AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

時空を超えた存在<イースの大いなる種族>

2008年01月28日 | ルルイエ異本

邪神占いという自分がどの邪神タイプなのかが判るという忌まわしくも楽しそうなクトゥルー神話サイトがあったので早速やってみました。

結果、私は<イースの大いなる種族>タイプでした。

とにかく「隣の芝が青く見える」という性質を持っているのだそうです。
なんとなく思い当たる節があったので「こりゃ一本とられたかな」などと苦笑いをしていたのですが、突如ある恐ろしい考えが私の脳裡をよぎったのだった!
私の精神はひょっとしてあの悍ましき<大いなる種族>に侵食されていた過去があるのではないかということを!!

この<イースの大いなる種族>については、ミスカトニック大学付属図書館・・・いや近鉄電車の中で読んだ『時間からの影』(『ラヴクラフト全集3』に収録)という作品の中でナサニエル・ウィンゲイト・ピースリー氏の実体験を基にまことしやかにほのめかされている。

<大いなる種族>とは本来は肉体を持たない存在であり、悠久の時空を超えて精神の交換を行う技術を持つ精神生命体で、時代によって最も適当と思われる肉体を持った種族の精神に寄生して存続し続けている。彼らの精神交換によって体を乗っ取られた者は、あたかも2重人格か精神異常にでもなったかのような後遺症が残る。
もともと遠い異世界の生命体で、今から4億8500万年前頃に地球へ到来し、その超太古の地球に棲息していた円錐形の先住種族に大量に精神移住したのである。
その円錐形の種族は体長が3メートルもあり、鱗があり、ある程度伸縮可能な物質でできあがっている。2本の巨大な蟹のハサミのような鍵爪とトランペット型の赤い付属器官が4つ付いており、直径60センチほどの顔と思しきいびつな球体には3つの黒い大きな目がついている。
この生命体は6億年前から地球に先住していた“半ポリプ状の飛行する全く異質な存在”との戦いで滅び去った。
そして彼らは今も種族の存続を求め、現在の人類に対しても精神交換の試みを行っているという。

この他に悠久の時空を超えて、過去未来に渡り<大いなる種族>が精神移転を試みた精神には次のようなものがある。

・測り知れない歳月の後に金星に棲むはずの精神
・新生代初期の古第三紀の南極に棲んでいたヒトデ状の頭部を備える有翼の半植物種族の精神(一つ)
・伝説にうたわれるヴァルーシアの蛇人間の精神(一つ)
・人類誕生以前にヒューペルボリアでツァトゥグアを崇拝していた柔毛に覆われる種族の精神(三つ)
・忌むべきトゥチョ=トゥチョ人の精神(一つ)
・地球最後の時代に棲む蛛形鋼に属する生物の精神(二つ)
・5000万年後、人類滅亡のすぐ後に栄え<大いなる種族>が大量に精神転移を行う甲虫類の精神(五つ)


その他多数の精神・・・・


例えば、あなたは過去にふと目が覚めると見たこともないホテルの一室の回転ベッドの上に真っ裸で寝ていたという経験はないだろうか?そして隣にはやはり一糸纏わぬ見知らぬ女性が横たわっているという信じ難い状況に置かれていたことは??
それはひょっとするとあなたの精神が悠久の時を超えてドスケベな<大いなる種族>に精神交換されていたのだという可能性が大いにありうるのではないか??!!
(断っておくが、私にはそんな経験は全くない)


宇宙的な広がりの時の渦中における冒涜的な投影と転移は、神話や悪夢などではなく、心を打ち砕く恐ろしい現実なのかもしれない・・・

だからといって都合の悪いことはなんでも<イースの大いなる種族>の仕業としてしまうのはいかがなものかと思うが・・・

今日の1曲:PARASITE』/ EXODUS

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