東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

かけはなれてる

2022-03-29 19:47:18 | 日記
 実際とあまりにも違う情報に接すると、「えっ?」という感覚に包まれます。

 私は思うままにブログを書いていますが、自分がしていない・しようと思わないことはここに書くことがないようにしています。体験に来ていただいた保護者の方から「厳しいと聞いていましたが、実際には違うんですね」と言っていただくことがよくあります。これも「あまりにも違う情報」と言えるでしょう。

 自分自身がどう評価されているかということはなかなか分かりません。自分を俯瞰してみることは相当に難しいと思います。しかし、この仕事をしている以上は程度の差こそあれ、ある程度俯瞰(客観視ともいえるでしょうね)できないといけないと思います。

 自分が愚痴を言いたくなるようなこと。それは他者から自分がそういう風に見られているという裏返しである。最近そんなことを考えています。なるべく保護者の皆様から、そして生徒のみんなからおススメしてもらえた時に、実際の私のイメージとなるべくかけ離れていなければいいな。と思っています。

 よい評価をしてもらうために、私が変わろうとは思いません。でも私の想いがなるべく早く子供たちに伝わるように、今まで以上に工夫をしていこう。と春休みで気持ちを充電しています。

 では、中学生の授業に行ってきます!

 
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実績について思うこと~学習塾~

2022-03-21 14:15:34 | 学習・塾に関する中身
 学習塾の指導は、外部での講師時代も含めると24年目に入ります。正直なところ、実績を残すためには「入学する生徒を一定のレベルに絞る」というのが一番間違いのないやり方です。

 「実績」を最優先に考えるなら、そもそも現時点でできていない(学力が低い)生徒を入塾させなければいんです。経営的に入れたとしても、中3までに退塾するように持っていけばいいわけです。今までいろいろなアピールの仕方を見てきました。「〇〇高校合格率NO1」とか「今期の生徒は半数以上は〇〇高校に合格」とか、、、。
 でも「卒業時の学力を入塾時と比べた」実績はほとんど見たことがありません。私は過去12期に関して小6・1月時点の業者模試と中3・1月時点の業者模試の偏差値を必ずみるようにしています。これまでの最低上昇値は「6」。最高は「19」です。今期はこの数字が変化することはありませんでした。

 合格実績というものは、入り口をコントロールすることで、如何様にもできるのです。「賢い生徒しか通わない(通えない)」というイメージ戦略に成功してしまえば、そもそも学力に問題点を持つ生徒が入塾することすらないわけですから、そりゃあ実績はそれなりのものになるわけです。
 もっと言えば、学力的にしんどい生徒は中3までについていけなくなって抜けていきますから、結果的に「塾にとって好都合な実績を残す」生徒だけが残っていくことになるわけです。

 私は(あくまでそろばんを習っていた生徒限定のお話ですが)、これまで「他の塾でついていけなくなった(心無い言葉をかけられたり友達同士のトラブルだったりを含む)と相談を受けて、お子さまをお預かりしなおしたことが何度もあります。1年あれば、例外なく戻ってきた時よりも全員の学力が上昇しています。
 逆に私の塾を辞めていった生徒もいます。これに関しては「より上を目指すために進学塾へ転塾」という場合と、それ以外の理由に大別できます。「より上を目指すために進学塾へ転塾」の場合は概ね望む結果を得ているようですし、報告にも来てくれますから多分大丈夫です。
 それ以外の理由の時は報告に来てくれることもほぼありませんから、伸びていればいいなと思いますが、基本的には分かりません。

 私自身は「そろばんを学習している生徒に関しては、塾指導を希望されれば原則としてお断りしない」ようにしています。もちろん物理的な定員(昨今は禍のために受け入れ人数を減らしていますので余計に)でのお断りはあります。また、対応できる中学校ではない場合も(私の能力に限界があるので)お断りしていますが。

 なので、私の塾としての実績は幅が広いものになっています。ただし、全員が「塾指導の開始時」と比べると伸びたという自信はあります。
 これについては「伸ばした」とは言いません。もちろん私が「間違いなく伸ばした!」と自信をもって言える生徒もいますが1割いるかいないかといったところです。大半の生徒は、私とのかかわりを含めて、様々な大人とのかかわりの中で伸びるきっかけをつかんだということです。そして私はその伸びるためのお手伝いと、伸びるための環境を用意しているにすぎません。

 私が公表させていただいている実績は、あくまで保護者の皆様の判断基準のひとつとしてご提供しているにすぎません。という目線でご利用・閲覧いただけると幸いです。
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高校入試終わる

2022-03-18 13:36:48 | 学習・塾に関する中身
 昨日の発表をもって、当教場の入試がすべて終わりました。残念ながら全員には桜が咲きませんでした。

 塾というものは結果がすべてであると思っています。そこに偽りも気持ちの変化もないのですが、やはり受験を通しての生徒の成長は素晴らしいものがあると改めて感じました。

 残念な結果に終わったことは私のせいであると思っていましたが、あんなふうに思っていてくれたのかと。叱ることが多かった生徒も自分の転換点をふりかえってくれていたんだなと。

 結果を出せなかったことに対して私が悶々としている間に、生徒たちは前を向いて進み始めています。その逞しさに驚くと同時に、共に過ごしだ時間に自信を持っていると入試前に伝えたことは、こういうことだったんだなと実感しています。
 発表前に(保護者の皆様から許可をいただいたうえで)卒業遠足のようなことをしました。そしてその帰りに写真の花束と手紙を受け取りました。

 その中身と、発表後に受け取ったメッセージで、このメンバーはもう大丈夫だと確信したというわけです。

 受験はあくまで人生の通過点にすぎません。しかし15歳の子供にとっては大きすぎる試練と言えると思うのです。それでも前を見て進み始めた教え子を見ていると、尊敬すると同時に幸多きことを願ってやみません。

 合格したみなさん。おめでとうございます。しかし、その喜びに浮かれていてもいいのは少しの間だけです。次の試練でも喜びを感じることができるように、これまでの努力を大きく超えて進んでください。

 残念だったみなさん。これをもってあなたの値打ちが決まるわけではありません。あなたの値打ちは

これまで+これから
 で決まるんですから。どうぞ、これまでの努力に誇りを持ってすすんでください。

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懇談をさせていただいて気付くこと~オススメすることの難しさ~

2022-03-16 10:44:21 | 日記
 最近空きテナントに新しい飲食店が開店することが増えてきているように感じます。新しい飲食店はほぼすべてと言っていいくらいに持ち帰り需要に対応しておられます。とはいえ、持ち帰り時の味がお店で出来立てを飲食した味と同じかと言われると難しいものがあります。

 持ち帰りの味がそのお店の味のすべてだと思うと、そのお店の本当の味を知ることなく足が遠のくことになってしまうと思います。つまり、本来の味を知っていただく前に評判だけが独り歩きしてしまう可能性があるわけです。もちろん、できる限りの味を提供されているとは思うのですが。

 5年も前に私はこんなブログを書いています。風評というものはその発信元が特定できることが大切だと書きましたが、もう一つ「どのような状況でその情報を手に入れたのか?」を確認することはとても大切です。

 よくない風評が流れているときに、(もちろん云われなき誹謗中傷である場合は断固として抗議すべきですが)その風評がなぜ流れているかをよく考えねばなりません。自分自身の言動がもとでそうなっていないのか?ということです。私の耳に入ってくるのはとくに習い事・学習塾の関係が多いんですね。私がブログやTwitterで発信することは基本的に「複数の情報源から同じ中身が聞こえてきたとき」と「当事者から『直接』その事実を聞いた時」に限定しています。あとはチラシやホームページなどで当事者が発信している場合もありますが、これは当事者がオープンにしている中身ですから問題ないと思っています。

 私はあくまで事実ベースでのお話をしています。習い事・学習塾について、昔はオススメしていたのに今はオススメしていないことは少なくありません。その習い事・学習塾の取り組みが昔と今とでは大きく異なっている場合があります。その変化が「私にとって」オススメできないものである場合は、オススメすることを辞めてしまいます。ただし、その取り組み(生徒にとって明らかな害悪であれば別ですが)を否定することはありません。だから「オススメを辞める」だけのことです。

 もちろん、ダメな言動や取り組みが確認できれば否定することもないわけではありません。どんな場合かの具定例を挙げておきます。

・授業中生徒に「こんなんもわからんの?死んだらええねん」と言い放つ
・おたくのお子さん頭おかしいので(←ホントにこう言われたそうです)うちの塾辞めてくださいと言う
・今月で塾辞めたいんですけど→今月分のお月謝は納入されてますか→はい→じゃあ今日から来なくていいです。と電話で言い放つ
・数年間で取り組み(方針)が何度も変わる
・塾を辞める生徒に「うち辞めたら成績下がる一方やで」と言い放つ
・懇談に来た保護者に「〇〇さんにどう接すればいいのか分かりません」と言い放つ
・志望校の難易度を下げた途端に塩対応になる

 などなどはさすがに私は問題だと思うので、懇談で具体的な習い事・学習塾のお名前が出た時に「こういう事実は確認しています。あとは実際に見て、責任者と直接お話をして保護者様がご自分で判断されるのがいいと思います」とお伝えしています。これをするのはなぜか?

 私は、私の価値観で指導をしています。当然私の価値観が受け入れがたいものであれば教室を辞めるとう選択をすることができます。そうされずに何年も継続してお子様をお預けいただき、そして懇談を数度もしていただくということは、価値観が(少なくとも)遠いわけではない。こう考えるので、私の価値観に基づいた情報をお伝えするわけです。
 ただし難しいのは、この事実が「レアケース」である場合があるということです。これ自体は事実だけれど、普段はこんなことがないということもあります。またこんなことをしてしまった後に猛省して二度としないと心を入れ替えておられるかもしれません。だから「直接ご自身でご確認をしてください」とお願いするわけです。

 飲食店の味も、習い事も学習塾も。最終的にはご自身のご判断を尊重すべきですよという、なんとも当たり障りのないブログになってしまいました。
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臨時休校と春休みのお知らせ

2022-03-15 09:50:35 | そろばんに関する中身
本日3月15日と、明日16日は瓢箪山・石切両教場ともに検定試験終了後の休校(小学校卒業式に合わせて移動させています)となっております。

春休みは

瓢箪山教場→3月24日〜4月3日
石 切教場→3月26日〜4月3日

となっております。

4月4日・5日は、お配りしている教場ニュースでは春休みとしておりましたが、変更いたします。17日以降、保護者の皆様には改めてお配りいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
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