新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「名古屋まつり」で無料開放だったので「東山植物園」に行く…その1

2023-11-16 06:32:05 | テーマパーク・温泉

2023年10月22日
この日は第69回名古屋まつりで、英傑行列があるんだな…
まあ、凄い人出が予想されるんで、行かないけど…


でもね…それに関連付けて、一部の名古屋市の施設が、この日に限って、無料で入れるのよ…

無料、無料、タダで入れるとなると
なぜか、そわそわしてくる…どこか出かけれるところはないかと…


そーいえば、数年前、この
名古屋まつりの日、タダで入れるからと思って、名古屋城に行ったっけ…
本丸御殿がみたくて…でも、凄い列で、1時間以上並んで入った記憶が…
もう並び疲れてしまって…
入っても、人がうじゃうじゃ、本丸御殿内でも並ぶところが多々あって、ヘトヘト

その後、冬にもう一度、本丸御殿に行ったことがあって、そのときは、500円の入場料は当然必要だったけれど、本丸御殿はガラガラで、じっくりと、じっくりと、ゆっくりと見れて、たったの500円、ケチるものではないなと、心から思った次第…

だから、今回は名古屋城へは行きたいとは思わない…


でも、東山動植物園はどうだろう…
もちろん、動物園側は混むに決まってる…名古屋まつりの日には行ったことはないけど、きっと混むに違いない

でも、裏の、地下鉄星ヶ丘駅からアクセスする植物園側はどうだろう…

そーいえば、今まで、長い人生、何度か
東山動植物園に行ったことはあるけど、行くときはいつも、地下鉄東山公園から、動物園側からのアクセスで、一度も最寄り駅が地下鉄星ヶ丘駅の植物園側から入ったことがないことに気づいて…

たぶん…植物園側なら空いているに違いない
だって、私だって、まともに一度も歩いたことはないのだから

要は、今まで一度も、植物園側をじっくり見て歩いたことがなくて
(動物園側から入ると、植物園側に行く前に、歩き疲れて帰ってしまうことがほとんどだったので)
この機会、初めてと言っても過言じゃない
植物園側から散策してみようと…ウォーキングがてら健康にもよさそうと思って


そう、本来の目的は、ただ一つ

ウォーキングで
無駄にお腹廻りについた贅肉が少しでもなくなるといいなと思って

行ってきました!
東山植物園

地下鉄星ヶ丘駅からは、ひたすら坂を上るんですね…

植物園のある星ヶ丘門に着いた時には、すでにそこそこバテていたような
これからウンと歩くというのに…


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植物園なのに…
植物園なのに…植物園なのに…

入り口では
恐竜や動物の化石(骨格)をイメージしたトンネルを通るんですね…

もし、私が幼児の頃、ここを通ったら、ワクワクしただろうな…


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トンネルをくぐると
日本庭園

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写真に撮ると、実際見た光景よりも、綺麗な感じがしますな…緑が眩しくて


園内には、このような万葉の歌碑がいたるところにありまして
けして、この地で柿本人麻呂が詠った訳ではありませんが…



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大伴家持

ここはヤカモチい(家持い)…もとい、やかましい…いや、やかましくはなくて、人出も想像した通り少なく、静かで、ウォーキングには絶好の条件

私の予想、的中…笑


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これら、和歌の書かれた立て看板が園内いたるところにあって

「万葉の散歩道」と命名してあるよう

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歩きながら、古の風にも触れることができるようで
まんよう、万葉、私のお腹はひまんよぅ…(肥満よぅ)汗



さてさてマップをみてると、ここには、な、なんと雪国でもないのに
合掌造りの家があるという…
早速行ってみることに

おお、想像以上にデカい!デカい!!

思わず、みんなで歌いたくなる???それは合唱!


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中にも入ることが出来ました!

タダで…
タイムスリップしたかのようなこの空間
建物の広さ264m、四層かやぶき屋根、高さ10m
天保13年建造の建物
昭和31年に岐阜県白川村から鳩ケ谷ダム建設に伴う水没を避けるため、名古屋市に寄贈されたとのこと

この囲炉裏で薪を燃やした煙が立ち上ることによって、かやぶき屋根を害虫から守り、その結果、からぶき屋根を保護することにつながるとか

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土間

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仏間

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その奥の家長の部屋

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差し込む光が暖かい

思わず、歩き疲れて、うたた寝するところでした…嘘嘘…

自慢げに展示されてた
スズメバチの巣

こんなのが我が家にできてたら、危険でたまりませんなあ

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襲われたら、もうあの世行き
みなさんから合掌されてしまう…

この屋根にできていたのね…嫌やねー(屋根)!!…汗

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のぼることはできなくなっていますが、2階へ上る階段もありました…



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家族は全部一階に住み、二階以上には夏期は養蚕、冬期は秋に収穫した穀物、牧草、薪等を収納していたとのこと

説明案内板

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この合掌造りの家のそばには、池があって、とてもここが名古屋市とは思えないような、日本の原風景が広がっていました…

奥池と呼ばれている池

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水車

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池には、こい
こっちにこいとばかりに、物音をたてても、あっちへ行ってしまい、フラれてしまいました…
♩それでもこいはこい…by松山千春

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池のそばにあった
茶室 宗節庵


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その由来の説明解説板

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中の見学はできません!!
建物を眺めるだけ

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一瞬、廃墟化??と思ったこの建物

あきらかに昭和の頃に作ったと思われる
今となっては、とてもじゃないが休憩したいとは思えない休憩所

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だって、足元なんか、御覧のように廃墟化
でも、こうやって残ってる昭和がなぜか心地よい私…
まあB級スポット好きだから…なんですけど

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さてさて「
茶室 宗節庵」の近くにある
武家屋敷門

もともとは石神堂筋(現、東区筒井二丁目)にあった尾張藩士兼松家の屋敷門であったとのこと

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この武家屋敷門のあるあたりの庭を

「也有園」と呼ぶよう

「也有園」は尾張藩出身の江戸時代の俳人、横井也有翁をしのんで、終戦後の「文化復興の一翼となれかし」と昭和23年4月に築庭されたとのこと…彼が詠んだ俳句50句とそれにちなんだ植物がこの庭にはあるようで



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さて、ここからは
バカは高いところに登りたがる
私、まさにそのとおりの性格なので
マップ上の「展望休憩所」と書かれているところを目指して
ひらすら登ります…ひいひいふぅふぅいうけど、
ひいひいふぅふぅいわなければ、お腹廻りの贅肉と訣別できないと、そう言い聞かせてひたすら登る!!

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あしひきの山道(やまぢ)も知らず、白橿(しらかし)の、枝もとををに、雪の降れれば

柿本人麻呂さんの句碑が傾いていますな


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白橿の木の横で、立て看板の根もとがぽっきり…
これをみつけたら、ぜひ、止まろー…???そう、ひとまろ(人麻呂)だけに…

そして、しばらく歩いてると目に飛び込んできました…

「展望休憩所」

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バカは高いところに登りたがる
バカは高いところに登りたがる
バカは高いところに登りたがる…さっそく


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生い茂る木々が邪魔して
さほど展望できない


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これらの景色、のぼらなくても見えるけど…

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想像以下の展望で、がっくり…苦笑
それとは裏腹に、膝は大爆笑してますけど

ここからは「桜の回廊(かいろう)」をとおって、かいろう(帰ろう)

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いや、まだ帰りませんけど…

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秋なので、桜は咲いてませんから,かわりに

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唐突に現れた、伊藤圭介さんの案内板

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「めしべ」「おしべ」という言葉を初めて使った植物学者ですね…どーせなら、もっと若い頃の写真を使って欲しかったと、お空の上で思っているに違いない…???

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「桜の回廊」を越えたら下り坂…
だって、ここまでずいぶん上ってきてたから

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下り切ったら
もう今までみてきた日本の原風景とは真逆の
都会的なモダンな建物が

「ガーデンテラス東山」

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さきほどみた廃墟っぽい休憩所とは大違い…

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…と、ここで、ブログがなんだか長くなっているので、一旦、ここでやめて続きは次回にでも…

お楽しみに…懲りずに明日も遊びに来てね…