルバンドのギタリストが、小難しいギターソロワークをなんのアクションもせず、ただキッチリ黙々と弾いてる姿を見てると、「メタルやめろ!ひろみちゃんを見習え!」と言いたくなる。
にしても、最前列の客層の様子がどうもおかしいと思った。2組ほど遅れて入場してくるし(1組なんか低学年くらいの子供連れ)、ラストに演奏された“Spirit”では、演奏がピタっと止まったところでフライング拍手して(ブルースの典型的なエンディングを知らんのか)ひろみちゃんに「まだだよ~」ってフォロースマイル送られてるし(この辺がひろみちゃんの懐の深さなのだ!)。
どうも曲を知らないっぽい。
終演後ツレらとアンケート書いてたら、最前中央で観戦していたと思しき隣りのおばちゃんが「お兄さんたち、今日の曲全部知ってはんの?」とか、「前回来はった○○さんのライブもよかったわぁ~、ところでマルベリーホールは(上原やないんかい!)何回目?」とか、ちんぷんかんぷんな質問を投げかけてくる。
そこでハッと気付いたのが、おそらく最前列のほとんどの人がこの“マルベリー友の会”の有料会員で優先的にええ席をあてがわれていたんだなと。
いや、わてら葛城市民とちゃいますから。
いや、さかなクンのトークショーも行かないですよ。
今日の1曲:『Warrior』/ Hiromi The Trio Project feat.Anthony Jackson & Simon Phillips
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