中学生のお勉強を見てい思うことがあります。学力を決定づけるもの。それは「語彙力」です。
語彙とは、自由自在に使える言葉の知識だと思っていただければ大丈夫です。そして私はこの意味に使っています。例えば6年生には、教科書は一切無視してこの「語彙力」を向上することに全力を注いでいます。
辞書を引いた後、その意味を読み上げるのはだめなんです。自分の言葉に直してもらいます。つまり「調べた言葉は次から作文で使える」状態にすることが目標です。結構レベルが高いんですよ。求めている。
そしてこの中身についてきてくれた中学生は例外なく高得点を出しています。少なくとも学年平均を下回ることはありません。定期試験でいただいてくる点数は、この「語彙力」と学力は深い相関関係があると経験則から言い切れます。
だから私は「英語・数学」の2教科を指導しますという塾が心底信用できません。国語の指導をせずに、どうして学力が上がるのか教えていただきたいものです。
ただ、語彙力の基礎は小学校入学前にあらかた完成しています。それは「言葉への興味」と換言できます。読書の量(絵本でいいですよ)がそのまま小学校入学時の語彙力を築いているんです。そしてもうひとつはご家庭で築かれる語彙力です。特に働かれているお母様にはなかなか難しいかもしれませんが、お子さんが言おうとしていることを先取りしていては、絶対に語彙力は伸びません。してほしいこと、言いたいことは時間がかかっても自分で言わせることです。これができているかいないかで、お子様の学力がある程度決定されると言っても過言ではないと思います。
学力の根幹は国語、特に「語彙力」にあります。これは文系教科すべてに通じます。そして理系教科の語彙力は「数字を認識する力」にあります。「計算力」はここに含まれます。つまり、計算ミスをしていても、自分で気づくことのできる能力です。たとえば、「かけざんをしているのに答えが小さくなったらおかしい」というような気づきです。
こうした「語彙力」や「数字を認識する力」をきちんと身に付けることで、上を目指していく素地は身に付きます。5教科400点オーバーもまずまずでています。今のところ、お勉強を教えている生徒の5教科平均の生徒平均は学校平均を上回っています(みんな、よく頑張ってくれてありがとう)
中学校の関係で他塾に通う、上記の事柄がきちんとできている生徒2名に関しては、どうやら学年トップと2位でワンツーフィニッシュのようです(ってこれはあちらの先生の指導の力でしょうね、T先生!。でも基礎を鍛えた自負はありますよ)
私の指導目標は「そろばんも、勉強も、クラブも、おちゃらけも、全部できる人間になること。自分の将来を自分で描ける(グランドデザインのできる)人間になること」そして、「人からありがとうと言われる人間になること」です。
学力を伸ばしつつ、「鬱陶しい」と思われても、この矜持を胸に来年も頑張りたいと思います。
本年も、当教場をそして私をご支援賜りましてありがとうございました。来年も本年以上にご支援、またご理解を賜りますようお願い申し上げます。
語彙とは、自由自在に使える言葉の知識だと思っていただければ大丈夫です。そして私はこの意味に使っています。例えば6年生には、教科書は一切無視してこの「語彙力」を向上することに全力を注いでいます。
辞書を引いた後、その意味を読み上げるのはだめなんです。自分の言葉に直してもらいます。つまり「調べた言葉は次から作文で使える」状態にすることが目標です。結構レベルが高いんですよ。求めている。
そしてこの中身についてきてくれた中学生は例外なく高得点を出しています。少なくとも学年平均を下回ることはありません。定期試験でいただいてくる点数は、この「語彙力」と学力は深い相関関係があると経験則から言い切れます。
だから私は「英語・数学」の2教科を指導しますという塾が心底信用できません。国語の指導をせずに、どうして学力が上がるのか教えていただきたいものです。
ただ、語彙力の基礎は小学校入学前にあらかた完成しています。それは「言葉への興味」と換言できます。読書の量(絵本でいいですよ)がそのまま小学校入学時の語彙力を築いているんです。そしてもうひとつはご家庭で築かれる語彙力です。特に働かれているお母様にはなかなか難しいかもしれませんが、お子さんが言おうとしていることを先取りしていては、絶対に語彙力は伸びません。してほしいこと、言いたいことは時間がかかっても自分で言わせることです。これができているかいないかで、お子様の学力がある程度決定されると言っても過言ではないと思います。
学力の根幹は国語、特に「語彙力」にあります。これは文系教科すべてに通じます。そして理系教科の語彙力は「数字を認識する力」にあります。「計算力」はここに含まれます。つまり、計算ミスをしていても、自分で気づくことのできる能力です。たとえば、「かけざんをしているのに答えが小さくなったらおかしい」というような気づきです。
こうした「語彙力」や「数字を認識する力」をきちんと身に付けることで、上を目指していく素地は身に付きます。5教科400点オーバーもまずまずでています。今のところ、お勉強を教えている生徒の5教科平均の生徒平均は学校平均を上回っています(みんな、よく頑張ってくれてありがとう)
中学校の関係で他塾に通う、上記の事柄がきちんとできている生徒2名に関しては、どうやら学年トップと2位でワンツーフィニッシュのようです(ってこれはあちらの先生の指導の力でしょうね、T先生!。でも基礎を鍛えた自負はありますよ)
私の指導目標は「そろばんも、勉強も、クラブも、おちゃらけも、全部できる人間になること。自分の将来を自分で描ける(グランドデザインのできる)人間になること」そして、「人からありがとうと言われる人間になること」です。
学力を伸ばしつつ、「鬱陶しい」と思われても、この矜持を胸に来年も頑張りたいと思います。
本年も、当教場をそして私をご支援賜りましてありがとうございました。来年も本年以上にご支援、またご理解を賜りますようお願い申し上げます。