東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

いよいよ

2016-02-09 23:32:16 | 学習・塾に関する中身
 明日は私立入試です。

 紆余曲折を経て頑張った7人(+1人)が、明日の試験に挑みます。

 勉強が嫌だと泣いたり、上級生と大喧嘩したり、失恋を経験したり、5教科定期テストの合計点がありえないくらい低い状態からお預かりしたり…。

 ここ数年で一番大変だった学年です。

 でも今日は、あれだけマイペースだったメンバーが、重圧に潰れそうになって少しおかしくなりました。

 みんなのことを信じていると精いっぱい伝えて今日の夜は終了しました。

 明日の結果でみんなが笑えることを祈っています。

 そして私は漢字の本を改定し続けるのです。いつも通り粛々と…。

 そうでもしないと、私も平静ではいられないんですよね。

 入試修了後も、いつも通りでいられるように、いつも通りにすることにします。
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指導方針~瓢箪山教場~③

2016-02-01 23:48:26 | 瓢箪山教場
③ 都道府県名・都道府県庁所在地名チャレンジ

 3年生の1月から、都道府県名・都道府県庁所在地名をすべて漢字で書くチャレンジを課題としています。これは結構な難題です。
 まず47個の 「都道府県名・都道府県庁所在地名」を覚えなければいけません。
 次に、47か所の「都道府県名・都道府県庁所在地名」を地図上で一致させなければいけません。
 最後に、これを「満点」で合格しなければいけません。

 おそらく9年間生きてきて今までで一番の努力を強いられます。メンドクサイことから逃げ続けてきた子供の場合は、相当に高い壁になってしまいます。それでもこのチャレンジを行う理由。それはただひとつ「努力は報われる。そしてその先にある達成感を自分で経験してほしい」からです。

 自作のドリルがあります(自慢の品です)。これを渡してチャレンジの中身を説明した瞬間にこどもから出る言葉は「ゼッタイニムリ!」

 でも今までほぼ全員が合格してきました。ほぼと書いたのはこのチャレンジが嫌で、教室を辞めてしまった生徒が過去に2名いるからです。つまりそろばんを続けた生徒は全員合格しています。そしてその合格時のドヤ顔は皆様に見てほしいくらいです。

 週に2回も3回も顔を会わすわけですから、逃げ出すことは難しいわけです。逃げる自分と決別して頑張る自分を手に入れる。こうなってほしいがために、今日も明日も子供たちとがっぷり四つで向き合います。
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