新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

横山美術館の企画展「細密の世界で魅了した七宝の美」

2023-11-11 05:52:12 | 博物館・美術館

明治時代以降の日本で創られた輸出陶磁器の「里帰り品」を中心に展示する美術館

横山美術館の続き

 

今回紹介するのは、企画展「細密の世界で魅了した七宝の美」

 

 

この横山美術館の4階が、企画展「細密の世界で魅了した七宝の美」の展示室でした…

 

そのエスカレーターのそばに展示されている

七宝桜図花瓶

 

 

ルーペがあれば、つい、興味があろうとなかろうと、覗いてしまう習性

 

感想は…一言…おお、緻密!緻密!!…このちみつ(緻密)な美、ブログに書かないで、ひみつ(秘密)にしておきたいくらいだぞ…

 

そして、このフロアの看板娘…いや、看板「ツボ」

七宝図蓋付壺

これが、当時の「りゅうこう(流行)」の図だったのでしょうか…

近代七宝の始まりの解説パネル

この展示室も100パーセントソーシャルディスタンスが保ててて、コロナ菌が蔓延していても、安心、安全

 

ではでは、思いつくままに陶磁器を眺めて

 

七宝鯉図花瓶

立体感が感じられる…みんなも、この花瓶、観にコイ!なんてね!

七宝新田義貞図花瓶

鎌倉幕府を滅ぼした…NHK大河の「鎌倉殿の13人」でブームに乗ってる方ですね!!

七宝釉の色の紹介パネル

七宝焼きの大きな特徴の一つは、やはり色… 七宝焼と呼ばれるようになったのも、七つの宝石のような焼き物だということだろうからね

七宝鶉置物

ハトかと思ったら…

…そうずら(なぜか、突然山梨の方言で…笑)

七宝桃太郎説話図花瓶

感動の桃太郎誕生の場面じゃないのね!!!

槌起七宝柿図花瓶

秋ではなく夏季(かき)柿(かき)…私は、ここにくるまでに、汗をかきかき…

無線七宝図花瓶

みんなも、この花瓶、観にコイ!なんてね!(その、オヤジギャグ、早くも2回目!)

槌起七宝海老巻貝図花瓶

海老の占有スペースが大きすぎて、巻貝が、さほど目に入ってこない

 

実に珍しい図を描いた花瓶

JOAK東京放送局の絵だなんて…

JOAKじゃなくて JOKEかと思いました…

七宝図花瓶

この花瓶、観に…さすがに3回目はやめとこ!…しつこいって言われそうだから…

 

銀張七宝藤図花瓶

下の写真の花瓶はめちゃ浮き出ていて

浮き上がってこい!!なんてね…

磁胎七宝

磁胎七宝とは、陶磁器の表面に有線七宝あるいは無線七宝を併用して釉薬を施したもの…だそうな

そんな七宝焼の陶器がずらっと

 

無線七宝風景図花瓶

無線七宝草花図燭台

先程から何度も、「無線(むせん)」「味仙(みせん)」と誤入力している私…ああ、味仙に行きたくなってきた…笑

 

銀張七宝花鳥図花瓶

作者不詳とあるけれど、名古屋や現・あま市で作られた尾張七宝は、銘を入れなくとも作品の出来栄えから作り手がわかるとの考えから、職人たちのあいだに記銘の習慣が浸透しなかったそうな…

でも、この作品作者は不詳

こちらの七宝菖蒲図花瓶も

こちらの七宝菊図大花瓶も

 

「鎌倉殿の13人」のブームにのって、二度目の登場の新田義貞さん!

下の絵皿の図は、オーソドックスな花鳥…

さらに、花鳥の他に、女性図柄も加わって

その中の一枚

七宝牡丹鷺図大皿

サギよりも…と思ったのでしょうか

グレードアップして、こちらは「つる」

この絵皿をスマホで撮れば、写真にうツル…汗

七宝鳩図豆形皿

アメリカからの里帰り品

平和のシンボル、ハト…

 

ギスギスした世の中ですが、ハトもといハートが温かくなるようなニュースが多くなるといいなと願いつつ

ラストは

VTR視聴で七宝焼の技法についてのおさらいをば

有線七宝

なにがなんでも、この七宝をゆうせん(優先)する訳ではありません!

無線七宝

飲み物なしで、パサパサなものを食べても「むせん」ということではありません!

 

盛上(イッチン盛)

宴会の席などをイッチンと…もとい…キチンと盛り上げることではありません!

陶胎七宝

この七宝焼の陶器、とうたい(陶胎)…もとい…どうだい?と尋ねている訳ではありません!

磁胎七宝

コロナが蔓延して、非常じたい(事態)のときに焼いてつくった七宝という訳ではありません!

透明釉七宝

「味仙」でたべると、うめー!!という訳ではありません!

胎七宝、張七宝

「ギンギラギンにさりげなく」装飾されていますね??

茶金石

この美しさ、めちゃきせき(きんせき)だー!!

(ちょいと無理があったかも)

七宝

あまりの美しさにおく(驚く)!!!なんてね!

槌起(ついき)七宝

 

つい、きになる七宝

七宝

「うっせー、せー、うっせーわ」

いや、この美術館はめちゃめちゃ静かです…

 

ラストは

省胎(しょうたい)七宝…

はい、この美術館、しょうたい(招待)券で入りました

 

以上、ここまで長々と読んでくれた読者のみなさん!ありがとう!!

きっと、読者のみなさんも、七宝焼の魅力に触れ、七宝焼に詳しくなって、熱く七宝(しっぽう)について語れるはず…

 

桶狭間の戦いでは、これをもって、武田軍を蹴散らしてな…

それ、しっぽうやなくて、てっぽうやないか!!

 

仏の道、悟りを開いてな

それ、しっぽうやなくて、ぶっぽうやないか!!

 

ああ、今月使いすぎて赤字やないか!!

それ、しっぽうやなくて、びんぼうやないか!!

 

 

このしょーもないサゲ

しっぽを丸めて…退散!!