
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
まさにそんな状態?
私の住んでいる処は、京都南端のめったに雪の降り積もらない地域にある。
朝目が覚めたら、突如こんな状態になっていると、もう困惑するばかりなのである。
それともこれは・・・“白蛆の襲来”ではないのか!
予言者リスの格言にこういうのがある。
「極北の地に棲むものあり。何びとも息できぬ場所にて息するものあり。
こののち、“彼”は人間の島や街に現れ、白き死なる風をもたらすなり、
“彼”の棲みかにてまどろめる風を」
この“彼”こそは、かつてムー・トゥーランの島々を死の冷気で襲った旧支配者のひとり、ルリム・シャイコースにほかならない。

ルリム・シャイコースは、イイーキルスと呼ばれる溶けることのない巨大な氷山の上の城塞に棲んでいる。
そのイイーキルスはかつてグリーンランド(ハイパーボリア大陸は太古の昔、この辺に位置していた)周辺の海域を漂っており、それとともに、ルリム・シャイコースは、しばしば自らの崇拝者を求めて海沿いの町の近海に姿を現したという。
イイーキルスの影響により、目標とされた場所は著しく気温が低下する。
滞在が短期間ならば霜を降らすだけだが、長期間に及ぶと、動植物は例外なく凍りつく。
もちろん、人間も例に漏れない。
なお、ルリム・シャイコースに凍らされた者は、二度と生命を躍動させることはない。
なぜなら、ルリム・シャイコースの氷は決して溶けることはないからだ。
『エイボンの書』には、ルリム・シャイコースの容姿についてこう記されていた。
太った白蛆に似て、しかもゾウアザラシよりも大きい。尾は胴は体節ほどの太さで、半ばとぐろを巻いている。
前端は肉厚な白い円盤をなし、壇から伸び上がっている。その上には顔の造作が見て取れた。
顔の中央には口裂が開き、醜い曲線を描いて円盤を横切っている。それは、いつ果てるともなく開閉を繰り返し、そのつど舌も歯もない白い口腔があらわになるのだ。
浅い鼻孔の上には左右迫った眼窩があった。だが、その中には眼球はない。ただ、血のように赤い眼球のような小玉が次々と生まれ出てくるだけなのだ。この玉は絶え間なく崩れては玉座の前に滴り続ける。
こうして床の氷からは、凍った血のような赤紫の塊がふたつ、二本の石筍のように育っていた・・・
このルリム・シャイコースの特徴を聞いて、ロッテの雪見だいふくを想い浮かべたのは私だけだろうか?

そう考えたら無性に雪見だいふくが食いたくなってきたぞ。
でも寒いので外出はしたくない。
家にあるヨモギもちでガマンしよう。
バター&しょうゆのハーモニーで味わおう。
北辺より忍び寄るは異様なる白き死
そは往古の怪異なる蒼白の氷山より来たり
荒涼たる氷の屋敷、イイーキルス、海洋と浜辺の呪い
冷たきものイーリディームの僕
おお、忌まわしき肥大せる白蛆よ
ルリム・シャイコース・・・ルリム・シャイコース・・・
クルム・ダテ最高ーっス!
今日の1曲:『The Coming of the White Worm 』/ Arcanist
まさにそんな状態?
私の住んでいる処は、京都南端のめったに雪の降り積もらない地域にある。
朝目が覚めたら、突如こんな状態になっていると、もう困惑するばかりなのである。
それともこれは・・・“白蛆の襲来”ではないのか!
予言者リスの格言にこういうのがある。
「極北の地に棲むものあり。何びとも息できぬ場所にて息するものあり。
こののち、“彼”は人間の島や街に現れ、白き死なる風をもたらすなり、
“彼”の棲みかにてまどろめる風を」
この“彼”こそは、かつてムー・トゥーランの島々を死の冷気で襲った旧支配者のひとり、ルリム・シャイコースにほかならない。

ルリム・シャイコースは、イイーキルスと呼ばれる溶けることのない巨大な氷山の上の城塞に棲んでいる。
そのイイーキルスはかつてグリーンランド(ハイパーボリア大陸は太古の昔、この辺に位置していた)周辺の海域を漂っており、それとともに、ルリム・シャイコースは、しばしば自らの崇拝者を求めて海沿いの町の近海に姿を現したという。
イイーキルスの影響により、目標とされた場所は著しく気温が低下する。
滞在が短期間ならば霜を降らすだけだが、長期間に及ぶと、動植物は例外なく凍りつく。
もちろん、人間も例に漏れない。
なお、ルリム・シャイコースに凍らされた者は、二度と生命を躍動させることはない。
なぜなら、ルリム・シャイコースの氷は決して溶けることはないからだ。
『エイボンの書』には、ルリム・シャイコースの容姿についてこう記されていた。
太った白蛆に似て、しかもゾウアザラシよりも大きい。尾は胴は体節ほどの太さで、半ばとぐろを巻いている。
前端は肉厚な白い円盤をなし、壇から伸び上がっている。その上には顔の造作が見て取れた。
顔の中央には口裂が開き、醜い曲線を描いて円盤を横切っている。それは、いつ果てるともなく開閉を繰り返し、そのつど舌も歯もない白い口腔があらわになるのだ。
浅い鼻孔の上には左右迫った眼窩があった。だが、その中には眼球はない。ただ、血のように赤い眼球のような小玉が次々と生まれ出てくるだけなのだ。この玉は絶え間なく崩れては玉座の前に滴り続ける。
こうして床の氷からは、凍った血のような赤紫の塊がふたつ、二本の石筍のように育っていた・・・
このルリム・シャイコースの特徴を聞いて、ロッテの雪見だいふくを想い浮かべたのは私だけだろうか?

そう考えたら無性に雪見だいふくが食いたくなってきたぞ。
でも寒いので外出はしたくない。
家にあるヨモギもちでガマンしよう。
バター&しょうゆのハーモニーで味わおう。
北辺より忍び寄るは異様なる白き死
そは往古の怪異なる蒼白の氷山より来たり
荒涼たる氷の屋敷、イイーキルス、海洋と浜辺の呪い
冷たきものイーリディームの僕
おお、忌まわしき肥大せる白蛆よ
ルリム・シャイコース・・・ルリム・シャイコース・・・
クルム・ダテ最高ーっス!
今日の1曲:『The Coming of the White Worm 』/ Arcanist
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます