私がそろばんを教えている、というかそろばん「で」教えているのはこんな考えがあるからなんです。
「小さいうちから物事に取り組むことが当たり前になってほしい。そろばんは努力に結果が正直に出るから、そろばんで結果を積み上げることを通して、自分の望む進路を掴み取るための努力ができるようになってほしい」
ところで、授業内容にそろばんしかないと、そろばんが出来なくなることでいやになってしまう。そんなことになってほしくないので、漢字だったり暗誦だったりパソコンを用いた計算練習だったりラジバンダリ…。
ま、そろばん以外にも頑張ることが認められる学習イベントを用意しているわけです。
もちろん、すべての子どもたちが勉強に邁進しないといけないわけではありません。ただ、自分の望む進路に向かうための力をつけてほしい。それだけなんですね。
そして、日本社会で生きていくために最低限度必要な「読み書きそろばん」には拘りたいと。そういうわけなんですね。
来年度からの中学校の教科書改訂は私の考え方からは遥か遠いものになってしまいますが、それでもやらないわけにはいきません。理想論だけでは子どもたちの進路を閉ざしてしまうことになりかねないからです。
そうならないように、そして学びの時間を止めないためにも、環境は改善を続けますよ。
ソノタメニアサカラトオクマデキテルノニカイテンジカンガカワッテルナンテ…