AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

涅槃桜

2006年04月06日 | ♪音楽総合♪
桜ひらひら降る夜は

心うららに躍って

春の涅槃に舞うのさ

Oh Yeah~♪

という人間椅子の「涅槃桜」の歌詞を思い浮かべるように、すっかり桜満開の季節となりましたね。
この時期になると“桜”をテーマにした曲を作ってスマッシュヒットを狙う商業的な輩が必ず出てきますよね。いかにも女子高生が食いつくような、卒業などのベタなキーワードをフンダンに取り入れて言葉巧みに「オマエらこういうのが好きなんだろ」と、押しつけがましくも迫ってきます。
それがいたるところでかかってるもんだから、もうウンザリさせられることこのうえありませんよね。
そんなメディアの洗脳に踊らされるよか、ちょっと私のオススメする「桜」をテーマにしたナンバーに耳を傾けてみませんか?(なんでやねん!)


まず、最近購入したばかりのScreaming Headless TorsosのライヴDVD『LIVE!! IN NEW YORK AND PARIS』より、インストナンバーの「SAKURA」
ここではFUZEの一風変わった東洋的なフレーズが幻惑的に響いてきます。そのトリップ感はちょうど、桜が幻想的に舞う様を彷彿とさせております。





続いて、上でも紹介している人間椅子のアルバム『見知らぬ世界』からのナンバー「涅槃桜」
これも和嶋氏の哀愁感溢れる歌とギターのメロディーラインが、春のうららかな香りと桜の散る儚さのような風情を想わせ、なにかしらやるせない鬱々とした気分にさせます。




あと人間椅子では、『人間失格』収録の「桜の森の満開の下」なんてのもいかがでしょうか?
この曲を流しもって「桜の木の下には死体が埋まっている」という坂口安吾の怪奇小説を思い浮かべながら、夜桜を眺めて残忍かつ妖艶な気分に浸ってみるのも一興かと。





そして京都出身のシンガーbirdの『MINDTRAVEL』から、レゲエ調のナンバー「桜」
birdの女性らしい抱擁力のある歌い方と、支那風弦楽器の風流な音色がみごとに調和し、東洋の楽園に寝そべりながら満開の桜を眺めているような、そんな癒しの空間を見事に生み出しております。





まぁこの選曲は私の独断と偏見でございますので、皆様も自分に合った「桜」をテーマとした(流行りものでない)ナンバーを探してみてはいかがでしょうか?


今流行のうた裏切って そう

かざることのない君の笑顔と音楽

(bird 「オアシス」より)

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