日商検定試験で、多数の1級合格者が出てくれました。しかしその反面、不合格となってしまった生徒ももちろんいます。
本人がしっかり練習しなかった場合は当然の結果なのですが、教室での練習では合格点に届いていて練習態度もまじめ、家庭でも練習に取り組んでいた生徒が不合格となってしまった場合は、こちらも悔しい想いです。
2月の検定試験は特に、合否に関わらずこの検定試験をもって教室を辞める生徒もいます。しかしながら不合格になったときに悔しい想いを抱いてもう一度挑戦する気になる生徒もでてきます。
普段から生徒たちに伝えているのは「悔しいのは頑張った自分がいるから。努力をしていない人は失敗を悔しいとは思わない。そして悔しいと感じたときに、同じ失敗はしないと思うから人は成長する」という意味の言葉を、学年に応じて伝えています。
だから、悔しいという気持ちは頑張った生徒しか味わわない、味わえないと思っていました。でも、違う感じ方もあるようです。不合格になった生徒たちのなかには泣き出す生徒もいます。それは「ただ悔しいから」という生徒もいれば「後悔」して泣く生徒もいるようです。泣いている生徒とお話しているうちに、ご家庭でこんな言葉を投げかけられていることを聞くことがあります。
「そんなことじゃ、今回もあかんのちゃうん」
「次もあかんかったら、お金もったいないで。」
「やる気ないねやったらやめとき、どうせ無駄やわ」
といった「ネガティブ」な言葉です。これは絶対に投げかけない方がいいです。大人からすれば何気ない一言だと思います。不合格になればお金がもったいないのもわかります…。受験しておいて練習しない姿をみることも腹立たしいことでしょう。こうした言葉は子供たちはしっかりと覚えています。そして不合格になったとき、必要以上に自分を否定することがあります。そうなっていくと、次回に合格できても「たまたまやし…」となってしまいます。どんどん自己肯定感を持てないように育ってしまう危険があります。だから、失敗であっても物事はポジティブに(肯定的に)捉えていただきたいのです。
「失敗や後悔を経験するために受験した」と考えてみることはできませんか?。さぼって不合格当然です。頑張ったけど、慢心してしまい、本番であと一歩ということもあるでしょう。緊張しすぎて普段の力がでなかったこともあるでしょう。
しかし、こうした結果は「受験したから」得られる結果です。受験しなかった者にはその経験すらできないんです。そして、私は合否に関わらず報告書の中で、その過程や感じたことを皆様にお伝えしています。
だから受験前には、
「そんなことじゃ、今回もあかんのちゃうん」→「今回こそ合格するためには、今のままでいいのかな?」
「次もあかんかったら、お金もったいないで」→「受験にもお金がいるんやで、もったいないと思いたくないからどうしたらいいかわかるよね?」
「やる気ないねやったらやめとき、どうせ無駄やわ」→「やる気ないのかな?。どうしたらやる気になるのか考えてみて。考えてもやる気になれないのなら受験しないでおこうか?」
どうせダメやし…。と子供たちが思わないで頑張れる一言が大切だと思います。
何気ない一言で子供たちは深く傷つくこともある。自戒の念を込めて書きました。
本人がしっかり練習しなかった場合は当然の結果なのですが、教室での練習では合格点に届いていて練習態度もまじめ、家庭でも練習に取り組んでいた生徒が不合格となってしまった場合は、こちらも悔しい想いです。
2月の検定試験は特に、合否に関わらずこの検定試験をもって教室を辞める生徒もいます。しかしながら不合格になったときに悔しい想いを抱いてもう一度挑戦する気になる生徒もでてきます。
普段から生徒たちに伝えているのは「悔しいのは頑張った自分がいるから。努力をしていない人は失敗を悔しいとは思わない。そして悔しいと感じたときに、同じ失敗はしないと思うから人は成長する」という意味の言葉を、学年に応じて伝えています。
だから、悔しいという気持ちは頑張った生徒しか味わわない、味わえないと思っていました。でも、違う感じ方もあるようです。不合格になった生徒たちのなかには泣き出す生徒もいます。それは「ただ悔しいから」という生徒もいれば「後悔」して泣く生徒もいるようです。泣いている生徒とお話しているうちに、ご家庭でこんな言葉を投げかけられていることを聞くことがあります。
「そんなことじゃ、今回もあかんのちゃうん」
「次もあかんかったら、お金もったいないで。」
「やる気ないねやったらやめとき、どうせ無駄やわ」
といった「ネガティブ」な言葉です。これは絶対に投げかけない方がいいです。大人からすれば何気ない一言だと思います。不合格になればお金がもったいないのもわかります…。受験しておいて練習しない姿をみることも腹立たしいことでしょう。こうした言葉は子供たちはしっかりと覚えています。そして不合格になったとき、必要以上に自分を否定することがあります。そうなっていくと、次回に合格できても「たまたまやし…」となってしまいます。どんどん自己肯定感を持てないように育ってしまう危険があります。だから、失敗であっても物事はポジティブに(肯定的に)捉えていただきたいのです。
「失敗や後悔を経験するために受験した」と考えてみることはできませんか?。さぼって不合格当然です。頑張ったけど、慢心してしまい、本番であと一歩ということもあるでしょう。緊張しすぎて普段の力がでなかったこともあるでしょう。
しかし、こうした結果は「受験したから」得られる結果です。受験しなかった者にはその経験すらできないんです。そして、私は合否に関わらず報告書の中で、その過程や感じたことを皆様にお伝えしています。
だから受験前には、
「そんなことじゃ、今回もあかんのちゃうん」→「今回こそ合格するためには、今のままでいいのかな?」
「次もあかんかったら、お金もったいないで」→「受験にもお金がいるんやで、もったいないと思いたくないからどうしたらいいかわかるよね?」
「やる気ないねやったらやめとき、どうせ無駄やわ」→「やる気ないのかな?。どうしたらやる気になるのか考えてみて。考えてもやる気になれないのなら受験しないでおこうか?」
どうせダメやし…。と子供たちが思わないで頑張れる一言が大切だと思います。
何気ない一言で子供たちは深く傷つくこともある。自戒の念を込めて書きました。