AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ドイラー

2006年04月12日 | 本わか図書室
いや~しさひぶりに本を読破した。しかも2年がかりで。
その本とは、コナン・ドイル著『コナン・ドイルの心霊ミステリー』とかいう、タイトルからして胡散臭い著書である。

コナン・ドイルといえば、探偵モノの『シャーロック・ホームズ事件薄』つーのが一般的だが、私も小学生の頃オヤジにすすめられた『四人の署名』を読んで感銘を受け、名探偵ホームズシリーズをむさぼり読んでた時期がある。

しかしドイルは晩年スピリチュアリズムに傾倒しだし、本書はそんなドイルの心霊エッセイ集である。

魔術師フーディニ語録や、降霊会での死人との会話エピソードの数々を、これでもかっつーぐらいしつこく書き綴ってある本で、正直極めて退屈な内容だった。
「だからユーレイや霊界は絶対存在するんだよ~う!じゃぁこの話きいてきいて!」という、ドイルの必死の叫びが聞こえてきそうな勢いである。
まぁ電車に乗っている時ぐらいしか読んでなかったので、しかもつまらないのでなかなか読み進まんかった。
ただ、後半の降霊会での話や、正夢の話はけっこう興味深く興奮させられ、その辺のエピソードを読み終えたその晩に、自分自身が降霊会に立ちあって霊魂とハイタッチしてる夢をみたほどだった。
まぁ私もたまに幽体離脱や過去に2回ほど心霊体験みたいなのがあったので、またそのうち紹介しようかと思う。


まぁでも、ドイルはやっぱシャーロック・ホームズの冒険の方がおもしろい。
なんつってもホームズの個性的なキャラがいいんですよね。高慢チキで、変に気取っていて、神経質で、コカイン中毒で、バリツの達人。
確かアルセーヌ・ルパンとも対決したことがあったな。でもあれはモーリス・ルブランの作品の中でだったっけ?
好きな作品は『ヴァスカビル家の犬』、人間椅子の曲にもある『阿片窟の男』、『六つのナポレオン胸像』だったかな?もうだいぶ内容忘れてるけど・・・

映画でもスピルバーグ監督の『ヤングシャーロック ピラミッドの謎』を小学生の時映画館に見に行ってメチャクチャ興奮したのを覚えている。
若かりし頃のシャーロックと彼の教師であったモリアーティ教授との過去の因縁対決みたいな話で、お菓子の大群が襲ってきたり、ステンドグラスの絵の騎士が飛び出してくる映像に驚愕したものだ。

映画『ヤングシャーロック ピラミッドの謎』のシーンより。



久々にホームズシリーズを読み返して、またエセシャーロッキアンでも気取ってみるか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実写版ガンダム!! | トップ | チームアメリカ ワールドポリス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本わか図書室」カテゴリの最新記事