AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

特集「インベーダーはいる!」

2013年07月05日 | ♪音楽総合♪
考えてみると、私は昔から“インベーダー”というものにずっととりつかれてきたような気がする。

インベーダーつっても、1980年初頭に喫茶店などでブームを巻き起こしたアーケードテーブルゲームのことではない(俺あれヘタやったし)。
ここでいうインベーダーとは、侵略者、つまり外宇宙より我々の住む地球への侵略を虎視眈々と目論む、地球外知的生命体のことである。

こんな話をすると、「またあましんの荒唐無稽なカルト話が始まったよ」って、鼻で笑ってバカにするいわゆる常識人たちの顔が浮かんでくる。科学で証明されないことは何も信じないって頭の固い輩だ。とにかく、地球の重力に縛られたアースノイドたちはイマジネーションに乏しい。
しかし、手塚治虫先生の描くマンガのように、ちょっと想像力を働かせてみてほしい。
この無限大に広がる深淵なる大宇宙に、地球人より何十倍もの知性を持った知的生命体など存在しないなどと、誰が言いきれるだろうか?

UFOの目撃情報は、世界各国で報告されているし、実際私も数年前、奈良の若草山をデート中に、そこから望む生駒山上空にて異様にギラギラと光る物体が、左から右へと残像を残しながら瞬間移動するという怪現象を目撃している。おそらくそこに居合わせた人たちも鹿たちも、あれは見ていただろう。

その他にも、ヒマラヤ山脈やアンデス山脈で目撃されている、地球でしか採れない鉱物資源を採掘しては、秘密裏に彼らの前哨基地であるユッグゴトフ(冥王星)に持ち運んでるという、ピンク色の菌類生物<ミ=ゴ>の存在。
超銀河より、精神だけで時空間を移動し、その惑星に住む生命体に精神移住を繰り返す<イースの大いなる種族>の脅威など、事例はいくらでもある。


ここまでいってもまだ信じないわからずやのアースノイド諸君は、以下に紹介する名曲たちをご視聴いただきたい。
これほどのミュージシャンたちまでもが、インベーダーの存在を示唆しているのである!


♪『Invaders』 / IRON MAIDEN


アイアン・メイデンの3rd『魔力の刻印』(1982年作)収録。この作品はUKチャート1位を獲得するというセールス的にも大ヒットを記録した名盤中の名盤。
中学生の時、タイトル曲のPVを見て一発で気に入り、伏見の大手筋商店街のレコード屋に買いに行ったことは今でもよく覚えている。しかしアルバムの一発目にきた“Invaders”の方が疾走感があってはるかにカッコよく、本作品で一番のお気に入りのナンバーとなった。
なんつっても今年3月に逝去してしまったクライヴ・バーのストレートながら、大胆かつパワフルなドラミングが痛快だ。学生の頃バンド仲間と何回か遊びで演奏したが、今振り返っても、ドラム叩いててこんなに気持ちいい曲はなかった。


まぁ、ここで歌われているインベーダーとは、宇宙人のことではなく、彼らの国イングランドに8世紀頃侵略してきたヴァイキング(ノルマン人)のことなんだが。「なんや、さっそく今回のテーマから外れとるやないかい!」との誹りを受けるかも知れんが、中学の時、この“Invader”という英単語は、宇宙人だけではなく、侵略してくるもの全てのことを指してるんだなということを初めて理解できたことは、私にとって非常に大きかった。
人間であれ、宇宙人であれ、我々は常に侵略者からの脅威にさらされていることを肝に銘じておかねばならないということを、この曲から学んだのである。


♪『侵略者(インベーダー)』 / 人間椅子


人間椅子にもインベーダーについて歌った曲が存在する。それは10thアルバム『見知らぬ世界』(2001年作)に収録されている。
宇宙人が地球に侵略してくるという、中学生が描く妄想のような歌詞は、手塚治虫のマンガ『ブラックジャック』の第87話「侵略者(インベーダー) 」によく似たエピソードが描かれているが、ひょとしたらこの話がヒントになったのかもしれない。
つか、ギタリストの和嶋氏自身、若い頃にUFOにアブダクションされた経験の持ち主であるとかないとか。



人間椅子の「侵略者」。
一見バカバカしい歌にも聞こえるが、演奏はハンパなく凝っていて、間奏部分ではまるで宇宙からの信号音のような和嶋氏自作のテルミンを駆使した幻惑的なギターソロが炸裂する。マスヒロ氏のタイトなドラミングも秀逸。
和嶋氏はこの頃、ヘンテコな装置を背負い、銀色の宇宙服みたいな奇妙奇天烈なコスチュームを身にまとったりして、真剣に宇宙人(ウンモ星人?)との交信に入れ込んでいたようだ。



♪『インベーダーインベーダー』 / きゃりーぱみゅぱみゅ


てか、もう、彼女自身がインベーダーなのではないか?という疑念が日増しに強くなってきている。だいたい「きゃりーぱみゅぱみゅ」って名前自体、人間の持つ音声器官では発音不可ではないか!
デビューわずか2年足らずでヨーロッパ~アジア~北米と、8ヶ国18公演をまわるワールドツアーまで実現させてしまうこの浸透力は、やはり彼女が世界征服を目論むインベーダーである証ではないかと。

様々な姿で出没するきゃりーぱみゅぱみゅ
    

この曲にいたっては、「ダ・ダ・ダ・ダ・インベーダー」というフレーズが延々と繰り返され、意味の通じることは何一つ歌ってはいない。
しかし、世界は彼女の発信する宇宙的フレーズに踊らされ、陶酔し、狂喜している。
おそろしいことだ・・・・・・
現に、この私も彼女の虜になりつつあるのだから。


彼女は、たぶん・・・・いぇいいぇいいぇい・・・

劇的な・・・・みみみみみ・・・・み・ご・・・・・

ダ・ダ・ダ・ダ・・・・いわんこっちゃない・・・・・

ぱびゅぱびゅ・・・・(聴きとり不能)


今日の1曲:『インベーダーインベーダー』/ きゃりーぱみゅぱみゅ

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