瓢箪山教場では学習塾を並行して運営しているのですが、こちらの生徒は原則としてそろばん学習をしている(いた)生徒に限定しています。
ありがたいことに、毎年必ず1件は塾のお問い合わせを頂戴するのですが、(申し訳ないなとおもいつつ)お断りをしています。ただ、・人数(席数)に余裕があって・在籍生徒全員が入塾に同意して・(成績に関係なく)生徒本人にじゅうぶん頑張る意志が合って・保護者の方も指導方針にご同意いただく。これらをすべて満たしたときには、当教場でそろばん学習をしていない生徒でもおうけすることがあります。
とはいえ、原則として当教場でそろばん学習をしていない生徒は、塾指導をお断りしている訳なんですが、これについて私の考えをここに記しておきます
① 生徒との関係性を築くにはそれなりの年月がかかるから
こどもというのは楽をしたいものです。これは保護者の方がどんなに一生懸命愛情を注いでお子様を育てていただいたとしても、そういうものです(もちろん程度の差はは大きくあります)。勉強を指導する側としては、様々な接し方をする中で、どうしても強く叱責する必要がある時が出てきます。このときに「ここまでは叱っても必ず前を向いてくれるはずだ」と、生徒を信用して叱る場面があります。これは言語化することは難しい感覚なのですが、、、。この「感覚」は長期間その生徒の成長を見守ってきたからこそできるものだと思っています。全員に必ずしも上手くいくわけではないのですが(これが私が未熟である証でもあるわけですが、、、)、この関係性が教室を巣立ったあとも折に触れて報告に来てくれる生徒の多さに表れているのかなと思っているわけです。学習塾で小学校の低学年、場合によっては小学校入学前から生徒との関係性があるというところは、そんなに多くないのではないかと思っています(なんなら高校生になっても:現に現在高3を2人見てます。そして大学生の卒論の添削もすることがありますしね)。このために遅くとも4年生の間にお預かりをさせていただきたいのです。
② そろばんで培う集中力や数の感覚は「紙だけ(タブレットなどを含む)」の学習で育てることが難しいから
これはいわゆるプリント式のお教室を否定するものではありません。そろばんは「そろばん」という具象物を操作して計算しますし、そろばん式暗算はそろばんを脳内に浮かべて計算を行います。また、検定試験に合格するためにはあらかじめ決められた時間内に所定の正答率を超えなければなりません。こうした経験を積み上げることで@数に対する感覚」が育ち、「集中力が高まる」ことが期待されます。実際に珠算・暗算の合格級位と成績には強い相関関係があります。
いわゆる「勉強」では育つことのない能力が、そろばん学習で伸びることが期待できるわけです。入学時は該当学年の計算が指折りでも難しかった生徒も、結構な割合で平均値を超える高校へ進学するまでに伸びてくれる。そんな生徒をたくさん見てきています。
③ 塾として、とにかく変則的な指導をしているから
普段はそろばんの先生をしていますので、そろばん指導の後でしか塾指導ができません。試験期間中であっても早い時間から授業ができるわけではありません。入試前であってもそろばん行事があれば、特別な授業をできなくなるときもあります。それでも教え子がそれなりの成果を出してくれているのは、そろばん授業で培った「強い基礎的リテラシーがあるから」だと確信しています。レギュラー授業は週あたり4.5時間。これで五教科を指導して教え子たちはこうした成果をだしてくれています。こういうやり方をしている塾は日本全国を見ても稀かもしれません。
というわけで、当教場では学習指導でお預かりする生徒はそろばん学習を当教場で頑張った生徒に限定したいというわけなんです。もしこのブログをお読みの保護者の皆様の中に、当教場に学習指導も預けたいとお考えのかたがおられましたら、できる限り3年生までに、遅くとも4年生の12月までにそろばん教室にご入学いただきますようお願いいたします!
ありがたいことに、毎年必ず1件は塾のお問い合わせを頂戴するのですが、(申し訳ないなとおもいつつ)お断りをしています。ただ、・人数(席数)に余裕があって・在籍生徒全員が入塾に同意して・(成績に関係なく)生徒本人にじゅうぶん頑張る意志が合って・保護者の方も指導方針にご同意いただく。これらをすべて満たしたときには、当教場でそろばん学習をしていない生徒でもおうけすることがあります。
とはいえ、原則として当教場でそろばん学習をしていない生徒は、塾指導をお断りしている訳なんですが、これについて私の考えをここに記しておきます
① 生徒との関係性を築くにはそれなりの年月がかかるから
こどもというのは楽をしたいものです。これは保護者の方がどんなに一生懸命愛情を注いでお子様を育てていただいたとしても、そういうものです(もちろん程度の差はは大きくあります)。勉強を指導する側としては、様々な接し方をする中で、どうしても強く叱責する必要がある時が出てきます。このときに「ここまでは叱っても必ず前を向いてくれるはずだ」と、生徒を信用して叱る場面があります。これは言語化することは難しい感覚なのですが、、、。この「感覚」は長期間その生徒の成長を見守ってきたからこそできるものだと思っています。全員に必ずしも上手くいくわけではないのですが(これが私が未熟である証でもあるわけですが、、、)、この関係性が教室を巣立ったあとも折に触れて報告に来てくれる生徒の多さに表れているのかなと思っているわけです。学習塾で小学校の低学年、場合によっては小学校入学前から生徒との関係性があるというところは、そんなに多くないのではないかと思っています(なんなら高校生になっても:現に現在高3を2人見てます。そして大学生の卒論の添削もすることがありますしね)。このために遅くとも4年生の間にお預かりをさせていただきたいのです。
② そろばんで培う集中力や数の感覚は「紙だけ(タブレットなどを含む)」の学習で育てることが難しいから
これはいわゆるプリント式のお教室を否定するものではありません。そろばんは「そろばん」という具象物を操作して計算しますし、そろばん式暗算はそろばんを脳内に浮かべて計算を行います。また、検定試験に合格するためにはあらかじめ決められた時間内に所定の正答率を超えなければなりません。こうした経験を積み上げることで@数に対する感覚」が育ち、「集中力が高まる」ことが期待されます。実際に珠算・暗算の合格級位と成績には強い相関関係があります。
いわゆる「勉強」では育つことのない能力が、そろばん学習で伸びることが期待できるわけです。入学時は該当学年の計算が指折りでも難しかった生徒も、結構な割合で平均値を超える高校へ進学するまでに伸びてくれる。そんな生徒をたくさん見てきています。
③ 塾として、とにかく変則的な指導をしているから
普段はそろばんの先生をしていますので、そろばん指導の後でしか塾指導ができません。試験期間中であっても早い時間から授業ができるわけではありません。入試前であってもそろばん行事があれば、特別な授業をできなくなるときもあります。それでも教え子がそれなりの成果を出してくれているのは、そろばん授業で培った「強い基礎的リテラシーがあるから」だと確信しています。レギュラー授業は週あたり4.5時間。これで五教科を指導して教え子たちはこうした成果をだしてくれています。こういうやり方をしている塾は日本全国を見ても稀かもしれません。
というわけで、当教場では学習指導でお預かりする生徒はそろばん学習を当教場で頑張った生徒に限定したいというわけなんです。もしこのブログをお読みの保護者の皆様の中に、当教場に学習指導も預けたいとお考えのかたがおられましたら、できる限り3年生までに、遅くとも4年生の12月までにそろばん教室にご入学いただきますようお願いいたします!