東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

判断が難しいときは

2022-01-22 13:00:00 | 日記
 優先順位を決めないと仕方がないですよね。現在私どもの教室がある瓢箪山・石切地区でも感染が拡大しています。学校園によっては教職員の方の感染も確認されていることから、臨時休校となっている学校園もあります。

 これ以上の感染拡大を防ごうと思えば、「当面すべての活動を停止する(臨時休校する)」ことが最も簡単です。しかしながら、子供たちの学びを止めることはそう遠くない未来に大きなつけになって返ってくることは明白です。学びを止めないことと、感染拡大を防ぐことはできるうる限りで両立させるべきです。私はそう考えます。

 なので、優先順位は 子供たちの安全≧子供たちの学び>教室運営と2年前から変わりません。ある程度戦い方もわかってきてはいますので、狂気じみた対応をする気もありません。

 とはいえ、今の時期はあらゆる入試の時期でもあります。ご兄弟・ご姉妹が受験を間近に控えておられると、そのご心配たるやたいへんなものだと思います。というわけで、昨日保護者の皆様全員に今後の方針をご連絡させていただきました。

 現状で考えることのできる心配事を洗い出し、できる限りの方針を出したつもりです。現状では以前のタイプと比べると罹患したときの健康上のリスクは低くなっているようですが、罹患したときの「社会的なダメージ」が大きいと思うのです(隔離や行動制限など)。そうしたリスクを勘案して今後の方針を決定しました。いろいろと思うところがないわけではありませんが、現実・現状に即して子供たちの不利益をできるだけ低くするように考えました。

 判断が難しくはありますが、決断して前へ進むしかありません。

 これまで当教場では、生徒のみなさんと保護者の皆様のご理解とご協力をいただき、大きな問題が起きることなく授業を進めてくることができました。2年前の1回目の緊急事態宣言発出以降、感染症対策においては生徒の安全を最優先にしてまいりました。今後もこの方針はかわることがありません。安全上の問題が起きたと判断すれば、躊躇なく臨時休校をお知らせします。

 ぎりぎりまで子供たちの学びの環境は守りたい。そこも偽りのない想いです。今後も保護者の皆様には急な判断でご迷惑をおかけするやもしれませんが、何卒ご理解とご協力をいただきますよう重ねてお願い申し上げます。
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臨時休校のお知らせ

2022-01-19 17:45:25 | 保護者の皆様へのお知らせ
昨日・今日で生徒の通う学校園のうち

くすは縄手南・縄手・枚岡西の各小学校。縄手・枚岡の各中学校で学級・学年閉鎖や臨時休校がでております。

また職員の方にも陽性者が出た学校があるようで、当教場の生徒の中にPCR対象の生徒が出ております。また、現在の検査結果次第で濃厚接触者になる生徒もいる状態です。

このような状況ですので、明日・明後日と臨時休校として様子を見ます。振替は春休み期間を予定しております。保護者の皆様には直接ご連絡をしておりますので、合わせてよろしくお願い申し上げます。

万が一当教場の生徒から陽性者が出た場合、休校期間を延長する可能性があります。この場合は改めて保護者の皆様にご連絡いたします。よろしくお願い申し上げます。
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1月17日

2022-01-17 05:46:00 | 日記
 今年もこの日になりました。教育大学に通いながら「活断層の活動年代測定」というテーマで卒論研究をしていた私は、目の前で起こっていることがすぐには理解できませんでした。刻々と判明する状況に呆然とするだけでした。
 「活断層の活動年代測定」とは簡単に言うと「活断層が最後に動いたのが何年前か分かるかも」というものです。これができれば、いわゆる「地震予知」ですから、甚大な被害が出る前に対策が取りやすくなる。そう思って研究に励みましたが、結論は「できない」というものでした。しっかりと研究を続ければ「活断層かそうでないか」は分かるかもしれないと付論して修士論文としました。

 今の私は子供たちに教えることを仕事としています。とはいえ、できることは限られています。震災についてお話をすること。災害についてお話をすること。災害時の行動についてお話をすること。なんとか自然科学に興味を持ってもらえるようにお話をすること、、、。微力だし無力なのかもしれません。それでも何もしないよりははるかにいいだろう。そう信じています。

 今年も、来年も、ずっと伝えていこうと思います。

 どうぞ安らかに。そして今の、未来の私たちを見守っていてください。
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ダメなものはダメ

2022-01-10 23:00:00 | 日記
 私がずっと生徒に言い続けていることです。どうしたってダメなものはダメなんですよね。理屈なんかどういでもいいこともあれば、きちんとした理由があることもあります。

 理屈なんかはどうでもいいものの代表は「どうして人をあやめてはいけないのか?」でしょうね。こんなことを聞いた時点でダメなんですよ。年齢にもよりますが。大人を試しているときだってあるでしょうね。こういう時はあまり理由を言わずに「ダメなものはダメ」となります。

 「ダメ」というには、きちんとした理由があるものの方が多いんですよ。例えば椅子を斜めにしてはいけないとか、授業中にうるさくしてはいけないとか。こういうことはきちんと何度でも説明します。気に入らないとか、こちらの虫の居所が悪いからとか。そんなことが理由になってはいけないんです。

 さて、もちろんこの「ダメなものはダメ」ということが独りよがりになってはいけません。しかしながら、「ダメなものはダメ」という価値基準がそれほど昔と今とで違うとも思えません。だから私はうるさく言い続けるのです。

 そして、ここからは完全に私の想いなんですが。何年か前にも書いた覚えがありますが、10年くらい前からホームページやブログ・TwitterやInstagramなど、SNSを通じて比較的お金をかけずに自分の考えを容易に発信できるようになりました。だから習い事や塾などを探す前にまずはネット検索をするということは、今の時代では当たり前のことになりつつあります。

 そして、ネット上には美辞麗句が並ぶようになりました。平気で嘘をついても読み手には嘘かどうかを判断する術がないといっても過言ではありません。数年前と、なんなら去年と比べても言っていることが違ったり、やってることが違ったりする。なんてことも珍しくなくなってきました。

 ホームページやTwitterなどの過去ログを消してしまって心機一転。なんて書くと「一見すると」良く見えますが、単に昔と今とでつじつまが合わなくなっているだけかもしれません。

 私のブログは、季節的なお知らせは(新学期の生徒募集とかですね)は、新しい記事が来れば消します。あとは基本的に消してはいません。ただ1つだけ…。ずっと私のブログをお読みの方(そんな物好きはいるのでしょうか)は昨年の秋頃から違和感を感じておられるかもしれません。そういうことなんです。その違和感は正しいです。相手のあることなので詳しく書くことはしませんが、ここにあるはずのものが無くなっているということはそういうことです。相手方からも無くなっていると思います。複数の保護者の皆様から聞かれるたびに、忸怩たる想いでお答えできる範囲でお答えしてきました。

 私は、できるだけ言葉を選んでお伝えしたつもりです。相手方のあることですから、相手方の誹謗中傷にならないように(そして考え得る私の「非」の部分を重点的に)お伝えしたつもりです。それでももしかすると私の想いは私から離れてしまっているのかもしれません。

 少なくない保護者のみなさん、そして私の元で学び巣立った生徒さんから様々な悩みや相談を受けてきました。そういう私のスタンスが誤解を招いたんでしょう。そして私は「ダメなものはダメ」と伝えてしまうところがありますので、それも良くなかったのかもしれません。

 私は自分の耳で聞き、自分の目で見たものをもとにしてこのブログを書いていますし、これからもそうするつもりです。

 瓢箪山で教室を構えて22年になりました。だからこそたくさんのことが耳に入ってきます。らといって噂レベルのことや確認の取れないことを撒き散らすことはしていませんし、これからもするつもりはありません。

 ちょっと良くわからないブログになってしまいましたが、誤解されてしまうことがなるべくないように、こらからも誠心誠意生徒と向き合い、皆様とお話をさせていただく所存でございます。何卒これからもよろしくお願い申し上げます。
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あけましておめでとうございます

2022-01-01 00:00:00 | 日記
 新年おめでとうございます。

 旧年中は当教場の指導方針にご理解とご協力を賜りました。ここに感謝申し上げます。

 今年こそ生徒の皆さんはもちろん、世界中のすべての皆さんに笑顔が戻りますよう祈念いたします。

令和四年 元日

   関西珠算瓢箪山教場・石切教場
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