我が敬愛するマンガ家、手塚治虫先生の生誕90周年の催し事はまだまだ継続中で、今年に入ってからは娘さんの手塚るみ子さんや、手塚作品に影響を受けたマンガ家さんらが結託して、「手塚マンガは、なにもアトムやジャングル大帝みたいな健全なマンガばかりじゃないんだぞ!」と、世間一般にはあまり知られてない、いわゆる黒手塚作品に焦点を当てたシンポジウムなどが密かに催されるなどの動きが見受けられる。
で、先月、『アナザーサイドオブテヅカ -オレたちの黒いテヅカ-』なる5人のクリエイターさんたちによる二次創作企画が東京の方で行われていたことには、大変心騒がされていた。
発起人は、ロッキン・ジェリービーンという、主にムチムチ感のある女体を扱ったエログラフィックを得意とする常に覆面をした謎の画家さん。
実はジェリービーン氏の作品は以前からよく知っていたのであるが、彼が日本人で、しかもミュージシャンでもあったことは全然知らなかった。
Rockin' Jerry Bean氏
20代の頃、若気の至りで鑑賞した『キラー・コンドーム』というドイツのシモネタホラー映画のイラストで彼の作品に初めて触れたんだと思う。
キラー・コンドームのクリーチャー・デザインを手掛けたのがあのH.R.ギーガー氏で、当時のわたしとしては、もう注目せずにはおれんかったわけです。
まぁ内容はほんまに下らないオゲレツB級映画でゲンナリさせられたが、主題歌のテクノナンバー、そしてジェリービーン氏が描くイラストデサインがほんとうに素晴らしく、コンドームのパックをあしらった特殊加工ジャケのサントラCDまで購入してしまった。
映画パンフレットもコンドームの箱をあしらったスペシャリーな作りとなっている。
で、ツイッター情報で紹介されてた今回の『アナザーサイドオブテヅカ』の催し会場で売られていたグッズがほんとうに魅力的で、京都に住んでる私にはどうすることもできず(遠征もちょっと考えたが)、「頼むから通販してくれくれくれくれェェェ~~」と、夢野久作調で悶えながら祈っていると、イベント終了後それがすぐに叶ってもうなりふり構わず即発注!!まぁまぁな散財をしてしまった。
しかし、本企画のヴィジュアルブックまでカゴに入れてしまうとは(写真トップ)・・・これは完全にジャケ買いやったな。
やはり魅力的なのはジェリービーン氏のエロティックなイラストで、本企画では『アポロの歌』(不健全図書に指定された作品)、『地球を呑む』、『ふしぎなメルモ』、『きりひと賛歌』の4作品からの女性キャラを題材として、二次創作に挑まれている。
今回この4作品の絵があしらわれたハンドタオルが商品化されてたんだが、私がオーダーしようとした頃にはすでに2種類のが完売していて、残ったのから一枚だけ選んで購入。
まぁこの軟体ポーズでわかる人にはわかると思うんですが、『きりひと賛歌』に出てくる麗花です。
台湾の上流階級の秘密クラブ専属の女芸人。“人間天ぷら”という危険な見世物を得意とする。
サテリアージスという変態異常性欲の持ち主で、主人公桐人にその病気から救われる。
まぁ私の大好きな手塚作品『きりひと賛歌』に着目して麗花なんてレアな女キャラを題材に取り上げてくれたのは嬉しいんだが、背景がただ中華っぽいだけってのがもの足りないし、作品の特色もあまり出ていない(たぶん、あんま時間がなかったんだろう)。
全体図が非常に凝っていて秀逸だったのが、やはり『ふしぎなメルモ』。
なかなかエロい構図だが、なんといっても左上奥の背景図が素晴らしい。
アニメのオープニングテーマで展開するあの赤いキャンディーと青いキャンディーを星の子たちが製造してるシーンが描かれてる!
火の鳥までちゃんと描かれてるとこがいいね!(そりゃすぐ売り切れるよ)
Killer Condom Trailer
で、先月、『アナザーサイドオブテヅカ -オレたちの黒いテヅカ-』なる5人のクリエイターさんたちによる二次創作企画が東京の方で行われていたことには、大変心騒がされていた。
発起人は、ロッキン・ジェリービーンという、主にムチムチ感のある女体を扱ったエログラフィックを得意とする常に覆面をした謎の画家さん。
実はジェリービーン氏の作品は以前からよく知っていたのであるが、彼が日本人で、しかもミュージシャンでもあったことは全然知らなかった。
Rockin' Jerry Bean氏
20代の頃、若気の至りで鑑賞した『キラー・コンドーム』というドイツのシモネタホラー映画のイラストで彼の作品に初めて触れたんだと思う。
キラー・コンドームのクリーチャー・デザインを手掛けたのがあのH.R.ギーガー氏で、当時のわたしとしては、もう注目せずにはおれんかったわけです。
まぁ内容はほんまに下らないオゲレツB級映画でゲンナリさせられたが、主題歌のテクノナンバー、そしてジェリービーン氏が描くイラストデサインがほんとうに素晴らしく、コンドームのパックをあしらった特殊加工ジャケのサントラCDまで購入してしまった。
映画パンフレットもコンドームの箱をあしらったスペシャリーな作りとなっている。
で、ツイッター情報で紹介されてた今回の『アナザーサイドオブテヅカ』の催し会場で売られていたグッズがほんとうに魅力的で、京都に住んでる私にはどうすることもできず(遠征もちょっと考えたが)、「頼むから通販してくれくれくれくれェェェ~~」と、夢野久作調で悶えながら祈っていると、イベント終了後それがすぐに叶ってもうなりふり構わず即発注!!まぁまぁな散財をしてしまった。
しかし、本企画のヴィジュアルブックまでカゴに入れてしまうとは(写真トップ)・・・これは完全にジャケ買いやったな。
やはり魅力的なのはジェリービーン氏のエロティックなイラストで、本企画では『アポロの歌』(不健全図書に指定された作品)、『地球を呑む』、『ふしぎなメルモ』、『きりひと賛歌』の4作品からの女性キャラを題材として、二次創作に挑まれている。
今回この4作品の絵があしらわれたハンドタオルが商品化されてたんだが、私がオーダーしようとした頃にはすでに2種類のが完売していて、残ったのから一枚だけ選んで購入。
まぁこの軟体ポーズでわかる人にはわかると思うんですが、『きりひと賛歌』に出てくる麗花です。
台湾の上流階級の秘密クラブ専属の女芸人。“人間天ぷら”という危険な見世物を得意とする。
サテリアージスという変態異常性欲の持ち主で、主人公桐人にその病気から救われる。
まぁ私の大好きな手塚作品『きりひと賛歌』に着目して麗花なんてレアな女キャラを題材に取り上げてくれたのは嬉しいんだが、背景がただ中華っぽいだけってのがもの足りないし、作品の特色もあまり出ていない(たぶん、あんま時間がなかったんだろう)。
全体図が非常に凝っていて秀逸だったのが、やはり『ふしぎなメルモ』。
なかなかエロい構図だが、なんといっても左上奥の背景図が素晴らしい。
アニメのオープニングテーマで展開するあの赤いキャンディーと青いキャンディーを星の子たちが製造してるシーンが描かれてる!
火の鳥までちゃんと描かれてるとこがいいね!(そりゃすぐ売り切れるよ)
Killer Condom Trailer
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