さて、新学期も落ち着いてきましたね。小中学校へと入学をした児童・生徒のみなさんもようやく新しい学校に慣れた頃ではないでしょうか? 緊張しているときはあまり気にならなくても、平常運転になってくると気になるのが「学習時の姿勢」ですね。
「まっすぐ座る」これが本当にできていません。私はそろばんの授業中に生徒の姿勢が悪くなってくるとすることがあります。それは「1分間じっとするチャレンジ」です。まず、自分が1番楽だと思う姿勢をしてもらいます。このときはどんなに悪い姿勢でも何も言いません。ただし、「その姿勢のまま1分間動いてはいけない」ということだけを伝えます。ほとんどの生徒が机に突っ伏した姿勢か、後ろに頭を反らした姿勢のどちらかになります。
じゃあいくよー。よーい始め!
40秒もしてくるともぞもぞと動き始めますが「動いたらダメ!」と声をかけます。そして1分すると「けっこうしんどいなー」という声が聞こえてきます。そして次に背筋を伸ばして手をふとももの上へ置き、まっすぐに前を向いた姿勢で1分間じっとしてもらうのです。
終わってみると「こっちのほうが楽やなー」という声が聞こえてきます。ここで、人間の体の部位で1番重いのが頭であること、姿勢が悪いとその頭を首のみで支えるので疲れることが当たり前であること。まっすぐ座ると背中全体で頭を支えることになるので平気なことなどを分かりやすい言葉で伝えます。
それから、鉛筆の持ち方がなぜ決まっているのか? 下敷きはどうしていれるのか? どうして鉛筆は削った方がいいのか?
といった学習に向き合う姿勢や態度、習慣といった中身をお話していくのです。そうして姿勢がきちんとなっていく生徒は例外なく学力は伸びていきます。これはあくまで経験則ですが間違いのない事実です。
姿勢を良くすることは克己心を育てることに繋がるからだ。私はこう考えています。だからこそ低学年の間に学習習慣と正しい姿勢をきちんと涵養し、中学年で宿題を(少ないけれども毎日というめんどくささとの戦いとなるように)出して毎日学習する習慣を育てて、高学年で難しい課題を乗り越えることを通して自己肯定感を高めていくー。という一連の流れを下支えする「姿勢」は今の時期にうるさく言うのです。
それは「正しい姿勢」が「正しい学習習慣と学力」を育てるからに他なりません。学力を高めるためにはその基礎の基礎を徹底的にしておかねばならないのです。この時期は特に「姿勢」をしっかりと指導するのはこういうわけなんですね。
「まっすぐ座る」これが本当にできていません。私はそろばんの授業中に生徒の姿勢が悪くなってくるとすることがあります。それは「1分間じっとするチャレンジ」です。まず、自分が1番楽だと思う姿勢をしてもらいます。このときはどんなに悪い姿勢でも何も言いません。ただし、「その姿勢のまま1分間動いてはいけない」ということだけを伝えます。ほとんどの生徒が机に突っ伏した姿勢か、後ろに頭を反らした姿勢のどちらかになります。
じゃあいくよー。よーい始め!
40秒もしてくるともぞもぞと動き始めますが「動いたらダメ!」と声をかけます。そして1分すると「けっこうしんどいなー」という声が聞こえてきます。そして次に背筋を伸ばして手をふとももの上へ置き、まっすぐに前を向いた姿勢で1分間じっとしてもらうのです。
終わってみると「こっちのほうが楽やなー」という声が聞こえてきます。ここで、人間の体の部位で1番重いのが頭であること、姿勢が悪いとその頭を首のみで支えるので疲れることが当たり前であること。まっすぐ座ると背中全体で頭を支えることになるので平気なことなどを分かりやすい言葉で伝えます。
それから、鉛筆の持ち方がなぜ決まっているのか? 下敷きはどうしていれるのか? どうして鉛筆は削った方がいいのか?
といった学習に向き合う姿勢や態度、習慣といった中身をお話していくのです。そうして姿勢がきちんとなっていく生徒は例外なく学力は伸びていきます。これはあくまで経験則ですが間違いのない事実です。
姿勢を良くすることは克己心を育てることに繋がるからだ。私はこう考えています。だからこそ低学年の間に学習習慣と正しい姿勢をきちんと涵養し、中学年で宿題を(少ないけれども毎日というめんどくささとの戦いとなるように)出して毎日学習する習慣を育てて、高学年で難しい課題を乗り越えることを通して自己肯定感を高めていくー。という一連の流れを下支えする「姿勢」は今の時期にうるさく言うのです。
それは「正しい姿勢」が「正しい学習習慣と学力」を育てるからに他なりません。学力を高めるためにはその基礎の基礎を徹底的にしておかねばならないのです。この時期は特に「姿勢」をしっかりと指導するのはこういうわけなんですね。