2022夏…「ナイトカフェ弾き語り」で
「鎌田ひろゆきソロライブ2022 with 石浦雄二」
石浦雄二さんをサポートに迎えての
鎌田ひろゆきさんのライブ
休憩挟んで「第二部」
鎌田さん、石浦雄二さんを紹介する…
「雄さんとは35年くらい前に名古屋で一緒にやってた時期がけっこうあって、1980年代の名古屋で、20代の俺と30年代の雄さんとが、35年ぶりにやるというコンセプト…その頃の曲ばかりやります」と最初に語って
まずは、
「街角の天使」から
さて、演奏を始めると、今度は雄さんのギターから音が出ていない…
シールドはささっているのに…
「雄さんの機材があかんやん!」と鎌田さん
雄さんの機材をあれこれいじって…どうやら接触の問題…雄さんのギターの音がモニターから出るようになって…
仕切り直しの
「街角の天使」
いやあ、この歌久しぶりに聴いた!
♪ピエロの歌が聴こえる~
この歌い出し、懐かしい!!歌詞から心象風景が目に浮かんでくる…
雄さんの彩るギターがなんとも心地いいんだな…
しっとりとしたメロディーに
骨太で…大胆にみえそうでいて繊細な…
圧巻の鎌田さんの歌声が…
ハコいっぱいに響き渡る…
…瞬時に私も20代!!
あの頃の新栄や今池が
よみがえる!よみがえる!!
唄い終えて鎌田さん
「令和の時代に非常に恥ずかしいですけど、名古屋でそういうライブをやってた…「街角の天使たち'88」とか「街角の天使たち'87」とか…雄さんの機材トラブルは当時からあって、本番になって音がでないとかそんなこともあった…ここは「仲田」でしょう?内山町の「かもめ荘」の「か」号室、6畳一間、キッチンがあってトイレが共同、当時12000円、途中から13000円に賃上げしたけど、そこで二人で練習して、雄さんはボロボロのボルボ(外車)に乗ってやってきて、ハンドルを切るたびに、ゴキゴキって音がして、それが俺の部屋まで聞こえてて、その音が聞こえると、あ、雄さん来たなって…車は下に停めておいて、部屋で練習、マイクとかは使わないけど、大音量で、裸電球の紐をマイクに見立てて歌っていた…懐かしいな…今も変わらないな…」
もう鎌田さんもすっかり気持ちは20代!
「四日市出身で四日市から名古屋に来て、名古屋から東京に行って、そこで生まれた故郷のことを思って当時、作ったんですけど、ARBというバンド知ってますよね?そのARBの「さらば相棒」…♪雨の東京ステーション~この曲にインスパイアされて作った曲で、テイチクレコードでデビューしたときに、そこに歌を入れた…そんな、今日一番の課題曲!」と言いながら雄さんに視線を送り…
「STATION」
フルでこの歌を聴いたのはホントウン十年ぶり!!
やっぱり懐かしくて、ARBの要素も含まれているようで、かっこいい!
今聴いても、サビがいいんだよね!
♪土砂降り 雨のステーション~
思えば、鎌田さんとどんだけ土砂降りの夜を一緒に過ごしたものか…この歌が予言してたのかな…四日市駅前で鎌田さんと呑んだ時も♪土砂降り 雨のステーション~だったし…今池では、しょっちゅう!!
でもホント懐かしい!!
目を閉じれば
見事に20代の鎌田さんが歌ってるような
「STATION~」
戯れるように奏でる
雄さんのギターが…
これまたタマンナイ!!
♪おまえはこの街で
俺は次の列車で~
間奏の雄さんが奏でるギターの旋律は1980年代のまんま!
唄い終えてのMC
名古屋に住んでた時に、センチメンタル・シティ・ロマンスの中野督夫さんと知り合って、ボトムラインができた1990年くらいの時…大きなライブハウス、そこができた時にライブをやって、音響のチェックをしたいと言われ、俺と中野督夫さんでライブをやったことがあって、そこで、今から歌う「エンジェル」という歌を歌ったんですけど、中野督夫さんが初対面なのに「おお、鎌田!「エンジェル」ええな、お前の歌、ええな、バックやったるわ!」と初対面なのにそう言われて、それからの付き合いで、中野督夫さんのアルバムで詞をかいたりとか、ライブのツアーを一緒に行ったりとか、濃密に30年ほど…20代で知り合って30年以上、去年亡くなられて凄く淋しいんですけど、その中野督夫さんとの思い出の曲を雄さんと
「エンジェル」
美しく優しい旋律…
そして
「エンジェル」と切なくリフレインされるこの歌
短い言葉で綴られてる詞がまた素敵なんだよね…
懐かしさと共に、彩る雄さんのギターもたまらない…
♪優しさは捨てないよ 君のこと忘れないよ エンジェル~
と〆られるこの歌
うん!とっくん(中野督夫さん)じゃないけど…いい曲だとホントに…思うと同時に
「ああ、とっくん(中野督夫さん)が近くにいてるな…」と勝手にそう思った…
「なんか、とっくん(中野督夫さん)のイベントが先週、名古屋でやったんですよね…スタッフの方がチラシやポスターを大量に送ってきたけど、出演依頼はなかったですね…まあ、平日なので、なかなか名古屋にはこれないんですけど…」と中野督夫さんの話題に触れた後には、話題を替えて
「次の曲は、東京に引っ越してから作った曲…「かもめ荘」から「京王南荻窪コーポ」というところに移って…コーポと言っても5F建ての5F、階段でね…風呂なし…木造のアパートはギターを弾きづらいのが嫌で…騒音とかね…で、鉄筋で風呂がなくてもいいから4万円くらいの物件を探していて…でも鉄筋で風呂のない物件がまずない…4万円なんかないよって言われたけど、あったんだよね!寺田町さんが探してくれて「鎌田!あったぞー!!」って…そこで、作った歌」
「序章」
「ドショウ」じゃなくて
「ジョショウ」
「ドショウ」もイイ人だけど…
「ジョショウ」もイイ曲だー…笑
定番といってもいい
素敵な鎌田さんの代表曲の一つ…
蒸し暑い夏の恋愛が
自身の若かりし頃の体験と絡まって懐かしくも感じながらも
メロディーが秀逸で
ふとしたときにこのメロディーが
自然と浮かんできて口ずさんじゃってる…
彩る雄さんのギターがより歌の世界を醸し出す
♪NA NA NA NA~
雄さんもハモって
と気がつけば
みんなも心で口ずさみ…
お客さんとの一体感がとても素晴らしくて
歌い終わると…
拍手喝采!!!
唄い終えて鎌田さん
「雄さんは、ハーネスにもちょいちょいきてて、いや最後にきたのは4年前…会える時に会っとかんと…」と言いながら
隣に座ってる雄さんに「雄さん、きてよ!」と声を掛ける鎌田さん
「「雄さんのギタリスト人生45周年ライブ」を得三でやったのが5年前…ってことは、今50周年じゃん!その時、得三は、イスを取っ払うくらい人がいっぱいきて…それから「りとるびれっじ」…なくなっちゃったけど、25周年みたいなライブを「BL.Cafe」でやったんですけど、その時も一緒にやって…でも、もうそれが何年前のことだったかわからない…いろんなことを忘れていく…笑…あれ、どっちが早かったか、わからない!!」
ここで、チューニングを替えて
「前回、高橋研さんが3月にここでやった後、東京で会った時に、「名古屋でいいところあったぞ!「ナイトカフェ弾き語り」…鎌田くんに合ってるって言われて、何があってるかわからなかったけど、来てみたらマスターも優しいし、Tシャツも買ってもらったし…笑…また来たいな…」とまとめて
「二人でやる最後の曲」と言いながら、チューニング
「石浦雄二!ありがとうございました!」と言って弾き始めるも、チューニングがあってなくて、再調整…
「割とみんなそうなんですよ…若い頃作った曲はキーが高いので、全部、半音下げて歌う…たぶん小山卓治さんもそう??」と笑いながら
「ONE NIGHT STAND」
懐かしい!懐かしい!!
気分はまたまた20代!!
そして…今聴いても…
実にステキな…心に伝わる…
いつまでも…心に残るステキな唄
雄さんのギターが滲みる!滲みる!!
旋律を添える雄さんのギターの音色も
30代の頃のまんま…
風貌は…すっかり70代ですけど…笑
曲の終わりには
「ギター石浦雄二、71歳!鎌田ひろゆき、60歳、どうもありがとうございました!」とこの言葉で本編終了
鳴りやまぬ拍手!拍手に応えてUN
再度ステージに登場し
鎌田さん
「20代の頃、名古屋にいた頃、ほぼ「かもめ荘」で作った歌をお届けしました…」と言ってる横で石浦雄二さん一言
「腕が痛い…」
「最後に、じゃあこれも24歳の時くらいに作った歌をと」
「少年」
「少年」じゃない鎌田さんと雄さんが「少年」を演奏し、歌う!
この歌を鎌田さんに
いつもいつも歌ってほしいと思っちゃうほど
私の中での「鎌田ソング」
堂々第1位…の曲…
四日市での思春期の過渡期を見事に表現して
歌いあげた
鎌田さんの真骨頂の唄!!
60歳の鎌田さんが
「少年」を唄うも
心象風景に広がるのが
四日市の三滝川と
思春期の…鎌田さんによく似た少年…
雄さんの絡むギターも凄くて
まさに
鎌田さんとは
あたかもずっと寝食を共にしているかのように
阿吽の呼吸…まるで、溶け込むように
鎌田さんの歌声は最後まで実に力強く
その中に繊細な要素も絡まって
ホント最高!!!
後半はドラマテックに…
いやあ、鎌田さん!最高!!
名古屋で歌った後は…呑んで…呑んで…呑んで…呑んで……呑んで…呑んで…呑んで…呑んで……呑んで…呑んで…呑んで…呑んで……呑んで…呑んで…呑んで…呑んで…笑
さてさて、その後は20代になったつもりで…打ち上げだ!!
まずは、高齢の…もとい…恒例の
「やぶ屋」だー!!
でも、夜10時を過ぎているというのに、お店はめちゃ活気があって…若者がうるさくて、50代~60代の私達にとっては、仲間の会話どころか、お隣りの人の会話も聞こえない…
悲しいかな…耳が遠くなっているから??でしょうか…
恒例…もとい…高齢のせいでしょうか
まるで20代の頃のように…今池でハシゴ酒…
その後は
静かなオープンハウスにいって
「ちょいとBGMのボリュームをおとしてくれる」と酔っぱらいですので面倒くさい注文をもしながら…
20代のときのように楽しい夜は更けていったのでした…
それにしても
打ち上げでの鎌田さんのこの表情…おかしすぎる…
笑