それにして・・・・
今年もスレイヤーのアルバムのごとく「え?もう終わり?」という感じでしたなぁ。
今年も全く実りのない1年でした。ホンマ年々物事に興味を無くしていきます。
映画にはほとほと興味を失いました。何を観てもなんかモノ足りなさを感じてしまう。そしてなんだか金と時間がもったいない気さえしてきました。
そんな今年でも、実現不可能だととっくの昔にあきらめてたまさかまさかメタルマサカのVOIVODの初来日は、間違いなく今年最大の事件だった!
全国から集まったVOIVODファンと共に「ヴォイヴォー!」と叫んだあの夢のような時間は何ものにも替え難い。
振り返ってみますと、WHITESNAKE、DEF LEPPARD、JUDAS PRIEST、EXTREME、METALLICA、GUNS 'N' ROSES、MOTLEY CRUE、MSG、AC/DCなど、大御所メタルバンドの新作リリースラッシュな、まさにメタル・イヤーズな年でもあっんですよね。
中学生の頃は夢中になってたバンドばっかやけど、今となっては彼らに対して期待も敬意の念もなくしてしまった。
それでもいまだにメタリカに対する世間の期待度は凄くて、私の周りでも今回の新作買ってる人結構いたりするんでビックリしますよ。
彼らがなんでメタリカのCDを買ってしまうのか?答えは多分「メタリカだから」でしょうな。
もうなんかブランド化した感がありますね、メタリカって。
あと突如呼び覚まされたクトゥルー神話嗜好なんてのもあったな。今年はなんか寝ても覚めても暗黒神話のことばっか考えてたような気がします。
世の中になんの役にも立たないようなことを勉強するのが好きなんですね。
まぁ四の五の言ってる内に今年も終わってしまいそうなので、一応やっときますか?
「あましんレコード大賞 2008!」
よーするに今年の私的ベストアルバム5作品ですわ。
10枚は無理、全然買ってないので。まぁ売れ線のばっかで恐縮なんですが。
第一位 『THIRD』 / PORTISHEAD
約10年振りの新作にしてこの完成度の高さ!やっぱポーティスは凄かった!
この大不況の不穏な空気が蔓延する世の中に、これほどシックリくる音楽もないだろう。
10年前のサウンドは、夜中に車で外灯もない山道に迷い込んだような感覚があったが、今作はあるどんよりとした昼下がりに、見知らぬ田舎町を当て所もなくドライヴしてるような、そんな感じ。
今回はアコースティックなギターや打楽器など、ドライな生楽器音が全面に打ち出されていて、それでいてやはり従来のポーティスならではのダークでディープな世界が見事に顕れている。
ベス・ギボンズももう今では40過ぎのええオバチャンになったろうに、“暗黒の天使”と呼称されたその妖艶さはいささかも衰えをみせてはおりません。
以前の絶望的な暗さは健全なんだけど、今回はそこに味わい深さや温かみなんかも加わった感じで、軽く精神を病んでる人にもオススメです。
来日祈願!!
The Rip
第二位 『GAME』 / Perfume
幼少の頃に遡っても私が女性アイドルグループに興味を示すなんて事は今までなかったので、そういう意味では正に衝撃の作品といわざるを得ない。
この作品の最大の魅力は、なんつってもケミカルブラザーズとかダフト・パンクとかアンダーワールドでは味わえなかった耳当たりのよさですな。テクノっちゅー音楽はどうしても飽きがくるのが早いんだけど、Perfumeの音楽には普遍的なポップ性と驚異的な中毒性がある。聴いてて未だに飽きひんもんなー。
デジタルループサウンドにアコースティックGのフレーズが心地よい#9“take me take me”は間違いなく今年のベストナンバー。
Perfumeを爆音でかけながら、四条畷から木津にかけての真夜中の163号線をインプレッサでとばしていたベース野郎はこの僕です。
Take Me Take Me
第三位 『Beyond Standard』 / Hiromi's Sonicbloom
その卓越した超絶ピアノワークに、最近ますます虜になりつつある上原ひろみさんが率いる、いつものリズム隊に、私にとっても馴染み深いScreaming Headless Torsosの変態ギタリスト、デヴィッド・フュージンスキーを加えてのスペシャルユニットHiromi's Sonicbloom。
その第二弾は、自身初となるカヴァー集。
前作のオリジナル作品は、少し難解かつデヴィッドとの相性に少し疑念を禁じえなかったが、今回のはカヴァー集ということで、比較的聴き覚えのあるキャッチーなメロディーのスタンダードナンバーが中心で、非常に馴染みやすかった。
それでもこの面子が演奏するのだから、そのアレンジ力たるや超絶さたるや、そらあんた、悶絶ものですよ。
Caravan
第四位 『CARRY THROUGH OUT MY WILL』 / オーバードーズ
今年のブライテスト・ホープは間違いなく彼らだろう。
最近の青臭いガキがやってるようなハードコアなどはいっさい聴く耳もたんのだが、いやいやこのオールドスクール感はたまらんです。
とくにギターのMEGURU君は、ジェシー・ピンダートの精神を受け継いだ男といっても過言ではない筋金入りのリフメーカー。おまけにスコット・イアンばりの漢を感じさすバックコーラスまでかますんだからカッチョいいことこの上ない。
ともかく、ヘッド・バンギン、モッシュ、クラウドサーフ(ま、これは奨励しない)、ヘッドウォーキン、ジダンダ・ステップを心から楽しみたい荒くれどもは、このアルバムを聴くがいい!!
大阪ミナミの頽廃が生み出した真性のハードコアサウンドがここにある!
第五位 『ALL HOPE IS GONE』 / SlipknoT
1stや2nd好きの人からは色々言われてるみたいですが、個人的には、まぁいけました。キャッチーになったとはいえ、やっぱ狂気や混沌としたものはそれなりに渦巻いてるし、楽曲のクオリティはやっぱり高い。楽曲よければ全てよし!
今作がいけるなんて自分でも意外で、このままいくとリンキン・パークとかゴーリキー・パークとかもいけちゃうんじゃないかと不安になってきます。
確かにマトモ過ぎる感はあるけど“ALL HOPE IS GONE”なんて過去最高の高速ブラストブチ切れナンバーだし、“DEAD MEMORIES”でのコリィの歌メロもレベル高いし、ヘタなメロデス聴いてるよりはずっといい。
Dead Memories
つーわけで、皆さんまた来年お会いしましょう。
クトゥルフ・フタグン!
今日の1曲:『VOIVOD』/ VOIVOD
今年もスレイヤーのアルバムのごとく「え?もう終わり?」という感じでしたなぁ。
今年も全く実りのない1年でした。ホンマ年々物事に興味を無くしていきます。
映画にはほとほと興味を失いました。何を観てもなんかモノ足りなさを感じてしまう。そしてなんだか金と時間がもったいない気さえしてきました。
そんな今年でも、実現不可能だととっくの昔にあきらめてたまさかまさかメタルマサカのVOIVODの初来日は、間違いなく今年最大の事件だった!
全国から集まったVOIVODファンと共に「ヴォイヴォー!」と叫んだあの夢のような時間は何ものにも替え難い。
振り返ってみますと、WHITESNAKE、DEF LEPPARD、JUDAS PRIEST、EXTREME、METALLICA、GUNS 'N' ROSES、MOTLEY CRUE、MSG、AC/DCなど、大御所メタルバンドの新作リリースラッシュな、まさにメタル・イヤーズな年でもあっんですよね。
中学生の頃は夢中になってたバンドばっかやけど、今となっては彼らに対して期待も敬意の念もなくしてしまった。
それでもいまだにメタリカに対する世間の期待度は凄くて、私の周りでも今回の新作買ってる人結構いたりするんでビックリしますよ。
彼らがなんでメタリカのCDを買ってしまうのか?答えは多分「メタリカだから」でしょうな。
もうなんかブランド化した感がありますね、メタリカって。
あと突如呼び覚まされたクトゥルー神話嗜好なんてのもあったな。今年はなんか寝ても覚めても暗黒神話のことばっか考えてたような気がします。
世の中になんの役にも立たないようなことを勉強するのが好きなんですね。
まぁ四の五の言ってる内に今年も終わってしまいそうなので、一応やっときますか?
「あましんレコード大賞 2008!」
よーするに今年の私的ベストアルバム5作品ですわ。
10枚は無理、全然買ってないので。まぁ売れ線のばっかで恐縮なんですが。
第一位 『THIRD』 / PORTISHEAD
約10年振りの新作にしてこの完成度の高さ!やっぱポーティスは凄かった!
この大不況の不穏な空気が蔓延する世の中に、これほどシックリくる音楽もないだろう。
10年前のサウンドは、夜中に車で外灯もない山道に迷い込んだような感覚があったが、今作はあるどんよりとした昼下がりに、見知らぬ田舎町を当て所もなくドライヴしてるような、そんな感じ。
今回はアコースティックなギターや打楽器など、ドライな生楽器音が全面に打ち出されていて、それでいてやはり従来のポーティスならではのダークでディープな世界が見事に顕れている。
ベス・ギボンズももう今では40過ぎのええオバチャンになったろうに、“暗黒の天使”と呼称されたその妖艶さはいささかも衰えをみせてはおりません。
以前の絶望的な暗さは健全なんだけど、今回はそこに味わい深さや温かみなんかも加わった感じで、軽く精神を病んでる人にもオススメです。
来日祈願!!
The Rip
第二位 『GAME』 / Perfume
幼少の頃に遡っても私が女性アイドルグループに興味を示すなんて事は今までなかったので、そういう意味では正に衝撃の作品といわざるを得ない。
この作品の最大の魅力は、なんつってもケミカルブラザーズとかダフト・パンクとかアンダーワールドでは味わえなかった耳当たりのよさですな。テクノっちゅー音楽はどうしても飽きがくるのが早いんだけど、Perfumeの音楽には普遍的なポップ性と驚異的な中毒性がある。聴いてて未だに飽きひんもんなー。
デジタルループサウンドにアコースティックGのフレーズが心地よい#9“take me take me”は間違いなく今年のベストナンバー。
Perfumeを爆音でかけながら、四条畷から木津にかけての真夜中の163号線をインプレッサでとばしていたベース野郎はこの僕です。
Take Me Take Me
第三位 『Beyond Standard』 / Hiromi's Sonicbloom
その卓越した超絶ピアノワークに、最近ますます虜になりつつある上原ひろみさんが率いる、いつものリズム隊に、私にとっても馴染み深いScreaming Headless Torsosの変態ギタリスト、デヴィッド・フュージンスキーを加えてのスペシャルユニットHiromi's Sonicbloom。
その第二弾は、自身初となるカヴァー集。
前作のオリジナル作品は、少し難解かつデヴィッドとの相性に少し疑念を禁じえなかったが、今回のはカヴァー集ということで、比較的聴き覚えのあるキャッチーなメロディーのスタンダードナンバーが中心で、非常に馴染みやすかった。
それでもこの面子が演奏するのだから、そのアレンジ力たるや超絶さたるや、そらあんた、悶絶ものですよ。
Caravan
第四位 『CARRY THROUGH OUT MY WILL』 / オーバードーズ
今年のブライテスト・ホープは間違いなく彼らだろう。
最近の青臭いガキがやってるようなハードコアなどはいっさい聴く耳もたんのだが、いやいやこのオールドスクール感はたまらんです。
とくにギターのMEGURU君は、ジェシー・ピンダートの精神を受け継いだ男といっても過言ではない筋金入りのリフメーカー。おまけにスコット・イアンばりの漢を感じさすバックコーラスまでかますんだからカッチョいいことこの上ない。
ともかく、ヘッド・バンギン、モッシュ、クラウドサーフ(ま、これは奨励しない)、ヘッドウォーキン、ジダンダ・ステップを心から楽しみたい荒くれどもは、このアルバムを聴くがいい!!
大阪ミナミの頽廃が生み出した真性のハードコアサウンドがここにある!
第五位 『ALL HOPE IS GONE』 / SlipknoT
1stや2nd好きの人からは色々言われてるみたいですが、個人的には、まぁいけました。キャッチーになったとはいえ、やっぱ狂気や混沌としたものはそれなりに渦巻いてるし、楽曲のクオリティはやっぱり高い。楽曲よければ全てよし!
今作がいけるなんて自分でも意外で、このままいくとリンキン・パークとかゴーリキー・パークとかもいけちゃうんじゃないかと不安になってきます。
確かにマトモ過ぎる感はあるけど“ALL HOPE IS GONE”なんて過去最高の高速ブラストブチ切れナンバーだし、“DEAD MEMORIES”でのコリィの歌メロもレベル高いし、ヘタなメロデス聴いてるよりはずっといい。
Dead Memories
つーわけで、皆さんまた来年お会いしましょう。
クトゥルフ・フタグン!
今日の1曲:『VOIVOD』/ VOIVOD
今年出会ったばかりなのに、色々とお世話になりましたぁ。
やはり今年最大の出来事はVoivodの来日公演ですよね。
夢にまで見た彼らの姿。まさか来日が実現するとは思ってもみませんでした。
Piggyがいたら最高だったんですけど、でも代役のギタリストはいいプレイしていましたよね。
来年は最後のアルバムが出るようなので、再来日を期待しましょう。
また、来年もよろしくお願いします。<(_ _)>
VOIVOD最高でしたね!
メンバーも来年の来日に向けてかなり意欲的なようだと、どこかの噂で聞きましたよ。
期待しましょう!
YOU TUBE映像のはROCK TODAYで流れたやつらしいですね。東京はいいなぁ~
静止映像のところでメロイックサインかがけてる手のどれか1本に多分僕の手あると思います。(笑)
来年もよろしくお願いします。
恥ずかしながら私もベストアルバムが決まりましたので
トラバさせて頂きますね。
あましんさんの見て決めたわけではないんですが、
趣味合いますね~。
Potisheadはホントに素晴らしかったです。
あまりの守備範囲の広さに感心しきり。
皆さんのベストを見てると
普段聴かないような音楽が入ってて楽しいです!!
>守備範囲の広さ
てゆーか、こだわりがなくなった、見境いがないと言う方が正しいかと。
今年も全く音楽探求してませんので。
いや~、2位まで全然違うのに、1位Portisheadでガッチリ合ってしまうところにめいぐるとさんとの同類性を強く感じます!
今年はもっとちゃんと掘り下げて音楽きいてみようかな~て思います。