明治時代以降の日本で創られた輸出陶磁器の「里帰り品」を中心に展示する美術館
横山美術館
こんなに楽しい美術館で、かつ、ソーシャルディスタンス100パーセント
もう最高の心地よさの中で観賞したレポの続き
高浮彫生花用皿
みんなで覗いてるさまがほほえましいですな…きっと池に百円玉を落としてしまったのでしょう??
高浮彫人物鉢
この情けない表情どころか、顔が潰れちゃってる…哀愁を誘いますなあ
あれ~!!どこかにふきとばされてしまっているような声が聞こえるようです
有田焼
17世紀初頭に、日本で初めて磁器生産を始めたこの地では、19世紀後半の幕末、明治時代において、西洋の技術を取り入れることで飛躍的な発展を遂げ、明治維新後には自由な生産が可能になり、海外貿易が本格化すると、万国博覧会への出品を契機に、海外向けの磁器生産が盛んになったとのこと
「ウオー(魚)」とかびん(過敏・花瓶)に反応しちゃったことをここに記しておく(このオヤジギャグ、2回目だけど、前篇を読んでない人には新鮮やろ??…笑)
染付上絵金彩桐鳳凰文透彫大香炉
これはシカゴ万国博覧会に出品されたんですね…復元品だけど
九谷焼
ずらーと九谷焼のコーナー
上絵金彩六歌仙図鉢
六歌仙とは僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主の六人のこと…ちゃんと絵とマッチングできるかな…
小野小町は誰でも分かると思うけど
上絵金彩遊蛙図花瓶
鳥獣戯画が思い浮かばれる図ですな
上絵金彩唐子像置物
めちゃ何かを欲しがっていますなあ…なんだろう…
きっと、愛とか夢とか希望とか…ではないでしょうか??
上絵金彩怪物退治図花瓶
当時のヒーローだったんでしょう…髭もじゃもじゃだけど
上絵金彩風景図大鉢
ワビサビが感じられていいですなあ…
上絵金彩笠貼付花瓶
笠が貼り付けられているように…けして、笠が必要だからといって、触れてはかさない…もとい…はがさないように…
上絵金彩人物図皿
東海道、藤川新関の図が描かれていて
藤川新関にて…ひっくり返り方が、豪快でもあり卑猥でもあり…
さて続いては3階へと
ここの展示室では、オールドノリタケの展示品がずらーと…
これが、この階の看板娘…
コバルト金盛白鳥風景図大花瓶
オールドノリタケと森村組の解説パネル
海外貿易を志した森村市左衛門と豊の兄弟が、明治9年(1876)に森村組を創業し、米国で陶磁器の販売を始め、これらの作品は「オールドノリタケ」として高く評価されていて
名古屋から欧米を中心とした世界に輸出されたオールドノリタケは、初期には、東京、名古屋、京都にある絵付工場で作られていたものの、明治中期になると、絵付工場はすべて名古屋市東区に集約されていたそうな
そんなオールドノリタケの陶磁器がずらーと
盛上インディアン図飾皿
これは、オールドノリタケの皿です…ホントだよ!ホンモノだよ!!
インディアン、嘘つかない!!
立体的な装飾を施す方法
「盛上」
名古屋人が喜びそうな「金盛」
金盛ダリア図花瓶
魚の図の皿
ギョギョ!!(魚魚)とその躍動感あふれる描写に驚く!!
また渓流釣りをしたくなる、三枚の皿
さらに、皿だけに、さらに、今度は
上品なオネーサンの皿…確かに、オッチャンよりはウンといい!!
コバルト
器全体を瑠璃色で覆う技法
コバルト金盛白鳥風景図花瓶
金盛薔薇図大花瓶
ジュール金盛白鳥風景図大花瓶
金盛風景図飾り壺
この壺、私のツボかも…???
オールドノリタケの陶製の人形も
アン王女
こんなの着てたら、めちゃ動きにくそうだし、トイレが大変そう…そんなふうに、案(アン)じてみました
モリムラドール
私の顔をみて…という訳ではないでしょうけど…めちゃ驚いてますなあ
やっぱり、こちらも驚いてますなあ
右側の女の子は、驚いてますなあ…
私をジャニーズJrと間違えているのでしょうか…
心がおドール(踊る)…なんてね…汗
ジュール金盛植物図大花瓶
めちゃ豪華です!!
金盛薔薇図花瓶
バラだけに、実にすバラしい!!…(素晴らしい!!)…小学生か!
タペストリー
器面を布目調に加工する方法
おお、確かに…布を巻いてるみたい
ラスター彩
ラスター彩キャンディボックス
スカートの中をのぞいてみたい…そんな男の欲望を叶えてる陶器ですな
ラスター彩婦人図皿
確かにおっちゃんの図よりもウンといい!!
ラスター彩花器
どうやら裸体…???この写真だけR15指定で…笑
ラスター彩ドレッサードール
凄い上目使い…でも体型は…
アール・デコ
アールデコという名称は、フランス語で「装飾美術」を意味し、アールヌーボーに代わり、1910年代半ばから1930年代にかけて流行したムーブメント
灰皿なのでしょうか…
ラスター彩象形蓋物だゾー!!
コンディメントセット…調味料入れ
塩や胡椒を入れるとき、胴体を真っ二つに分ける残酷な造りとなっております…
白盛花図花瓶
カトレアに見惚れあ(ミトレア)…汗
ビーティング
この言葉の響きだけで、ビールが呑みたくなりました…笑
これ、私には、マッチョマンのポーズにみえました…
モールド…喫茶店に行きたくなりました…
あ、それはモーニング…モーしか、言葉が被ってないやないか
オッチャンから哀愁がひしひしと伝わってきますなあ…
モールドだけに、描かれる図も「オールド」
おっちゃんが、ここに「おるど」
「モールドアラブ戦士図花瓶」
戦士というよりも戦死した亡霊のように見えちゃいますなあ
モールド馬図飾皿
思うことはただ一つ…
近ぢかの万馬券ゲットを
絵がめちゃめちゃ、うまい!!って、そのオヤジギャグ、小学生か!!
モールドライオン図飾皿
心、ここにあらず…の表情ですな…
今夜は何を食べよかな…ほら、イオンへ買い物にいってから考えよかな…と思っているようで
生きていくってことは、ふー、くろうするな…なんて、このふくろうは思っていそう…笑
というところで、常設展のレポはおしまい…
本とう(当)、き(気)に入った陶器はあったかな…
陶器(とうき)だけに、クソ暑い夏じゃなくても、とうき(冬季)に行ってもいいかもね…
えっ、オチがしまらないって…
今回のブログのオチは投棄(とうき)ということで…苦笑