よく、塾の先生に「そろばんでは計算は上手になるけど、それ以外には力はつかないよ」と言われたお話を聞きます。
たしかに、本当にそろばんだけを指導する教室で、珠算5級前後の合格で辞めてしまった生徒さんに関しては、この意見はある程度正しいと思います。
しかしながら、珠算1級合格を果たすころから明らかに子供たちの脳力は変わってきます。そして大体段位を取得するころになると明らかに脳の回路が「つながった」という感覚を見せてくれるようになります。
たとえば、私は珠算を小学3年生から始めました。途中中学3年生の冬休みから受験終了まで、高校3年生の秋ごろから大学入試終了までお休みしながら、大学2年生の6月・教育実習に行くときにいったんそろばんから離れるまで続けました。約11年間取得できたのは珠算4段・暗算は4段(わり暗算10段が自慢です)。塾には中学3年生の冬休みに7日間、高校3年生の冬休みにセンター試験対策講座を受けに予備校に6日間行きました(どちらもデータがほしかったんですね)。塾には行っていないようなものです。頭を使う習い事はそろばんだけ。でもそのそろばんが自分を育ててくれたことは疑いようがありません。
ちなみに経歴は大阪府立清水谷高校⇒奈良教育大学⇒奈良教育大学教育学研究科(大学院)です。
まず自分の経験から言えば、「映像で覚える」。これはたとえば教科書の映像ごと・授業の黒板ごと頭に浮かぶ感覚です。ちょうどスライドショーを見ている感覚といったほうがいいのかもしれません。これはそろばん式暗算が「写像」を鍛えたことに起因すると思います。というのは、そろばん式暗算は普通の学校教育では鍛える機会の少ない「右脳」(芸術脳とも呼ばれます)を鍛えることが、脳科学者によって科学的に証明されたことを知ったからこそ言えることです。
たとえば、そろばん式暗算を応用した暗算のやり方に「フラッシュ暗算」というものがあります。これは画面上に次々現れる数字を足していき、最後の数字までたした答えを求めるというものです。
体験授業にこられた保護者の方々とお話しながら、この計算を目の前でやって見せますと、珠算未経験の方はもちろん、珠算経験のある方でも「えっ!」となっていただくことができます。そしてこれは私にとっては特別なことではありません。生徒と会話しながらでも、なんならカラオケを歌いながらでもできてしまいます。
これは言語領域を司る「左脳」と芸術領域を司る「右脳」を並行して動かせるからこその技であろうと思います。そのことを先の研究結果を知り、説明できるようになりました。
現在教室には、簡単な歌を歌いながら暗算ができる生徒ならたくさんいます。大体珠算・暗算ともに2級合格前後からこの能力が見えてくるように思います。
二つのことが並行してできるということは、たとえば授業を聞きながらノートを取る。作業をしながら先生の話を聞くということが自然にできるということの裏返しになります。
そろばんなんか習っても計算しか伸びない!。とお考えの方にはどうか反論をお待ちしています。(もちろん、こうした能力がつくまでに、それ相応の期間が必要であることは否定しません)
それくらい私が指導しているそろばんの持つ力には絶対的な自信を持っています。ただ、私の指導力が完全かと言われると…。でも、少しでも子供たちが伸びてくれるように、教室にはたくさんの仕掛けを用意しています。
そして、明日も生徒たちとともに学びながら、少しでも教室をよりよくしていこうと思っています!。今日はオチなしです。ゴメンナサイ。
たしかに、本当にそろばんだけを指導する教室で、珠算5級前後の合格で辞めてしまった生徒さんに関しては、この意見はある程度正しいと思います。
しかしながら、珠算1級合格を果たすころから明らかに子供たちの脳力は変わってきます。そして大体段位を取得するころになると明らかに脳の回路が「つながった」という感覚を見せてくれるようになります。
たとえば、私は珠算を小学3年生から始めました。途中中学3年生の冬休みから受験終了まで、高校3年生の秋ごろから大学入試終了までお休みしながら、大学2年生の6月・教育実習に行くときにいったんそろばんから離れるまで続けました。約11年間取得できたのは珠算4段・暗算は4段(わり暗算10段が自慢です)。塾には中学3年生の冬休みに7日間、高校3年生の冬休みにセンター試験対策講座を受けに予備校に6日間行きました(どちらもデータがほしかったんですね)。塾には行っていないようなものです。頭を使う習い事はそろばんだけ。でもそのそろばんが自分を育ててくれたことは疑いようがありません。
ちなみに経歴は大阪府立清水谷高校⇒奈良教育大学⇒奈良教育大学教育学研究科(大学院)です。
まず自分の経験から言えば、「映像で覚える」。これはたとえば教科書の映像ごと・授業の黒板ごと頭に浮かぶ感覚です。ちょうどスライドショーを見ている感覚といったほうがいいのかもしれません。これはそろばん式暗算が「写像」を鍛えたことに起因すると思います。というのは、そろばん式暗算は普通の学校教育では鍛える機会の少ない「右脳」(芸術脳とも呼ばれます)を鍛えることが、脳科学者によって科学的に証明されたことを知ったからこそ言えることです。
たとえば、そろばん式暗算を応用した暗算のやり方に「フラッシュ暗算」というものがあります。これは画面上に次々現れる数字を足していき、最後の数字までたした答えを求めるというものです。
体験授業にこられた保護者の方々とお話しながら、この計算を目の前でやって見せますと、珠算未経験の方はもちろん、珠算経験のある方でも「えっ!」となっていただくことができます。そしてこれは私にとっては特別なことではありません。生徒と会話しながらでも、なんならカラオケを歌いながらでもできてしまいます。
これは言語領域を司る「左脳」と芸術領域を司る「右脳」を並行して動かせるからこその技であろうと思います。そのことを先の研究結果を知り、説明できるようになりました。
現在教室には、簡単な歌を歌いながら暗算ができる生徒ならたくさんいます。大体珠算・暗算ともに2級合格前後からこの能力が見えてくるように思います。
二つのことが並行してできるということは、たとえば授業を聞きながらノートを取る。作業をしながら先生の話を聞くということが自然にできるということの裏返しになります。
そろばんなんか習っても計算しか伸びない!。とお考えの方にはどうか反論をお待ちしています。(もちろん、こうした能力がつくまでに、それ相応の期間が必要であることは否定しません)
それくらい私が指導しているそろばんの持つ力には絶対的な自信を持っています。ただ、私の指導力が完全かと言われると…。でも、少しでも子供たちが伸びてくれるように、教室にはたくさんの仕掛けを用意しています。
そして、明日も生徒たちとともに学びながら、少しでも教室をよりよくしていこうと思っています!。今日はオチなしです。ゴメンナサイ。