2022年夏、連日、連日、名古屋駅近くの「 Barong’s grill and L.D.K# ばろん」へ
三宅伸治さんのソロライブを観に行く…
「〜名古屋ばろん2Days〜」の2日目
「 Day2 カバーズナイト☆洋楽&邦楽mix」
連日「 Barong’s grill and L.D.K# ばろん」での三宅伸治さんのライブに足を運んでいる…私
「MOJOCLUB」の頃から、御贔屓の三宅伸治さん…
なんといっても、私、ブルース好き…かつ…忌野清志郎さん好きですから、はい、自然に…といっても、それが、もう30年前のことだけど
さて、三宅伸治さん、精力的にライブをやっていて、「 Barong’s grill and L.D.K# ばろん」以外のお店でも、頻繁にライブをやってるけど、今池の得三以外では、圧倒的に、この「 Barong’s grill and L.D.K# ばろん」に足を運んでいる理由…
それは、クソ暑い毎日…ビールが美味しいから…
あ、これは、どこのお店でも美味しいですよね…
そのお酒のつまみが、ここめちゃ美味しいのよ…
ほら、美味しそうでしょう…
あれ、初日と同じものをつまみにして呑んでるやないか…いや、よく前回のブログと比べていただけたら、微妙に違うのよ!!
ちなみに下の写真が「初日」のときの写真
違いに気づいたかな…
そう…
初日のビールは「キリン」…2日目は「アサヒの黒ラベル」
ビールが違うのでした…笑
そして、この「バロン」というお店は名古屋駅から歩ける便利さ…地下鉄とかの乗り換えが要らないし…
そして、なんといっても、マスター&スタッフがめちゃよくて、くつろげるのよ…
美味しいお酒とつまみと、私にとってはドストライクの三宅さんのロックンロール&ブルース…
必然的に…連日、「Barong’s grill and L.D.K# ばろん」での三宅さんのライブに、足が向いちゃうわけで…
では、そんな名古屋ばろん2daysの2日目のライブレポをば早速…
三宅さん、長ーい拍手に迎えられて登場すると
「ようこそいらっしゃいました、Barong’s grill and L.D.K# ばろん2日目」とのご挨拶から
まずはFats Dominoのカバー曲
「Blue Monday 」から
三宅さん、英語で歌うんじゃなくて、それはそれは分かりやすい日本語で
♩明日は「Blue Monday 」だけど今夜は楽しもう~
さらに、歌の中では、九州の大雨のことも気に掛けながら
♪「ばろん」でカバーナイト~
と紹介ふうに歌って
続いてはBessie Smithのカバー曲
「Eric Clapton」でよく聴くこのナンバー
「Nobody Knows You When You're Down And Out」
このブルースを、これまた三宅さん、わかりやすい日本語で
♪落ちぶれたらみんな知らん顔~と
世知辛い世の中のことを、実にわかりやすく~
それにしても、このブルースの心地よさ…とともに
もう1回だけでも、「Eric Clapton」を生でみたいな…なんてことも思いながら耳を傾ける…
ここで、初めてのMC
今日は、月曜日…(あ、だから1曲目は「Blue Monday 」の選曲だったのね)海の日で、今日は洋楽、邦楽混ぜ合わせのカバーズナイト、カバーズナイトになると、いろいろあれこれ歌いたくなって、今でも何を歌おうか決めかねている…今も、思いついて歌ってみたけど、今日はそんな感じで、最後までお付き合いくださいと
続いては
Temptationsのカバー曲で
「はかない想い Just My Imagination (Running Away With Me)」
これまた、わかりやすい日本語歌詞で…
なんか、気分は背伸びして、洋楽を好んで聴いていた10代になったかのよう…
私は、実はこの曲、先にRolling Stonesがカバーしてたから、知ったんですけど…
三宅さんのベースラインを奏でるエレキの響きか心地よくて
この後の三宅さんのMCもRolling Stonesのことにも触れ
この曲は、いろんな人がカバーしていること…Rolling Stonesはカバーを選曲するセンスがとてもよいことなどを語って
どうしても洋楽、邦楽ミックスのカバーズナイトとなると、洋楽が多くなっちゃう…レコード屋に行っても邦楽のレコードはほとんど買わず、洋楽ばかり買っているので、その邦楽の中で、ちらっと歌ってみたもののやめとこうと思った歌があって…昭和歌謡…菊池章子さんの歌を
昔、MOJOCLUBで奈良でライブをやったときに、全然お客さんが入らなくて、そのとき、このような演歌、歌謡曲をやったら、酔っぱらいのサラリーマンが、歌謡曲スナックと間違えたのか入ってきて、次に「ブギナイト」を始めたら、すーと、そのサラリーマンたちは帰っていったことがあったと思い出を語りながら
菊池章子さんのカバーで
「星の流れに」
私の知らない曲、知らなかった曲なのに
♪こんな男に誰がした~
このサビのフレーズだけは聞き覚えがあって…
三宅さん、1番を歌い終えたところで「これでやめておきます」と言いながらも2番も続けて歌う!!
三宅さんの歌う演歌はめちゃええんか…ええんです…笑
Tony Joe Whiteのカバーで
「Pork Salad Annie」
この曲、Elvis Presleyで聴いた覚えが
疾走感溢れるこのメロディー
ご機嫌のリズム&ブルース
間奏は、三宅さんのブルースハープと重低音のエレキのリズム
これまた、わかりやすい日本語歌詞にのせて、歌ってくれる三宅さん
歌い終えて三宅さん
「昨日、「Swamp Mama」の歌詞がでてこなかったので、お詫びでこの曲を」と
大須のバナナレコードで1400円で売っていた「615」というアルバムの中に入っている「Swamp Mama」は、「Tony Joe White」の曲であることの説明をしながら、一緒にアルバムを作れたことは光栄だったとその思い出を語り、そのアルバムが、なんと1400円とは…苦笑…中古で売られていました…その悲しみ…忘れようと思ってもなかなか忘れられない…笑…
何回も、今までに言ってますけど、「Tony Joe White」とのレコーディング、その後、雑誌のインタビューとかもいっぱい、みんなでしたりとか、いろんな話を聞いて、で、なんといってもElvis Presleyが歌う曲があって、「Tony Joe White」にどういう経緯でElvis Presleyが歌うことになったんですかときいたことがあって、それは本人から電話がかかってきたそうで、「Tony Joe White」はElvis Presleyの大ファンだからびっくりしたと、そんな話を聞いたことがあると…
こないだ映画『エルヴィス』に、この曲を歌うシーンがあって、その曲、映画ではちょっとテンポが速かったけど、その曲が映画の中で流れてて嬉しかったと…
次はリクエストをもらっているElvis Presleyの曲をと
「Heartbreak Hotel 」
もちろん分かりやすい日本語歌詞にのせて
ブルースフィーリング満載のロックンロール!!
一瞬、三宅さんがElvis Presleyのようにみえたような…
間違いなく、それは酔ってるから…
だって、Elvis Presleyはさすがに日本語では歌わないし…
長い拍手に感謝の言葉を添えて
「もっと腰を振りたかったんですけど…笑」
こないだバンドで高橋”Jr.”知治さんとAKANEさんとMONKYさんでやった、そのリハのとき、どうも高橋”Jr.”知治さんがElvis Presleyのこのポーズをやりたかったようで、本番になると、高橋”Jr.”知治さんも横でベースを外して、そのElvis Presleyのポーズをやってるものだから、そのポーズに入るアクセントのベースでの「ドン」というリズムがなくなってしまったので、せっかくそのポーズをやってたけど、「ドン」というリズムがなないので、凄く間抜けな感じになってしまったと
ポーズはいいんだけど、それをやらないで「ドン」をやってくれよ…笑…と思ったと
映画『エルヴィス』ぜひ、観てくださいと、三宅さん
「The Red Rocks」のみなさんと試写会に招待してもらってみたと…
その映画の内容をあれこれ語った後に…「言っちゃいけない…マスターもこれから見に行くと言っていたから、あんまり内容をしゃべんないようにしないと…笑…と、マイクを通じて言ってますけど…笑」
最近ドキュメンタリー映画『ZAPPA』 がよかったときいたけど、名古屋でやってる?と直接、客席のSさんに尋ねたりしながら、音楽ものの映画が多くて嬉しいと語る三宅さんに、お客さんが、あれこれ話しかけると
三宅さん「呑み会じゃないんだから…」
「今夜は、カバーナイト」と軌道修正して
Sam Cookeのカバー曲で
「A Change Is Gonna Come」
「夏でもサムクック」といったイシヤン(石田長生さん)のオヤジギャグを思い出す…
人種平等社会が訪れることへの期待が込められたこの歌
これまた、わかりやすい日本語歌詞にのせて
これが、またいいのよ!
熱唱で…歌が滲みる!沁みる!!!
銃弾で亡くなったんだよな…そんなことをどこかで知ったような…
そんなサムクック最高!!…そして、カバーして歌ってる三宅さん、最高!!
「ありがとう、もうずっとこんな世界ですからね…そう思ってずっと生きてきました…」と三宅さん
洋楽ばかりだからと、邦楽もリクエストもらってて、と三宅さん
でも、リクエスト曲とは違うけど、とっても長い曲で、あんまり歌ってない曲をと、加川良さんの歌
加川良さんとは下北界隈で合うことがあって、亡くなる前にカウンターで二人で何時間も呑んだ思い出があると…あんなに長いこと話したのは初めてで一緒にやろうと話したそうな…実現はできなかったけれど…凄く影響力のある方で徳島の寅家さんは加川良さんの影響が大だとか…人柄もよくてと…語って
「高知」
旅愁感、郷愁感が漂うこの歌
私、正直、この歌になじみがまったくないこともあるし、情感込めて歌う三宅さんの持ち歌のように、実に自然に、もう何度も歌いなれている歌かのように聴こえました…
長い拍手の後には、歌ったことないけどと
井上陽水さんのカバーで
「帰れない二人 」
井上陽水さん大好き人間、忌野清志郎さん大好き人間の私にはタマラナイ、タイムリーなナイスなリクエスト
三宅さんの奏でるベースラインのエレキの響きが心地よくて
実に美しいメロディー、歌詞、名曲ですよね!!
歌い終えて三宅さん
小学校6年の時、井上陽水さんをフォーク&ロックコンサートでみたこと、そこに出演してたアーティストと、後々にいろんなところで繋がっていることを語る…たとえば石川セリさんの話とか…
語りながらも、急に、無駄話が多い…昨日から…いや、このところ、ずっとそう…と思いとどまるかと思いきや、話はまだ続く
吉田拓郎さんのバックは愛奴、浜田省吾さんがドラムを叩いてたとか、サディスティック・ミカ・バンドも宮崎で観たとか…なんでも、サディスティック・ミカ・バンドはPAもバンドが運んできてて、高1の時、こんな大きな音を初めて聴いて、ドキドキしたこと…今まで聴いていたスピーカーの音とはまるで違っていて、悲しいかな、宮崎というところは音楽がダメなところで…そんな凄い音なのに、人もそんなに集まらなくて…と思い出を語る!語る!
キャロルも宮崎にきて、みたと…前座が四人囃子…市民会館で4000人くらい…俺は、どっちかというと、四人囃子が大好きで…
学生服をきて、四人囃子を…で、廻りをみたら、全員が革ジャンにリーゼント、俺だけ四人囃子ファン…
スミマセン、もう一杯と、飲みながら
ここで、唐突に休もうか…休憩しますと
いやあ、実に自然体…こんなライブもいんだよね!
休憩挟んで第ニ部へと
このブログも続く…